甲子園大会中止、無念である。子どもは甲子園や中高体連大会や文化祭の中止は望んでいない。子どもの目線で考える大人はいないのか。コロナの対策に対しても子どもは検討委員にも審議会や専門家会議にも加われない。意見を言う機会がない。国では高校生18才には選挙権を与えたが、真剣に且つ対等に意見を聴く姿勢はない。
今、子どもは誰も九月入学を検討してくれとは言っていない。すべて「大人」達、行政や政治家や専門家や大学の先生等の会議で決定していく。そんな検討をする時間があるなら現実の授業やクラブや大会がどう工夫したらできるのかを 財政も含め考えてほしい。
「過密化」が問題なら、子どもが多様化し減少するにもかかわらず、半世紀にもわたる小中高40人学級を35人学級 30人学級に変えたらどうか。今月7日 から元通りの登校に戻した村では、不登校だった生徒も登校した。又 分散登校の生徒はクラスが少数となり「授業がわかり易い。質問しやすい。しっかり教えてもらえる」と言う。
コロナを教訓に国は「四十把ひとからげの教育」を先進諸国並みの数にし一人一人を大切に、検査等も優先し安全を整え、早急に子ども達の望む「教育」を実現してほしい。
令和2年5月21日
今 井 正 子
信濃毎日新聞「建設標」に投稿しました。
令和1年12月5日
長野県知事 阿部 守一 様
蓼科高等学校1学級減の見直しについて要望
蓼科高校の未来を考える会
代 表 前所 幸明
長野県は全国4番目に広く、8つの県に接し、どんな山でも谷でも学びの場がある、教育県長野です。厳しい一期再編が終わり、二期再編は都市部存立校と中山間地存立校に分け、中山間地存立校には120名(3学級)が望ましいと明記されました。中間山地存立校とされた蓼科高校は地域、高校や同窓会も魅力ある高校づくりに向けて長野大学と共に3学級を4コースにしパンフレットを作り、既に保護者説明会や各中学校を回っておりました。
第6通学区(佐久地域)で今回中学卒業生75名減による1学級減が蓼科高校にきましたが、上小地区からの入学者が半数超という120年近い歴史があります。学区制の時も調整校であり、3年前には上小から70名の入学生がありました。今回地域協議会が始まる前に蓼科高校の2学級化は一期の分校・キャンパス化、廃止のルールがそのまま継続する中で、中条等前例を見ても120~80~40と募集が変わり現在20人前後の生徒数という現状があります。
第6通学区の校長会での1学級減の話が出され、不安を感じて蓼科高校振興協議会 (会長 立科町長、副会長 長和町町長、上田市長、同窓会長、議長)を開き、町、同窓会、PTA等(中高)で3学級維持の要望を何回か行って、本年は維持できるとの方向でしたが、11日の定例教育委員会の突然の発表に驚き、15日に再度伺った次第です。
私達地域の子ども達や保護者達にとって40名減は大変厳しく、又 同窓生にとっては存続危機にもつながると再度見直し頂けるよう強く要望いたします。
中山間地存立校としての蓼科高等学校3学級維持の要望書.PDF
令和元年12月1日
蓼科高等学校3学級維持について
前 県議会議員 今井 正子
蓼科高校2学級問題は、約20年前から県教育委員会から提示されては覆してきました。
19年前の100周年に向かっている時、夏休み明けの職員会で校長先生が「来年は2学級にするので教育課程をつくるように」「外の人には内緒だ!」と言われ、100周年記念のために学校によく見える遠山町長や 倒れた議長に代わって山越敏子副議長に隠していることは苦しく、とうとう円形脱毛症になってしまったものでした。家庭科室に女性教員皆で校長先生をお呼びし「なぜ100周年に向かって皆も地域も燃えている時に2学級にするのか? 100周年式典に頑張っている町長、同窓会、PTA、議会や町民に内緒で、式典が終わったら告げるのは卑怯ではないか」と聞いたら机をたたいて 「上り調子で勢いの良い時だからこそ2学級(40名減)にするんだ。生徒が減って下火に なってからではだめだ」と言われました。最低な卑怯者と思ったけれど、言い返すことはできず女子職員皆で打ちひしがれた。校内は3ヶ月間 来年は2学級と進んだが、その間に町長が粘り「命を懸けて蓼高を守るので、県教育長が辞めたら2学級を考える。それまでは2学級などを考えない!」と県教育委員会に保護者含めて20数名揃ってバスで向かい、強く要望し3学級を守り切った。
しかし、県教育委員会はその年の生徒募集にあたり丸子、上田東、東部高校を1学級(40名)ずつ120名(蓼高の定員と同数)増員して、蓼科高校入学者は68名となり、そのA校長は松本県ヶ丘の校長としてご栄転。次に赴任した高山校長は68名を2学級扱いせず「3学級」として頑張ろうと 言われ、翌年は120名定員をオーバーの志願者があり皆で泣いた。その翌年 校長と事務長(県教委)、今井(県議会)も県庁に行くことになった。「68名」にも屈せず、時の町長は県から「希望者もいない」と数を言われたが、「周囲の3校をわざわざ増やさず、昨年と同じ条件に戻したら、昨年と同数かそれ以上が来たはずだ。条件を変えずにやってから物言え!」と決して折れなかったのです。
本年8月1日に同窓会長から校長会で学級減の話が出たことを偶然聞き、即高校へ飛び佐久より上小の方がずっと多い「調整高校」だという事を伝え、頑張ってみるという言葉を信じ、又 町長に心配で聞いても「内々でやっていますから」と話もできず、同窓会長からも11月に入っても「今年は3学級維持は大丈夫です」と言われ、11月11日の定例教育委員会の直前、はっきり「3学級維持」と課長が言わないので危ないと思い県庁に飛ぶと「2学級」となっていたのです。委員会後の県教育長会見でも その件と校長等人事に対し質問すると、続いて竹花議員が「望月がなくなった今、すぐ蓼科では!この地域は疲弊してしまう。再考を願う」と発言。翌日にでもすぐ抗議するならともかく15日に整えてやっと要望。しかしマスコミにも載らず…。認めてきてしまったような感じなのでしょうか?
その後の高校の評議委員会では、土屋春江さんや竹花信明さん方々等からも、「2学級からは毎年入学者数にチェックがつき、廃止か分校に向かう」と3学級維持を訴えられたと聞く。
又 長野大学の兎先生のように4コースとしてグランドデザインされた先生も大変困っていたとの同窓会長の言葉でした。
どうされますか?直後なら先決事項といっても同窓会長、PTAはじめ町当局、振興会(副)の長和町、上田市、教育長、議会で出掛けしっかり3学級(いずれ35名×3=105名 やがて30名×3=90名と少人数化しても)維持を伝え『中山間地存立校』とされた時点で、『120名(3学級)が望ましい』との明記の中で二期再編に向けて魅力ある学校づくりをグランドデザインし、4コースを考え、パンフレットにうたい、中学生の体験入学、中学校まわりもすべて行った後での2学級は納得がいかないと伝え、新聞等PTAの親達、又 中学校のPTA会長たちの声を載せながら覆す可能性はあったはずです。教育の世界には何事も「絶対だめ」という事はなく、県教育長曰く「あくまで地域の意見を聞いて」という中で、地域懇談会も佐久地区は行われないうちに、第6通学区(佐久)の中学卒業生75名マイナスを半数以上、第5通学区(上小は27名プラス)から入学者のある蓼科高校1校が受け止めるのは実状に合っていないと思います。(そのために15日の朝、知事、教育長、第5通学区の4県議にも状況をお伝えしておきました)
もう、2学級という決定なので、従ったというなら次の要望を早急に出された方がよいと思われます。教育長、同窓会長、校長先生とは話しましたが、12月3日の17時が陳情締め切りなので。
1.志願者が80名を超えた場合は入試により合格者を80名以上(2~3名ではなく志願者数に応じて)出せること。もちろん定数以上の数については町も全面的に協力する。
2.募集要項のとおり3学級体制でコースを組む予定なので、来年度の教員定数を維持できるよう過配をお願いしたい。
等の陳情(要望だと県の教育委員会(8F)の中で処理されてしまう)しておかないと「80名」が上限となり、翌年から志願者が減った場合、そんなに長年経たないうちに、「全校160名」という10数年前の一期再編のルールが同数のまま今後10年の二期再編もついている限り、大変厳しくなるかもしれない。(これも先例がすべてそうだからと決めず、特別な頑張りがあれば可能性がないとは言い切れないが、「3学級堅持」を県に訴えていくのと違い、保護者、生徒の選択なので更なる努力は必要だと思う)県立高校の存在は近隣行政ともつながり町の存続、発展をも左右すると思うのですが、いかがお考えでしょうか。
前回の陳情「3学級維持の要望」は9月定例教育委員会(9月10日)の前にやらねば委員会の議論にならないと気をもんでいましたが、終了後の翌日11日でした。10月は定例教育委員会はなく、次に教育委員さんの集まるのは11月11日、「2学級」の資料が出された時でした。よって委員会の中では蓼科高校については何の説明、議論もなく又委員からの質疑もなく終わりました。その上議会宛には提出してなかったので、一般質問にも文教委員会の中でも蓼科高校にふれることはありませんでした。地元の3県議は11月11日1学級(40名)減の発表後、15日の県教育委員会担当者との話し合いに同行依頼状が来て、初めて3学級維持を要望していたことを知った状態でした。まだ今の時点で認めないならその旨の陳情を、認めるなら上記のような陳情が至急必要と思われます。立科中学校や上小の中学校の先生方や保護者、生徒からは心配の声が届き、3学級(120名)維持の思いを県教育委員会に伝えたいと陳情(要望、嘆願)の覚悟もしています。
現状を知らない町民も多く、知った途端署名活動をと訴える人もいます。長い歴史の中で、どの家も蓼科高校の卒業生がいる町だからこそ、蓼科高校の存続発展は町民みんなの願いです。
令和1年11月22日
佐久地域協議会の皆様へ
蓼科高等学校1学級減の見直しについてのお願い
前 長野県議会議員 今井 正子
長野県は全国4番目に広く、8つの県に接し、どんな山でも谷でも学びの場がある、教育県長野です。厳しい一期再編が終わり、二期再編は都市部存立校と中山間地存立校に分け、中山間地存立校には120名(3学級)が望ましいと明記しました。今回、地域協議会が始まる前に蓼科高校の2学級化は、一期の分校・キャンパス化、廃止のルールがそのまま継続する中で、中条等前例を見ても120~80~40と募集が変わり現在 20人前後の生徒数という現状もある。続いて県では軽井沢・小海も予定化されている。
上小地域からの生徒も3年前70名入学しており、本年中学卒業生の増える上小地域の保護者達の心配も多く、丸子の齋藤上田市会議員はじめ3学級維持に向けて動き出しています。
資料の嘆願はその思いも含め書かれたもので、蓼科高校振興協議会の副会長である 上田市長、上小4名の県議他 教育長、知事にも非公式に送られたものです。立科町も高校も同窓会も3学級を4コースでと各中学校を回っており、県への3学級維持の要望も何回か行い、最後11月1日副会長の羽田健一郎長和町町長も同行しており11日の定例教育委員会での突然の発表に驚き、15日に再度伺っております。
二期はこれからのスタートなので第6通学区の特色を考え、全県の中でしっかりと 長野県の子ども達のための高校改革を慎重に進めていただきたいと思います。
中山間地校にあたる公立高校は、10年以上前から群馬県は32名、山梨県は35名、(進学校は30名)となっていることも是非参考にしていただきたいと思います。
なお、この嘆願書は立科町教育長、商工会長、区長、教育関係者、また第6通学区の4名の県会議員の皆様にも目を通していただいております。
お世話になっております。
千曲川の決壊、多くの浸水、亡くなられた方のご冥福を祈りお見舞い申し上げます。
温暖化、気候変動等、地球の生存に危機感が募ります。
16年間のまとめと10月4日に佐久平倫理法人会モーニングセミナーで話した資料と、台風災害以前に計画した講演会ですが、そのまま実行させていただきますので大勢の皆様お集まりくださいますよう、お知らせのチラシを送らせていただきます。