会派日誌

2007/5/31 木曜日団会議と学習会【「淺川穴あきダム問題」一緒に考えましょう 】開催。

日々は夢のように過ぎ、最早5月も終わりとなり、明日からは6月になります。
平成19年も1年の半ばにさしかかりかり、月日の流れの早さを改めて感じます。
国では、年金問題が大きく浮上し、衆院厚生労働委員会で柳沢厚生労働相は、過去に年金記録漏れなどで、年金額が少ないと判明したものの、「時効」によって補償されなかった年金は約950億円に上るとの試算を明らかにし 「年金時効撤廃特例法案」が成立すれば、950億円は全額補償されるとの事。対象者は約25万人で、1人当たり約38万円が補償される計算、しかも、950億円は、該当者などがすでに判明している年金の時効分からの推計で、今後、該当者不明の約5000万件の記録の全件調査で、新たな記録漏れが発覚すれば、補償額は大きく膨らむ見通しとの事です。
又、厚生年金の報酬比例部分は保険料によって、基礎年金(国民年金)部分の約3分の2が保険料、約3分の1は税金によって賄われているため、補償される950億円のうち、約890億円は年金保険料から、残りの約60億円は税金から補償されるとの事。 一体どうなってしまっているのか、社保庁の管理のずさんさが、又浮きぼりになりました。
本日会派では午前10時から、講師に内山卓郎氏をお願いし、【「淺川穴あきダム問題」一緒に考えましょう 】と広く皆さんの理解も必要と声がけをし、学習会を行ないました。
内山氏の説明の後、質疑応答、意見交換等を行ない、千曲川の内水被害より、何故地滑り危険地帯にダム建設が必要なのかを改めて考える良い機会となりました。

尚、浅川ダム問題に関しては、以下の通り研修会を行なう予定ですので、ご参加ください。

■浅川ダムいらない県民集会「報告集会」■

★開催日  6月2日(土) 
★場 所   長野市  浅川ダム建設予定地 及び 長野市民会館
★現地視察  午前9時縲鰀12時
         ダム建設予定地・浅川の河川改修の現状・千曲川との合流点
★報告集会  午後1時30分縲怩S時 長野市民会館集会室
         益田川・大滝ダム視察報告 日本共産党長野県議団
★主 催   日本共産党長野県議団・トライアル信州・あおぞら・日本共産党長野市議団
 
■奈良・大滝ダム視察バスツアー■

★日 時  2007 年6月17 日(日)縲鰀18 日(月)1泊2日
★訪問地  奈良県川上村の大滝ダムと吉野川、紀の川流域
★主 催  大滝ダム視察実行委員会
★費 用  2万円
★行 程
・6月17日(日)  6:00JR長野駅出発 ― 14:00  川上村・大滝ダム視察  ― 17:00 入之波温泉泊
・6月18日(月)予定  現地出発して流域視察 ― 午後被災者と懇談 奈良市経由で20:20 長野着

午後は、総務警察委員会(島田議員)・社会衛生委員会(永井議員)・土木住宅委員会(小林議員)の初委員会が開かれました。昨日は、今井議員は、文教企業委員会が開かれ出席しました。

2007/5/20 日曜日上田にて「島田基正県議の県政報告会」と団会議

本日は、夕方より上田にて島田県議の県政報告会が開かれ、「トライアル信州」の議員全員が参加し県政報告を行なうと共に、今後の施策について田口政策顧問も加わり団会議も行いました。
 会場には180人余の皆様が参加され熱気に包まれました。
島田議員の県政報告は40分程行なわれ、県政と地域における今後の取組みについて報告がなされました。
今後の取り組みとして、現在上田市にある長野病院の医師不足,特に麻酔科医が不足している現状を打開するため、最低3名確保するための募金活動の開始を掲げ、家庭再生県民運動の開始・和の心と文化再生について、地球温暖化防止等に向けた環境問題への県民運動等について報告がなされました。
島田議員が初当選した16年前、国立長野病院の建設へ向け、署名活動(7万人以上の署名を集め、国・県・市へ陳情書とともに提出)や厚生省への上京陳情・県・市への陳情活動など、情熱に燃え夢中で活動されていた姿が思い出されて感慨深い想いでした。
着工へと「信念と行動」で立ち向かい、「夢が形」になった喜びの長野病院が、現在、医師不足で窮地に立たされている現状を深く憂い、何とかしなければという熱意が報告から伝わり、「県民一人一人のいのちと暮らしを守る県政」を目指し、大いに頑張ってほしいと感じました。

2007/5/18 金曜日本日、議会運営委員会・団会議・勉強会

 県内で今年に入って、はしかの感染が拡大しているとの事ですが、特に中高生に多く、全国的にも15歳以上の発症が目立って急増し、学校が休校になっている所もあると報じられています。
本日は午後1時から議会運営委員会が開かれ今井議員が出席しました。
1時30分からの団会議、2時からの土木部河川整備課説明による勉強会「信濃川水系長野圏域河川整備計画(浅川)」に備え、各議員が早めに登庁し、事前に配布した資料に目を通しました。
会議には、今年度「トライアル信州」の政策顧問である前県議の田口哲男氏も同席され、様々な政策提言をして下さいました。
今後、視察研修として大滝ダムの視察や、他会派と共催で行なう県民集会に備え、「信濃川水系長野圏域河川整備計画(浅川)」について、土木部河川整備課説明による勉強会を行ないました。丁寧な説明を頂き理解を深める事ができました。
又、会派では、下記の通り公開で学習会を行ないますので、ご都合のつく方は是非ご参加ください。

   「淺川穴あきダム問題」一緒に考えましょう

  ★日 時 5月31日(木) 午前10時縲鰀11時30分
  ★会 場 長野県庁県議会棟1階 元前議員控室
       わからない時は「トライアル信州」会派へお越し下さい。(TEL 026竏窒Q35竏窒V515)
  ★内 容 知って損のない「浅川ダム問題の学習会」 講師  内山卓郎さん
   
   ・駐車場 議会棟の下にあります。
   ・参加者 関心のある人。ダムの賛否を問わず疑問のある人何方でもOK。

2007/5/10 木曜日臨時県議会が閉会 各委員長選任  各地に落雷・ヒョウ被害

県議会の5月臨時会は、委員会構成などを議決し、本日予定より1日早い閉会となりました。
本会議で、各会派から希望が出されていた6常任委員会と議会運営委員会の委員が選任され、議会推薦の県監査委員に望月雄内議員を充てる人事案が村井知事から提出され、全会一致で可決されました。
トライアル信州では要望していた正副委員長にはなれませんでしたが、下記の通り
それぞれの議員の希望通りの委員会に所属することが出来ました。
  
   ★島田基正代表      総務警察委員会
   ★永井一雄副代表    社会衛生委員会・広報委員会・長野県議会中期総合計画研究委員会 
   ★今井正子幹事長    文教企業委員会・議会運営委員会
   ★小林東一郎政策担当  土木住宅委員会・決算特別委員会

又、昨日の真夏を思わせるような天気から、本日は一転し、強い寒気を伴う低気圧が通過した関係で一転にわかに曇り、昼なのに夜のような暗さになったかと思うと、午後から各地に雷雨やヒョウがふり、島田議員の地元上田市では一部落雷の影響とみられる停電が起きたり、今井議員の地元からヒョウで立科町の農産物に被害が出たとの連絡が入りました。早速、各議員は地元と連絡を取り合い、被害状況を確認していました。

2007/5/9 水曜日臨時会3日目  各派交渉会 

若葉が煌めき、日ごと緑の色数が増えています。各地で気温が上がり真夏を思わせるような陽気となりました。
臨時議会3日目の本日は、各派交渉会が断続的に開催され、常任委員・議会運営委員・決算特別委員と同正副委員長の各会派への割振りや、監査委員・審議会委員等の割振りが検討されました。

トライアル信州では、現在、今期で2期目となった議員の中で、常任委員会で正副委員長の経験がないのは永井一雄議員・今井正子議員・北山早苗議員のみとなっているところから、少数会派にいてもその機会が与えられるよう、役職が多数会派からしか選出されない現実に対して、下記の通り要望させて頂きました。

長野県議会
議 長  服部宏昭 様
 副議長  宮沢敏文 様
 各派交渉会委員   様
                     トライアル信州
                     代表 島田基正
委員会委副委員長人事について

委員会委員決定・副委員長候補に、少数会派の希望も取り入れ
ていただき感謝申し上げます。
今期二期目の議員の中で、常任委員会の副委員長経験のない議員
(永井一雄・今井正子・北山早苗)にも今期中副委員長がまわりますようご配慮をお願い申し上げます。

2007/5/8 火曜日本日正副議長選挙  5期20年知事を務めた吉村午良氏ご逝去

昨日開会された臨時議会2日目、本日は正副議長選挙が行なわれました。
昨日の各派交渉会で正副議長の選出方法が協議され、過去3回と同様、立候補者が各自所信表明演説を行った後、本会議で投票を行うこととなり、午前中は立候補者の立会演説会が行なわれました。
議長選は、自民党県議団の服部宏昭議員と、改革・緑新の、寺島義幸議員が立候補しましたが、午後2時開会の本会議で58人の全議員による無記名投票の結果、35票を獲得した服部議員が第81代議長に就任されました。 副議長選の立候補は、県民クラブ・公明の宮沢敏文議員1人のみで、投票では47票でした。何と立候補していない議員複数名の投票もあり驚きました。
先に行なわれた県議選後、会派の数は改選前の10から6に再編され、以前より政党色が強まりました。しかし、議会全体を見ると、会派再編後も突出した勢力がなく、今後の様々な重要案件の議決の場において、今回の議長選のように会派間の調整が重要になってくる場面がでてくることは予想されます。
本会議終了後、各会派控室に新正副議長がご挨拶に廻られました。
 
田中康夫知事誕生前に、5期20年知事を務めた吉村午良氏が、7日、81歳で心不全のためご逝去されました。在任中は、長野冬季五輪の招致・開催や、新幹線、高速道路などの交通網の整備等に力を入れられました。
以前通勤時に、長野駅近辺を散歩されているお姿を拝見したことがありましたが、長野県の一時代を担った御労苦を思い、心からご冥福をお祈り申し上げます。-合掌―

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