9月11日の投票日に向けて、日本全体が動き始めました。
「郵政民営化」「年金制度」を二大争点に、日本の今後を左右する激戦が繰り広げられます。
各党とも総力を挙げての戦いですが、自民党が分裂しての今回の選挙の結果は、政権に直結するだけに注目されるところです。
県内の5小選挙区立候補者は、1区3人・2区5人・3区3人・4区3人・5区3人の17人が立候補の届出を済ませ第一声をあげました。今回の選挙の発端が劇的であリ、小泉首相の「自民党をぶっ壊す」という発言が着実になされようとしている中での選挙であるだけに、有権者の関心はかなり高いと思います。
比例北陸信越ブロック(定数11)は、6党(自民・民社・公明・社民・共産・国民新)が届出をしました。田中知事の新党日本は、候補者を擁立しませんでしたが、代表としての第一声は軽井沢町でした。
今回の選挙において私達有権者は、郵政問題だけではなく、経済や福祉・医療・これからの日本を背負う子ども達の教育・憲法等巾広い視野にたって、自分の意思を明確にできるまで、可能な限り現実と未来を見据えて学ぶべきだと感じます。自分の考えがしっかりと見極められずにただ漠然と投票は出来ないと思いますから・・・。
南佐久郡南牧村に滞在されている天皇・皇后陛下と紀宮様は、レタスの収穫等を体験。又、志賀高原では、皇太子ご一家が静養される等、信州長野県の素晴らしさを満喫して頂きたいと思います。
明日はいよいよ第44回衆議院選挙公示日です。
「郵政民営化の是非について国民の審判を仰ぐ」とされる今回の選挙ですが、主要政党の党首討論会がテレビで報道されていました。新党日本の党首である田中知事は 南牧村へ行幸される天皇皇后両陛下、清子内親王殿下のお成りお出迎え、ごあいさつ、県勢概要ご説明等の 長野県知事としての公務のため欠席されました。
様々な話題満載の今回の選挙の結果が注目されるところです。
又、先程のテレビニュースで、朝日新聞の長野総局の記者が作成した虚偽の取材メモに基づき、誤った記事を掲載したとして記者を懲戒解雇。上司も減給・更迭等の処分を受けたことが、報じられていました。
先日、県庁の表現センターで行われた知事会見の際、現場に居合わせた私にとって、田中知事が最後の方で付け足しのように指摘された事柄が、これほど大きなニュースになるとは、その時は夢にも思いませんでした。
「報道」をめぐる思いは、いろいろあります。
今までも、報道の方達に「真実を報道して欲しい」旨要望、苦言を呈している現場を何度か目のあたりにしていますし、H・P等でも指摘しているのを見ています。確かに、真実でないことを書かれてしまった人にとっては、大変心外なことです。
以下が当日の表現センターで行われた記者会見での一部「知事の表現」です。
詳しくは、長野県のホームページをご覧下さい。
『なお、1点だけ朝日新聞の方にご校正をお願い申し上げたいというか、不快感を表明させていただきたいと思います。
21日、日曜日の朝日新聞の2面には亀井静香さんのことですね「亀井氏は今月中旬長野県内で田中知事と会談し、国民新党など反対派への協力を要請したと見られている」とお書きです。
そして昨日の新聞では、同じく朝日新聞は3面で『郵便局守るだけでは』と、まさに郵政民営化を今の法律でしようと大変な決意を示される題字がついておりますが、この中で今月13日、亀井静香元自民党政調会長は、長野県で田中氏にあったとございますが、このような事実は一切ございません。
私は亀井氏と東京ではお目にかかっております。しかし、長野県内ではお目にかかったことはございません。
私にはこの件に関して朝日新聞の方は、ぶら下がりも直撃の取材も含めて、そうした機会は日曜日の5時の会見時にもですね、少なくとも私がバスに乗り込む前にでもお聞きになることは十分に可能であったと思います。しかしながら、こうしたご質問は私には一切ございませんでした。
私はこのようにして事実が作られていくということには大変な戸惑いを覚えております。
私は亀井氏とはもちろんお目にかかっております。そして、私は小沢氏らに政党に関して相談をしたことはありません。あるいは私たちがお目にかかってお話はしていますが、このような政党を立ち上げるということに関してですね、小沢氏らに相談したことはありません。
是非ともですね、朝日新聞の長野総局長さんは、名古屋時代や東京時代にはお目にかかったことがある優秀な政治記者でらっしゃいますから、是非とも私のことに関してお書きになるときはですね、無論電話がつながらないときもあるかもしれませんが、やはりこのような客観的な事実関係に関してはですね、是非ともこれは私も表現に携わってきた者としてですね、長野県内では亀井静香氏とは断じてお目にかかってない、そのことが2日間にわたって、1日目は伝聞推定で、2日目は断定の形でお書きいただいたということは、これは少し亀井氏に対しても失礼かと思います。』
(8/30追加書き込み)
尚知事は、処分を受けた記者に対し、『真実に迫ろうとする若い表現者の情熱が、取材メモ作成の過程で勇み足となってしまったのだろうか。か弱き人々に対する優しい目線を常に抱く、仕事熱心だった彼とは、日ごろの取材を通じて信頼関係を築けていただけに複雑な思いだ』と述べたことが今朝の新聞で報じられていました。
強い台風11号により、日本各地で激しい風雨が吹き荒れました。
長野県内でもJR中央東線の「スーパーあずさ」などが運休し、交通網の乱れが出た他、土砂崩れや、果樹・農産物等へ被害も心配されました。
台風一過、日差しが射し込んできた午前中、「トライアルしなの」は、団会議を行った後、お忙しい知事の貴重な 15分間を頂き、要望をさせて頂きました。
本日の要望は、前回の知事への要望時に時間がなくあまり発言出来なかった今井議員の要望を主に行いました。今井議員は、日々の活発な行動の中で、多くの県民の声を聞き、共に考え、行動する熱血型の議員だと思いますが、教育問題では特に現場を把握しているだけに強い思いを持ち知事に訴えました。
少子化対策等には、女性としての細やかな優しさのこもった要望がなされました。
又、知事が「県民の幸せのために」引き続き県政に臨む上で、県民の不安を払拭するためにも「副知事の選任を庁内から早急に」という今井議員の要望に対して、知事は「議場で人権を侵害するような否決ではなく、誰のために議会はあるのか、議会は県民の生活を守る為にあるというご認識の下で、今後考えて欲しい。」という主旨のお応えをされました。現在、副知事が不在なのは、まさしく議会が否決した結果ですので、今後どのような展開になるのか見守りたいと思います。
本日の要望事項は下記の通りです。
平成17年8月26日
長野県知事
田 中 康 夫 様
長野県議会 トライアルしなの
代 表 島 田 基 正
副代表 今 井 正 子
知事におかれましては、真の県民益を最優先に、県政・国政改革実現のため、日夜ご奮闘されておられます事に対しまして、心より感謝と敬意を表します
下記事項に関しまして懇談させていただきたくお願い申し上げます。
― 記 ―
?国政への参画と人事案について
地方から国を変えることは大切なことであるが、県民の不安をなくすためにも、副知事の選任を望みます。
?.高校教育改革について県民の声を聞き慎重な対応を
長期的展望にたち、現在の位置にある地域の高校の存続を強く望みます。
又、県内一律の多部制・単位制の単独高校の設置は難しい。
都市部校の統廃合については、飯山・大町など地域で組織化され、論議がなされているので、各地域での結論を待つべきである。
校名があげられた対象市だけではなく、今こそ全都市部が高校改革について、又、教育全般について論議すべきであると思います。
?.緊急少子化対策について
平成15年16年の県内の極端な出生減少に対し、妊婦検診の無料化・出生児に対するミルク代補助等の財政面での援助を望みます。
?組織案について
「人権」「男女共同参画」を留意した組織案を望みます。
以上
今朝、隣家の青色の朝顔が雨に濡れながら、夏の名残を惜しむかのように精一杯咲いていました。傍に下がっている簾に青の美しさが映えてとても風情があり、日本らしい情緒を感じました。
昨日の議会棟は、知事の新党「日本」の党首就任により各会派の控室やロビーには議員にコメントを求める報道陣で溢れて、まるで定例議会中かと思うような賑やかさでしたが、今日はとても静かです。
本日(23日縲怩Q4日)より、社会衛生委員会の中信地区の現場調査が行われ島田議員が出かけています。
スケジュールは、
★8月23日(火)
松本合同庁舎 (松本市) 概況説明
松本地方事務所
松本福祉事務所
中信労政事務所
松本保健所
松本児童相談所 (波田町)
こども病院 (豊科町)
ふれあいの家 千寿 (三郷村)
相澤病院 救命救急センター(松本市)
★8月24日(水)
大町市総合福祉センター(ハートピア仁科の里)(大町市)
大町合同庁舎 (大町市) 概況説明
北安曇地方事務所
北安曇保健所
大町保健所
又、本日は午前中知事会見が表現センターで行われ、信州長野県の知事として報道陣等の質問に応えられ、「長野県民が認めてくださる以上、知事と党首と両立させ、ゆるぎない改革を推進していく事」を力強く表現されました。
「地方から国を変える」「信じられる日本へ」という党の姿勢、「ガラス張りの知事室にいるだけが仕事ではない」という、長野県を、世界の中で日本の中で捉え、位置づけ、大局的な見地で県政改革を進める行動的な田中知事らしい発言がなされました。
新党「日本」のロゴマークは、「日本の中にありながら、日本全体を俯瞰(ふかん)する視点を持ちたい、という思いが込められたマークだそうですが、知事は会見で、一つ点があることに関して、「常に一員であって、自分というものがあって、客観的に常に日本を見て、けれども傍観民主主義でなく、参加民主主義、行動民主主義で私たちは信じられる日本を取り戻そう、そして常識をひっくり返すことにこそ夢がある、ということで集った訳です。その意味を込め、マークには入れさせていただいております」と説明されました。
昨日の日曜日テレビを見ていると、突然思いがけないニュースが目に飛び込んできました。
『地方から国を変える』『霞ヶ関や永田町が変わらなければ、どんなに地方の者が手を取り合っても難しい部分がある』等の意思により、国政に関わる決意をされた田中康夫信州長野県知事が写っていました。
「えっ!何故????大丈夫???」・・・・
記者会見には、「日本を救い、国民を守り、霞ヶ関を変える志で集まった」とされる、郵政民営化関連法案に反対した前の衆議院議員の小林興起氏、青山丘氏、滝実氏と、参議院議員の荒井広幸氏が出席し、新党の名前は「日本(にっぽん)」。田中知事が代表との事。
新党を結成した理由については、報道されたように「今の日本には夢がない。国政や地方行政で努力してきた私たちが日本を変えていく」と訴え、結党の趣旨を説明。「日本は豊かな国のはずだが、世界一の借金を抱えているほか、優しさを実感しにくい社会になっている。また、郵政民営化は、郵政事業を4分割したあと、ほかの国に受け渡さないような具体的な説明を行うことが政治の責務。」との結成理由が述べられ、新党日本の合言葉は、「信じられる日本へ」
田中知事は、長野県知事としてあり続け、今度の衆議院選挙には立候補しないとのこと。
驚き戸惑った私の頭の中は、一瞬走馬灯のようにいろいろな思いが駆け巡りました。
「激務である知事職と党代表とを兼ねるのは可能なの?」
「ウルトラ無党派で当選を果たした知事だからこそ政党色を県民は臨まないのでは?」「そんなに身体を酷使して、健康状態は大丈夫なの?」等々・・・・。
よく考えてみると、超人的な行動力に、博学多識の知事の能力にすれば、不可能は無いのかもしれません。
長野県知事でありながら、国を改革し、長野県政も改革できるのは田中知事しかいないという誇りがある反面、長野県民として一抹の不安と淋しさを感じるのは私だけだったのでしょうか・・・・・?
本日は、午後1時30分縲怺e派代表者会が行われ、島田代表が出席。
3時からは広報委員会が開催され、今井議員が出席されました。
広報委員会の検討事項は、
(1)議会広報の実施内容について
(2)議会ホームページの掲載基準について
両議員とも、「知事は、長野県の県政改革に今まで以上に取り組んで欲しいし、国でも大いに力を発揮して欲しい」と話していました。
16日の午前11時46分頃、「地震だ」という娘の声に天井を見上げると蛍光灯がゆらゆら揺れ、船にでも乗っているかのような横揺れが暫く続きました。
テレビの速報で、宮城県で震度6を観測したとの事。プールの天井が落下したり、家が倒壊したりと各地での被害が伝えられました。東北新幹線は、2箇所で架線が切れ立ち往生。お盆休みで帰省していた乗客は車内に閉じ込められたり、乗れなかったりと大混乱になりました。
このところ頻繁に起きる自然災害の恐さを再認識しました。
盆明けの本日は、過日3日間連続で行われた百条委員会の続きが午後1時から始まりました。
巷では、衆議院選挙へ向けての動きが活発化してきました。