会派日誌

2005/9/30 金曜日一般質問4日目 今井議員は10月3日(月曜日)の一般質問に備え準備に大忙し!!!

本日まで24議員の一般質問が終わりました。質問は多岐にわたってきましたが、いよいよ最終日の月曜日に6議員が登壇し一般質問が行われます。
今井議員は、一般質問をされる30名の議員のうち、29番目です。
本日は、質問事項に関する調査のため、狭い会派の控室は職員の方々であふれました。
22分の質問時間がありますので、充実した内容に纏め上げて欲しいと感じます。
現在8時過ぎましたが、まだまだ政務調査が続いています。

昨日の県会一般質問で、新潟県中越地震後の県の医療態勢について質問した宮本県議の質問に対し、副知事候補にあがっている衛生部長は、『大地震や大事故の発生直後に現場に駆け付け、現場で負傷者の治療に当たる「災害派遣医療チーム(DMAT)」について、来年度、県内病院に新たに5チームを置く方針』を明らかにされました。

2005/9/27 火曜日9月定例会 一般質問始まる

本日より一般質問が始まり、6議員が質問に立ちました。
一般質問に先立ち、知事から人事案の議案上程がなされました。
 提案された人事案は、副知事・教育委員会委員・公安委員会委員・人事委員会委員でした。副知事として、澤田衛生部長の登用が提案されました。
6月議会で公安委員として否決された元望月町長の吉川徹氏は、今回人事委員として提案されています。
否決が続いた人事案ですが、今議会はどうなるのでしょうか?

又、長野県立病院条例の一部を改正する条例案が上程され原案通り可決されました。

一般質問は、殆んどの議員の質問に、『高校改革プランについて』、『県の組織再編について』と、政党の党首と知事職務が兼任できるのかという『知事の政治姿勢について』の項目が組み込まれていました。
『高校改革プランについて』共産党の毛利県議の質問に対し、県教委は、現行の89校を79校(多部制・単位制高校含む)とする県教委の高校再編案通りに統廃合が行われた場合、「再編が終わる2010年度には、現在の教職員より230人減少し、年間経費(教職員の給与や高校の光熱費、施設維持費など)は約23億円削減となる」との試算が初めて明らかになりました。今までお金の事には触れてきませんでしたが、毛利議員の質問により状況を把握出来ることが出来、『高校改革プラン』について頭の中のシュミレーションに数字が加わりました。
「知事の兼務により県政への影響はあるのか」について聞かれた青山出納長の答弁の中で、「国の厚い壁を打破しないと、本当の自治は難しいという苦悩は、知事になって初めて分かる。どういう形で国の制度改革に持っていくかという信念があって代表を引き受けたと思う」と述べられましたが、その立場にならないと分からない事が世の中には沢山あると思いますので、出納長の温かい心が伝わりました。

今井議員は、来週の月曜日です。

2005/9/26 月曜日午後からの公共交通等調査特別委員会へ島田議員出席   百条委員会で知事証言

吹く風が秋風になってきました。
休日の昨日は、佐久内山のコスモス街道へ行ってきました。
あいにく小雨模様でしたが、美しく咲くコスモスに県外ナンバーの車が沢山来ており、花をバックに多くの人が写真を撮っていました。そこに休憩所があり、地域の方々がつくって下さった漬物や煮豆等、心がこもった「信州の味」【おもてなし】が小皿にもられ温かいお茶が供されていました。
「どこから来なさったですか?」とお年寄りが話しかけてきました。休憩所で休んでいる人たちの話の輪が広がり、県外の方達も地元の皆さんと楽しそうに話していました。
心温まる光景で、コモンズに根ざした協働が感じられました。

本日、午後1時から公共交通等調査特別委員会が開かれ島田議員が出席しました。
3時からは県会の調査特別委員会(百条委員会)が開かれ、田中知事が初めて証人として尋問を受けました。一般の方や県議さん等、傍聴の方も多く報道も活気を帯びていました。
今後どのような展開になるのか?百条委員会になってから「働き掛け問題」で元幹部の方の尋問はまだ行われていませんが(総務委員会でも意見を聞いたことがなかったと思いますが)、元幹部の方の証言が得られれば又新たな状況把握が出来るのでしょうか????

2005/9/23 金曜日秋の風情が日々深くなり『収穫の秋』  本日は秋分の日   

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように季節の変わり目も意味するお彼岸ですが、今日は秋の彼岸の中日『秋分の日』です。

秋の風情が深くなってきました。
1年間丹精込めて栽培した果樹・農作物は、収穫のときを迎えました。黄金色に染まった田んぼでは、稲刈りをする人の姿が見受けられます。

先日、「大屋駅の券売機に点字の表示を」という要望を、目の不自由なヒロ君から伺ったのでお願いしたところ、早速『しなの鉄道」で対応してくださったとの事。本当に有難うございました!
感謝感謝です。
ヒロ君、今度は少し安心して切符が買えますか?
私は昨年、自分の不注意で足を捻挫しました。その時に、自分の意のままにならない足を通して、膝が痛い高齢の母が日頃言っていることが始めて理解できました。私が捻挫した丁度その頃、県庁へ通勤する職員の方も足を骨折して松葉杖で通われていましたが、自分が不自由な身になって、いかに「優しい街づくり」が出来ていないか良く解ったと言っておられました。健常者にとって些細なことが実はとても重要だという事が多々あることは、身をもって体験しなければ気がつかないのかもしれません。
『優しい街づくり』が出来ていない部分は、『優しい気持』で補いたいと感じました。

2005/9/21 水曜日9月定例県議会始まる!  第3次小泉内閣発足!  今井議員は、午前中 「小諸青年の家」存続を願い、利用者や他派議員と共に知事へ要望。

今朝8時少し過ぎに登庁すると、正面玄関前で県警の音楽隊が演奏する中、「秋の交通安全運動」の出発式が行われていました。白バイも多数参加し、キャンペーンの幟をもった多くの方々が、交通安全を訴え、街の中へ出発していきました。

9月定例県会が本日開会しました。

本会議に先立ち、10時30分から議会運営委員会が行われ、今井議員がオブザーバー参加しました。
その前の9時から、今井議員は県が来年3月末で廃止する方針の「小諸青年の家」の存続について、小諸市のこども会の関係者や施設利用者、他会派の議員さん達と共に「地域にとって大変意義の深い存在であり再考をお願いしたい」旨、知事へ要望しました。
5人の県民の皆さんが順次存続への熱い思いを述べられ、「小諸青年の家」の指導者の素晴らしさや、宿泊できる施設ということでの教育効果、単なる集会施設ではない社会教育の場であり、心のよりどころである等、切なる思いがしみじみと心に伝わりました。
知事からも「皆様のご説明や資料で「小諸青年の家」についての認識が深まったし、お気持ちも伝わりましたので、県教育委員会ともう一度話します。」という前向きなご発言を頂きました。県教育委員会でも小諸市との調整をするとの事で理解を求めておられました。
知事室からでると丁度小学生が県庁見学に来ており、ガラス越しの知事に手を振っている光景に出会いました。
すると知事が中から気軽に出て来られ、小学生に優しく座って小学生の目線で話しかけていました。小学生の皆さんの顔が嬉しさでパッと輝くのが感じられこちらまで豊かな気分になりました。「知事さんと話しが出来て良かった。」と、男の子が笑顔で私に話しかけてくれました。
きっとステキな思い出になったと思います。
県庁見学は、知事の本日の議案説明の中にも取り上げられたように、今までの建物の中を回るだけの受身の見学から形態を変え、子どもたちが一日記者になって各課を訪れ、事前にホームページで選んだ、自分たちが知りたいテーマを、職員とじかにふれ合いながら学べる体験型へと生まれ変わったとの事。サポーターとして自分の出身校の子どもたちを案内する職員も含め、全庁・各課の多くの職員を巻き込んで、子どもたちのみならず、県庁全体が「ワクワク・ドキドキ」心躍らせて、新しい企画に取り組んでいく方向になったとの事です。『子どもたちの興味や意欲にもっともっと応(こた)えたいと願い行動する職員こそは、県民の喜びを原点に置く、新しい信州・長野県を担い得る「人財」なのです。』と、知事は結ばれていますが、県庁を訪れる子ども達にとって、とても有意義な貴重な時を過ごせるのではないかと思い、今日の小学生の輝くばかりの笑顔と重なりました。

午後1時から本会議が行われ、田中知事から提出議案について説明がありました。
「日本を愛すればこそ日本を憂う全国の皆様におこたえすべく、まさに信州・長野県から信じられる日本へと変えていく心意気で、ともに走りながら、ともに語りながら、比類なき改革の道程を築き上げたい」等の所信を述べられました。
説明要旨は、長野県のホームページに詳しく載っています。
9月議会は、下記の日程で進められますので、ご都合のつく方は傍聴にいらして下さい。 

★9/21(水)  本会議[開会・議案上程・知事議案説明等]
★9/27(火)縲怩R0日(金)・10/3(月)  本会議[一般質問] 
★10/4(火)縲怩U(木) 委員会 
★10/7(金)は『総務警察委員会』のみ予定
★10/11(火) 本会議[委員長報告・議案議決等・閉会]

今井議員の一般質問は、最終日の10月3日(月)、5人目で午後一番の予定です。
22分間の質問時間ですので充実した質問が出来るのではないかと思います。 

2005/9/20 火曜日明日からの9月定例議会に備え午後から研修会

コスモスの花にトンボが飛びかい、車窓から見える田んぼの色が収穫の秋を間近に控えて、黄金色に染まってきました。
9月17日(土)、18日(日)の2日間、日本三大名月の地として名高い「さらしな・おばすて」で、第22回を迎える『観月祭』が開催されました。
千曲市八幡地籍 通称「姨捨」地区には沢山の棚田があり、冠着山(おばすて伝説のモデルとなった姨捨山)から続く斜面に作られた大小様々な形の田んぼが並びます。それぞれの田毎に 月夜には美しい名月が浮かび上がることから「田毎の月」として見る人を幻想の世界へいざないます。松尾芭蕉や小林一茶など、多くの俳人の句の題材にもなった、「名月の里」として知られた景勝地です。
18日が中秋の名月ということで、17日に企画された「信州さらしな・おばすて観月祭」に友人に誘われ参加してみました。千曲市の観光課の方達のご尽力で、全国各地から「名月」を愛でるため、多くの方々が参加されていました。
会場である長楽寺本堂で月が出るのを待ちました。
ほんのりとオレンジ色の大きな丸い月がススキの穂の先の山並みから出たときは、思わず参加者から大きな歓声と拍手がわきました。早速、俳句の好きな方達は、一句・・・・したためていました。境内のライトアップも行われ情緒溢れる風情ある情景でした。
 
本日は、午後から勉強会が行われ、両議員が各部局から説明を受けました。
<研修会>
  ・コモンズ支援金(特別分)(第2次分)について
      経営戦略局コモンズ・地域政策チーム
  ・平成17年度9月補正予算について
      財政改革チーム財政企画ユニット
  ・長野県景観条例案について
      建築管理課土地・景観室
  ・県立病院条例について   (今井議員)
      県立病院課

 

過去の会派日誌