会派日誌

2003/9/30 火曜日今日から県会一般質問  トライアルしなのは明日3人が質問します

9月県会は、30日から10月3日まで一般質問が行われます。
県側は今回、県議から事前に質問内容を聞く【質問取り】を廃止し、知事や部局長の答弁原稿を用意しない方式をとりますが、活発で県民に分かりやすい議論を展開して欲しいと望みます。
質問取り廃止に伴い、県会側は議長宛に県議が質問項目を前日の午前中までに提出する仕組みが始まりましたので、今日午前中に明日質問の我会派の3人の県議と最終日の木内県議は質問項目を提出しました。
下記は、質問予定時間と質問内容の概況です。

10月1日 
 午前10:40 宮川県議 1.諏訪湖の浚渫について
 午後 1:00 今井県議 
1.乳児に対する国の補助切捨てに対する県の支援対策について
       2.市町村合併と自律について
       3.教育問題について
         ・定時制高校の存続について
         ・土曜日特区、学童保育について
         ・中国帰国生徒特別枠入試について
 午後3:00 田中県議
1.観光振興対策について
         ・観光局への体制づくり(組織、財源、事業方針)
       2.森林保全、環境(産業廃棄物処理)まちづくり、条例制定に向けて
その方向性、骨子について
       3.2005年スペシャルオリンピックスワールドゲーム開催支援について
 
10月3日
 午後1:00 木内県議
       1.中小企業の振興施策について 
       2.長野県のエネルギー施策について
       3.衆議院選挙について

2003/9/29 月曜日【小さくても輝く自治体フォーラム】下伊那郡阿智村にて開催

27日縲怩Q8日、下伊那郡阿智村中央公民館にて、財政事情が厳しさを増す中で将来の自治体運営の道筋を探る【小さくても輝く自治体フォーラム】が開催されました。
今井県議と島田県議が参加し勉強してきましたが、【長野から日本が変えられるという素晴らしい内容で感動的だったそうです。
特例法の期限をにらんだ合併論議が加速し、自律の方策を突っ込んで議論したいと開催されたものですが、全国から小規模町村を中心とした自治体関係者が多数参加されました。
京都大学の岡田知弘教授のご講演は大変印象深く感銘を受けたそうです。

2003/9/26 金曜日合併問題が様々な問題になっている中で、爽やかに自律を宣言している青木村宮原村長よりお話を伺う

今回の定例議会の一般質問で、トライアルしなのでは、今井県議と宮川県議が合併問題を扱う予定ですが、多くの問題を抱え、各地で合併問題が表面化している中で、人口約5千人の小県郡青木村宮原村長に【トライアルしなの控え室】へお越し頂き、島田・宮川・今井県議と、無所属の林・北山県議が、青木村が自立への選択をした経緯等について、元大手銀行に勤務されていた村長さんや村の皆様のそこに至る苦悩と模索の日々をお伺いしました。
村長さんは、温和な中に,凛とした強い意志をお持ちの方とお見受けしました。
青木村は、上田市等とは合併せずに、「自立を目指す青木村宣言」のもと、青木村に根づき、育ってきた固有の自然や文化・歴史を連綿として守り続け、発展させてきたことを誇りとし、尊重して、アメとムチによる現段階の強引な合併推進策には乗らず、現段階では特例債にも惑わされずに、交付税の段階補正に耐えられるよう協力な合理化を推進し、村を挙げこれからの積極的な行政改革で乗り切りを図り「青木村は自律を持って自立することを目指す」との事でした。
青木村における事業のハード面がほぼ終了した今、村の施策はソフトの転換期に入り、福祉・教育・子育て支援・環境保持に軸足を移しつつある状況であり、合併による村のあり方、合併の是非は基本的には、それぞれの行政体の住民の意思により決定されるべきであること、魅力ある村づくりで住民と共に、の 一体感のある行政を進め、これを自立への道を築くチャンスとするよう、自律をもって自立していく決断を宣言しています。何と、素晴らしいことでしょう!
信州信濃では、「しなの」らしい風情が感じられる村こそ、21世紀に輝く存在になるような気がします。
村長さんのお話は、合理化推進における人件費の削減や、職員の少数精鋭化等大変に素晴らしく、皆感服して聞き入りました。
田中知事も前日の朝食会で、宮原村長を尊敬しているとおっしゃっておられました。
いよいよ、一般質問に向けて緊張感が高まり、原稿作りが始まりました。

2003/9/25 木曜日さあ!今日から県議会「9月定例会」開会。 開会2時間遅れ。  朝、県幹部と懇談会

田中知事が≪質問取り廃止≫を決断した県議会が、今日から始まりました。
早朝、トライアルしなのは、知事・副知事・出納長・経営戦略局長・財政改革担当参事と県政懇談朝食会を行いました。【トライアルしなの】の活動報告、今議会並びに、県政全般に対する意見交換・北欧視察報告等、忌憚のない活発な懇談となり、充実した時を頂きました。
今県議会は、住基ネット・人事案件その他激しい論戦が予想されますが、早速県議が県職員に資料提供等を要請した場合、職員等が内容を電子メールで田中知事等県幹部に報告する制度を県が始めたことに対して県議会が猛反対し、開会が2時間も送れ、3時開会となりました。
田中知事は、経済対策を中心とした総額26億1800万円の補正予算案のほか、監査委員・人事委員・教育委員に計4人を選任する人事案を提出しました。
≪質問取りの無い議会≫どのような展開になるのでしょうか?
とにかく県民にとって最良の議論を交わして欲しいです。
今議会では、トライアルしなのも、人事案件に関しては賛否が分かれています。
個人の意志を尊重している我が会派は、会派としての制約はしていませんので、あくまでも、個々の考えで判断し、行動です。
宮川県議は、監査委員に選任するとした垣内氏に対して、今までの人事案件では、終始、行政経験者ではなく民間登用に賛成し支援していた立場を貫徹する為にも、きっぱりと反対を表明し、無所属の一部議員さんたちと知事へ要望書を提出しました。人事案に関しては、今まで賛成票を投じてきた我が会派も、今回は皆それぞれで是々非々の立場で望みます。
一般質問は、抽選の結果、10月1日に、宮川・今井・田中県議の3名が、最終日の3日に木内県議が行います。

2003/9/22 月曜日松本市で移動県議会報告会を開催しました

9月に入って30度を越える真夏のような暑い日が続いていましたが、台風の到来と共に急に秋らしくなり、涼しいというよりも肌寒い程になり、あまりにも急激な気温変化にとまどうほどです。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉が思い浮かびますが、今年は予想がつかない天候です。早いもので9月も下旬となり、来週から定例議会が始まります。
20日の土曜日は、午後3時から、雨の松本で北欧視察に参加され都合のついた方々で、報告会の打ち合わせ会を行いました。写真を見たり、報告書の作成手順の打ち合わせ、それぞれの感想を述べたりと、楽しかった旅行の日々が甦っているようでした。
正式な報告会を、10月8日に県庁内で行う予定とし、報告書を担当別に作成する事になりました。
 7時からは、松本勤労者福祉センターにて開催された、移動県議会に全メンバーが参加しました。司会は、松本市の吉江健太郎市議と、波田町の小林巧町議が務められ、無所属の林県議、北山県議と共に、県議7名と県民の、深い対話が繰広げられました。各地で、県民の声を聞くことを重ね、真摯にとらえる事により、真の「県民駅」を実現させるための礎になる事と確信し、今後も着実に重ねていくことが実を結んでいくことと思います。
 21日は、東京にて、4県議が環境研修を行いました。

2003/9/19 金曜日明日20日、午後7時から、松本にて移動議会を開催します

トライアルしなのと無所属議員は【これでいいのか県政改革 どうする県議会】と題し、移動県議会報告を県内各地で続けておりますが、明日20日、松本の県政改革を考える市民の会及び無所属の北山県議の主催で、午後7時から松本勤労者福祉センターで開催致します。
今回は、松本・塩尻・波田町の皆様を中心に、県内各地にお住まいの皆様にお集まり頂き、県政改革について考え、自由に発言していただき、県議たちと対話を深める中で一人一人が県政の担い手になっていただければと思います。是非御参加下さい。
  
・開催日時  9月20日(土)  午後7時縲怩X時
・場   所  松本勤労者福祉センター
          (松本市ジャスコ片倉モール店の向かい)
・参加議員 トライアルしなの(島田・宮川・今井・田中・木内)
        無所属(林・北山)

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