本日を持って移動される方、退職される臨時職員の方、総勢17名もの皆さんとお別れ。
たくさんの学びと、たくさんのお骨折り、本当にありがとうございました。
共に長野県が、全国の見本となるようにがんばりましょう! 本当にありがとうございました!
本日4時より、会見場にて「3月26日発表の5補助ダムへの2010年度予算配分に講義する」と題した抗議書が国土交通省の前原大臣宛に出され、4時より地元住民代表の皆さんが記者会見をされた。
浅川ダム(長野県)、新内海ダム(香川県)、路木ダム(熊本県)、与布土生活貯水池(兵庫県)、野間川生活貯水池(広島県)の5補助ダム。
「全てのダム事業の見直す」として、関係府県に「事業の再検証」を要請したが、検証の拒否にあってそのまま認めるのか。「ダムに頼らない治水へ」と全てのダム事業の見直しを進めるべきと抗議。
抗議に名を連ねているのは以下の皆さんでした。
内海再開発事業認定取り消し訴訟原告団・内海ダム再開発事業対策弁護団・寒霞渓の自然を守る連合会・環瀬戸内海会議・<長野の開発と環境を考える>信州ラブソディ・浅川千曲川等治水対策会議・稲田地区浅川問題を考える会連絡会・浅川ダム建設予定地の再調査を要望する会・長沼 浅川千曲川の治水を考える会・路木ダムを考える河浦住民の会・羊角湾を守る漁民の会・天草の海を考える会
先日、今井議員が憤慨していました。「地元○○市・○○○町の首長からもお願いされている・・・」という知事答弁。本人に聞いてみれば、「そんな話はしていない・・・。」どーなってんだい!
自然を痛めつければ、必ず「しっぺ返し」が来ることをうんざりするほど、経験してきているはずなのに、懲りない「いのちより金」。どーにかしなくては!日本人のこころをとりもどそう。欧米主義は行き詰まり。
本日11:10より、トライアル信州の今井議員と小林議員、あおぞらの北山議員は衆議院議員会館別館面談室にて、ダム建設への補助金交付見直しを求める要望書を住民団体の代表者と共に提出し建設反対の意思を伝え、意見交換をしました。ツꀀ
長野市在住の中沢勇氏とお兄さんの中沢徳繁氏は、共にダム災害について研究を重ねその成果を「危険でムダな浅川ダム」(700円)と、犀川の惨状をレポートして「ダム災害との闘い」(1500円)を著わしました。共に地元の川辺書林発行です。党利党略、歪んだ権力の中でもみ消されていく事実。長野県民の必読書です。ツꀀ
今井議員は自らの浅川ダム反対討論と、この著書を携えて国会に乗り込みました。ツꀀ
外圧に負け続け、気がつけば地方は歳出超過でもっとも基本の住民福祉に手が回らなくなってしまいました。ツꀀ
M&Aの「国盗り合戦」ここに極めり!国民・県民の「民度」が問われています。このまま、国がなくなるのだろうか?旧政権に一刻も早く「おさらば」しなければならないときです。今井議員ガンバレ!! ツꀀ
昨日の今井議員の監査委員についての反対討論を、以下に記します。
秘書問題、さらには職権乱用かと思われるような、今回の疑念・・・。県民の皆さんは?
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今井議員 反対討論 第70号監査委員選任について 平成22年3月17日
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監査委員選任に関し、反対討論を致します。
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永井議員の質疑もありましたが、わがトライアル信州は、人事案に対し、当然知事選任権を尊重する立場であり、個人の政治的スタンスや資質を論ずるべきものではないことは、よく承知しております。
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前県政時の人事案件の際には、今期当選してきた議員の皆様は、想像もつかないことと思いますが、人格も高潔で識見もあると思われる大学の学長や、銀行の頭取り等は後援会に近いという理由で「ノー」を出されたり、また、市町村長を経験し、地域に一定の支持のある方が「公安委員」には不適格とされました。では、「別の適任と思われる委員には」と、再度提案されると、それも理由なく「ノー」と否決。それでは、多数派の皆様がお伺いをたてたかのような立派な首長・県議経験者を提案しましたが、それも否決となり、大変ショックを受けたことが甦ってまいります。
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3年前の高見澤委員の県職を辞しての提案の際に申し上げましたが、県職員の常勤監査、代表監査に関しては、問題を投げかけてまいりました。しかも、今回は「肩叩き」による任期途中であり、後任はまた、県の企画・立案・実行の中心となる総務部長の中途退職者によるものであり、到底県民の納得いくものではありません。
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お二人とも、知事の後輩の東大卒でありますから、識見も高く、非の打ち所もありません。3年前私の質問に対し、知事は「監査委員の職務は、知事の指揮監督に服さず、知事から独立した立場で、県関係機関における財務に関する事務の執行。それから、経営にかかわる事業の管理。これが、法令に準拠して適正に行われているか。効果的・合理的・能率的に行われているかということを監査するのが職務でございます」と、お答えになっておりますが、今回の人事案は県民の皆様には「知事から独立した立場」とは、捉えられかねる、捉えられにくいと思います。
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また、監査委員の最大の仕事は、決算の監査であります。知事のもとで予算を組み立て、その執行を行ってきた方が、一転して、「そのものの監査に当たる」ということに対し、県民の皆様には納得しがたいと思われます。選任されようとしている方が適任であるか、そういう問題ではありません(それ以前の問題あって)。県民視点から監査実施がなされるのか、疑問であります。以前(5年前)に公募の人事がうまくいかなかったことは、誠に遺憾であります。
しかし、監査委員会事務局長に外部からの職員を配置するなど、県民にとって、オリンピック帳簿焼却問題等で、県政に不信・不満を持つ県民にとって大変民主的なものと映りました。今回また、地方制度調査会の答申にもOB職員をあてることの弊害が指摘をされている中でもあります。「定められた手続きにのっとって行ったのだから、適切な事務執行である」との判断では、内容や効果に踏み込んでおらず、住民監査請求等では通用しないのではないかと思います。
事業仕分けが叫ばれる中、全国的にも県政のチェック機能を果たす監査委員の役割は大きく、このような流れは止めるべきであると思います。また、副知事・秘書3名の県職員化等、全ての人事案がまったく問題なく、知事のご発声と同時に県議会が応援・支持に回るという流れも変えていってほしいと、知事選「53万人対60万人」という僅差で勝敗のあった、半数近い県民の多くの声も、段々と大きくなりつつあります。
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どうか、今回この人事案に関しましては、このような流れを大きく止めて頂くと言う点でも、3年前は、「質疑」という形でありましたが、県議会の賛成を受け、就任しましたからには、あと一年の任期を全うしていただきたく、今回の人事案には、「質疑」ではなく、「反対」とさせていただきます。
議員各位のご賛同をお願い申し上げます。
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2月定例会最終日。新年度の常任委員、委員長・副委員長の選任、承認がなされた。トライアル信州では、第70号の監査委員の選任について、永井議員が質疑、今井議員が討論をしました。ツꀀ
県民の疑問は、ますます膨らんでいます。永井議員の質疑を以下に載せました。ツꀀ
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永井議員 質疑 2010年3月17日ツꀀツꀀ
監査委員の選任について、伺います。ツꀀツꀀ
ツꀀ 13日付けの信濃毎日新聞の報道を見て驚き増した。「知事に退任するよういわれ辞任する」と伺えるような記事でありました。これがもし事実とすれば、村井県政における由々しき問題で、監査委員制度を蹂躙する特別職人事における異例中の異例と思われます。知事が退任を打診するとは、体のいい「罷免」とも受け取れるものです。もともと、監査委員は、知事が議会に提案され承認されたもので、高見澤氏のように識見を有するものから選任されたものは、任期4年の身分が保証されています。このことは、任命権者である地方公共団体の長と対立する関係に立つこともあり得ることから、恣意的に監査委員を罷免することを防止するために、地方自治法第197条の2には、①心身に故障のため職務の遂行に耐えないとき。あるいは、②職務上の義務違反その他監査委員にふさわしくない非行があるとき。議会の同意を得て、罷免することができる。ツꀀ
この場合には、議会の常任委員会又は特別委員会において公聴会を開かなければならない。」と規定されています。(同2項には、「前項の規定による場合を除くほか、その意に反して罷免されることはない。」ともしております。) と言う事は、一度選任された監査委員の人事は、二重にも三重にも慎重でなければならいものとなっています。ツꀀツꀀ
ようは、人事権を持つ知事が、絶大的な力を持つ知事が、好きなような思うがままの人事はできないようになっているものです。ツꀀツꀀツꀀ
そこで以下4点について、知事に伺います。ツꀀ一点目、信毎の記事について、任期途中の交代理由を「特にない」としながらも、今は、「タイミング」だったと言われますが、私には理解のできないことであります。その、「タイミング」ということと、「4年間の人事」と決められているをどのように考えられるのか、お聞かせいただきたい。ツꀀツꀀ
二つ目、ご自身が議会承認を得、選任したものが、心身の故障もなく、職務上の義務違反も、非行もない特別職の監査委員を自分の部下のごとく、途中退職に追い込み、新しい人事案を提案されておりますが、どのような経緯により今回の人事を決意されたのかお聞かせいただきたい。ツꀀツꀀ
官僚であった知事が、このようなことを百も承知で、「禁じ手」であったこのような8異例中の異例の)人事をするからには、たとえば、浅川ダム工事差し止め等を求める住民監査請求に対し、2月22日「棄却」の結論が出されましたが、その監査結果に見解の相違を感じられたのか、通常監査や先日出された外部監査結果の内容が、知事部局にとって思惑が違う部分でもあったのか、それともこのまま監査委員を任せておいては“暴走”をされる危険性を感じられたからなのでしょうか。ツꀀそのようにでも取れるわけであります。ツꀀ
三つ目、現職の職員が早期退職して、新たに監査委員になると言うのも異例の人事だと思いますが、このような人事を県民はどう思われるか、心配です。ツꀀツꀀ
自分が選んだ現任者を退職にまで追い込んで、気にいった職員で自分の直近にいた総務部長を、しかも、知事選まであと数ヶ月を前に選任する事について、奇異に感じませんか。これでは、知事の人事の私物化と言われてもしょうがありません。公明正大を旨とする村井県政にとって、晩節を汚したと批判を浴び、時代に逆行し、開かれた県政が後退しているように取られかねません。取られます!
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ツꀀこのような人事を認めれば、監査委員が知事からの独立性を失い、場合によっては知事と相対立する立場に立ち得ることを困難にます。そのために、地方自治法198条の3に規定されている「監査委員は、その職務を遂行するに当っては、常に公正不偏の態度を保持」することを危うくされてしまうとするお考えはないでしょうか。伺いたいと思います。ツꀀツꀀ
ツꀀ 四つ目、地方制度調査会の答申にも「OB職員は馴れ合いになる」「身内に甘くなりがち」とか「従来の慣行になれているため限界がある」として、その弊害がはっきりと指摘されています。昨今は、自治体間でも職員のOBは止めていこうという傾向が出ております。地方制度調査会の専門小委員会にも、実施すべきという結論に達した監査委員の公選制導入について、知事はどのようなお考えを持っておられますか、併せて県民視点からの監査の実施にあたってはどのような制度が望ましいと思われるか、お伺いします。ツꀀツꀀ
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私は、選任される人に対して云々と言うことはありませんが、知事の監査委員制度への見識や、今いわれている職員の天下り人事、こういう問題に触れてお考えをお聞きするものです。ツꀀ
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3月3日の今井議員の浅川ダム建設に関する反対討論を以下に載せます。ツꀀ ツꀀ
今井議員 第54号(治水ダム建設事業浅川ダム建設工事請負契約のツꀀツꀀ締結について)に対する反対討論 平成22年3月12日ツꀀツꀀ
ツꀀツꀀ治水ダム建設事業浅川ダム建設工事請負契約の締結について、反対討論を致します。ツꀀツꀀ
ツꀀツꀀまず、浅川の洪水被害は、下流域における内水氾濫によるものであり、現在毎年のように洪水被害を受ける人たちにとって、穴あきダムは効果がないことは明らかになっています。現実に苦しんでいる人たちがいるので、まずその人達を救済する内水対策が実行されるべきです。県内を見ますと、昨年8月に諏訪市で発生したゲリラ豪雨災害と同様の災害が起こり、都市化が進んでいる浅川中流域を守る最も合理的方法が穴あきダムと知事は言われておられるが、県が公表している浸水想定区域図をみれば、松本市や岡谷市、諏訪市の被害予測のほうがずっと深刻であり、「選択と集中」の考えからも優先度も違うと思うのです。ツꀀツꀀ
ツꀀツꀀ2つ目、地滑り地帯にダムは造ってはならないこと。しかも、地滑り指定地にかかる我が国初のダム計画であります。地滑り対策を施すといいますが、奈良県の大滝ダムのように試験湛水時にもうストップのかかってしまっているものもあります。流域住民の生命を守るのではなく、逆に危険にさらすことになると思います。ツꀀツꀀ
なぜ、何の為に、誰のために建設するのか、住民が理解し納得していません。ダム災害が起きた時の責任はいったい誰が取れるのか疑問です。(昭和60年)地附山地滑りで被災された方、論電ヶ谷池の決壊を経験された方、昨年夏、鏡池の地滑り等で不安がる浅川小のPTAの方、語り継がれてきた善光寺地震の恐怖を恐れる人々、中止を訴え差し止め請求を起こした多くの人々がいます。ツꀀツꀀツꀀツꀀ
3つ目、穴あきダム決定は十分に議論が尽くされたとは言えないという点です。村井知事就任10月、それまで6年間かけて「ダムなしの河川整備案」を検討してきていた浅川流域の治水対策はダム有りも検討することとなり、腰原氏を副知事に任命するや否や、11月1日「治水・利水対策推進会議」を設置し、その会議の議長とし、翌2月7日には、同会議により「治水専用穴あきダム」と決定されました。ツꀀツꀀダムなしから、ダムありとなったのは、わずか3ヶ月でありました。この大きな転換後、地域住民又団体、有識者に対し、説明会を行ったのです。あたかも穴あきダムが「長い間の議論の結果、住民と共に出した結論」とされるのは間違いです。ツꀀツꀀ
ツꀀツꀀ4つ目、「穴あきダム」の建設意義や効果は、大変疑問であり、本当に安全であろうかという点である。京都の宇治の山奥で、約6,000万円をかけて行った模型実験では、モルタルで出来た小さな浅川に小さな玉砂利がしゃもじで入れられ、樹木の代わりに根も枝もない、わりばしが小さなバケツから職員の手によって「流しそうめん」のように、パラパラと流されました。そして、何より土砂や樹木が穴に詰まるか、貯水量を確かめための実験ではありましたが、肝心の地滑り実験は除外されていました。ツꀀツꀀ
ツꀀツꀀ5つ目、根本的な「ダム論」を国も転換しようとしています。「ダムあり」の根拠となった「基本高水」の検証をはじめ、ダム論の転換の重要な時であります。県民・国民の信任を受けた「コンクリートから人へ」という政策。それに基づく浅川等ダムの中止という決断は、次代を担う子どもたちの為の大きな政策論、環境論、哲学論に寄るべきものであると思います。河川管理者・責任者の決定を唯一チェック、または歯止めできるのは、その機関である議会であります。その議会が後世に悔いないどころか被害を残さない決定をすべきであると思います。ツꀀツꀀ
ツꀀツꀀ県議会の皆様の価値観・考え方の発想の転換にご期待申し上げ、危険で無駄な浅川ダム建設の反対の討論と致します。ツꀀツꀀ
ツꀀツꀀツꀀツꀀ
本日、9:00から国会国土交通委員会にて,参考人陳述に続いて、田中康夫氏が質疑に立ちました。ツꀀ 今井議員の「誰のための建設か」、もうだまってはいない。時代が転換を要求しています。 ツꀀ