本日から明日にかけて、決算特別委員会の現地調査が北信地域で行われるので、今井議員が来庁されました。
10時に長野合同庁舎に集合ですが、その前の9時から望月高校の存続を願う「望月高校存続と発展を図る実行委員会」の方々が県教委を訪ね、望月高校(佐久市)を存続させ、多部制・単位制に転換する提案文書を提出しました。
望月町は、現在は佐久市に合併していますが、今まで北佐久郡であり、今井議員の地元であった為、同じ地元議員の寺島県議と同席し、実状を訴えていました。
県教委の再編案では、望月高校は蓼科高校(北佐久郡立科町)に統合する事になっています。
第2通学区では、既に野沢南高校(佐久市)が多部制・単位制に転換する候補校として挙がっていますが、多部制・単位制高校は「不登校を経験した生徒の受け皿」としても期待されており、望月高校では現に中学時代不登校経験者を3割前後受け入れ多くの生徒を卒業させ社会に送り出している。地域区長会を含め、立ち上げられた【望月教育プラットホーム】の支援を受け、【学びの共同体】なる授業改善を柱とする学校改革に全教職員が真剣に取り組んでいる。【授業が変わる】と【学校が変わり】子どもが育っている。又、この教育運動は幼・保・小・中との連携で行われている。地域住民との連携も深めており、違和感なく、多部制・単位制に移行できるとの事。
望月高校の上野同窓会長は「(佐久市と合併後の)望月地区(旧望月町)では公共施設が次々となくなっており、どういう形ででも高校を残したい」と述べられましたが、合併により様々な状況が生じてくることを、今後合併をする所でも再認識した方が良いと思います。
一方、第1通学区(北信)の高校改革プラン推進委員会は、26日に長野市内で開かれた第10回目の会合で、中野実業高校に中野高校を統合し、総合学科に転換する県教委案を了承したとの事です。
今井議員が参加している、本日からの決算特別委員会のスケジュールは下記の通りです。
★10月27日(木)
長野合同庁舎 (長野市)
長野地方事務所
環境保全研究所
女性相談センター
長野建設事務所
長野南警察署
須坂病院
★10月28日(金)
北信合同庁舎 (中野市)
北信地方事務所
北信保健所
中野建設事務所
浅間山に初冠雪が見られ、朝夕急に寒くなりました。
県内は、一気に紅葉が進み、錦秋の信州に変わりつつあります。
今年は、9月に雨が少なく,例年に比べ、松茸やきのこ類が不作だそうですが、秋の味覚が豊富な信州は、様々な食材が楽しみを与えてくれる良い季節になりました。又、これからは、日々変わる彩り豊かな美しい景色が楽しみな季節でもあります。
新潟県の中越地震から1年が経ちました。51人の犠牲者の方々のご冥福を改めてお祈りします。
まもなく豪雪地帯には厳しい冬が又やってきます。いまだ住宅の再建や道路・農地の復旧の道のりは険しく、不自由な生活を強いられている方々が多いのが現状です。
私達は、被災された方々の悲しみを決して忘れてはいけないと思います。
本日は、10時から広報委員会が開かれ、今井議員が来庁されました。
その後、第3通学区(伊那地域)で推進委員会が開かれ、傍聴と懇談を県議会の高校改革プラン研究会が行うという事で、午後から出かけられました。
県の教育委員会が、「高校再編」のたたき台とした公表した「高校改革プラン」は、全県下に大きな波紋を巻き起こし、9月定例会の一般質問でも多くの議員が質問に取り上げましたが、伊那北高校では22日に、生徒自身の声を反映させようと、高校生たちが企画した「全県高校生集会」が開かれたとの事。全県の20校から約250人が集まり、県教委に対して、高校生としての要望や疑問をなげかけたそうです。
今まで現実問題としてあまり間近に感じていなかった高校改革問題が、『たたき台の公表』で一気に現実味を帯び、県内各地で、同窓生・PTA等が一丸となり集会や署名活動等が行われています
県教委の県立高校再編案で統廃合対象とされた望月高校でも、「存続と発展を図る実行委員会」が23日夜、佐久市望月支所で臨時総会を開き、同校を「多部制・単位制高校に転換する」との対案を全会一致で決めたとの事。県教委案は、野沢南高校を同通学区の多部制・単位制候補に挙げており、第2通学区(東信)の高校改革プラン推進委員会の今後の議論が注目されます。
県内各地で様々な模索が続く中、県議会の各会派も他県の高校改革の視察に県外へ出かけている会派が目立ちます。
財政事情や少子化、皆が満足できる高校改革は難しいだけに、本当に深刻な問題です。
本日1時30分から開かれる選挙区等調査特別委員会に先立ち、今井議員の北佐久郡を考慮に入れた会派としての意見をまとめました。
選挙区割りについての要望
? 郡市単位が原則というルールなら選挙区割検討について、郡分割は避けて欲しい。
? 委員会の合意で「全飛び地のある郡をなくす」又は、「一人区をなくす」ということが確認されない以上は、特出する郡においては、県民が納得する理由が必要である。
? 北佐久郡では、郡として連携をとってやっている事が多いし、もともと飛び地であったので分割は考えられない。
? 選挙区割りに関しては、議員だけで決めるのではなく、有識者による検討委員会を設置すべきであるという県民の意見が多い。
この考えに基づき、島田議員が発言をしました。
各会派で、次回委員会までに意見をまとめることになりました。
本日より3日間、決算特別委員会の中信地域の見地調査が行なわれ、今井議員が参加しています。
スケジュールは、下記の通りです。
★10月19日(水)
松本合同庁舎 (松本市)
安曇野建設事務所
松本地方事務所
松本保健所
松本児童相談所
松本教育事務所
★10月20日(木)
松本合同庁舎 (松本市)
工業技術総合センター
林業総合センター
中信農業試験場
塩尻警察署
総合教育センター
松塩水道用水管理事務所
国道361号トンネル
★10月21日(金)
木曽病院
木曽合同庁舎 (木曽福島町)
木曽地方事務所
木曽建設事務所
本日、県議会各派で構成する高校改革プラン研究会が行われました。
午前中は「長野県高等学校教職員組合」「長野県教職員組合」と、午後は「県立高校の発展と存続を願う会」との意見交換会になっており、当日欠席する場合には代理の者の出席をという案内状が届いていましたので、「会議が入ってしまっていて、一日はどうしても都合がつかない。」委員になっている今井議員の代理として、午後から島田議員が代理で出席しました。
島田議員もいろいろと予定が入っていたのですが、スケジュールを何とか調整して出席をしました。
ただし当日は、数会派が会派としての県外視察を実施しており、参加者が少なかったようで残念です。
高校改革が切実な問題となっている時なので、それぞれの意見を聞くことが出来、有意義だった事と思われます。
明日は、選挙区等調査委員会が行われます。
担当の島田議員が出席しますが、今井議員の選挙区がいろいろ選択肢がある地域なので、北佐久郡や今井議員にとっては深刻な問題です。
会派の控室から見える山の色が日々彩りを加えてきました。少し高い所は、紅葉真っ盛りとの事。変化する信州の美しい自然美をこれから日々堪能できる季節となりました。
早いもので、9月定例議会が閉会して1週間が経とうとしています。
先週の金曜日(14日)には、百条委員会が開かれ 午後には、田中知事後援会(しなやか会)の元幹部で、県議選は石田治一郎議員を応援していたというK氏が初めて証人として尋問されるとの事でしたので傍聴しました。
尋問は、委員長が代表して各委員からの質問をまとめて行いました。
多くの尋問の中で、「『県内企業優先にする』という私がやってきたことを働きがけというなら、田中知事になる前の平成9年ころからずっとやってきている」「田中知事になる以前から下水道事業の改革については、あらゆる機会にあらゆる人にいってきた。誰にいつ会ったか等は覚えていない。」「民間であれば、公文書とは双方が納得した上で印鑑を押し合いはじめて公文書となる。例えば契約書のようなもの。しかし、行政では、自分が確認していない内容が公文書として残され、公文書、公文書といわれ、そのこと自体が不愉快」「県の職員に圧力がかかったとは思っていない」「長野県ほど県内業者が受注していない県はなく、地元業者が育ちにくい環境は他県にはない」又、「働き掛けがなければ受注はなかったのではないか」との質問に対しては、因果関係を否定し、「株式会社は、一切の利益追求の場面に全力を尽くす。民主主義の頂点の民間人としていいたい事を言ってきている。そのことと受注機会に参加するのとは、全く別次元の話」「官と民との哲学の違いである」等々・・・印象に残りました。
百条委員会は今後どのような展開になるのでしょうか・・・??
委員になった議員さんのご尽力とご労苦、証人になられた方々の精神的苦痛・費やした労力・時間。委員会に費やされる多大な税金・・・・。
結果として何が残るのでしょうか・・・?
本日は、県会が議員提案する予定の農業振興条例(仮称案)がまとまり、長野市・中野市で説明会が開かれました。全10会派の県議13人と農政部で構成する「調査会」が条例案を生産者の方々を対象に説明しました。「トライアルしなの」からは担当の今井議員が参加しました。
説明会は11月まで、県内各地11会場で行われる予定です。
本日午後、島田議員は、政務調査のため来庁されました。
9月21日(水)に開会した9月定例県議会は、本日閉会となりました。
午前9時から行われた総務委員会・議会運営委員会等の関係で、1時から開会予定の本会議は、3時から開かれました。
田中知事が提出した澤田祐介衛生部長を副知事に選任する人事案は全会一致で可決し1年3カ月ぶりに副知事がようやく選任されました。
又、県教育委員に諏訪市の野村稔氏、県公安委員に前上高井郡小布施町長の唐沢彦三氏を選任する人事案は全会一致で可決となりましたが、旧望月町の元町長吉川徹氏を県人事委員とする選任案は投票採決の結果、(賛成16名、反対40名)で否決となってしまいました。6月定例会で県公安委員とする人事案が否決された時も、明確な否決理由は示されませんでしたが、今回も諸般の事情という委員長報告で否決となってしまいました。
現在佐久市に合併された旧望月町は、今井議員の地元だった所であり、今井議員は吉川氏の理解者でもありますし、定例会が始まった頃、北御牧の一般県民の方から「大変立派な人格者でいらっしゃるので、是非応援して下さい」という電話も頂いていたので、残念な思いが残りました。
補正予算案は、木製ガードレール設置費1億7千万円とコモンズ支援車10台の整備費3千万年余を減額修正し、総額27億5千万年余として可決しました。
5日の土木委員会では可決され、「景観への配慮、県産材の利用等、モデル的な挑戦に期待」「林野庁の補助金が使える事業であり、長野県は国からの補助金がいらないのかと思われのではないか」等と、削除に反対の討論がなされた木製ガードレール設置費1億7千万円は、県予算全体の2毛(0・02%)にも至らない金額であるとの事。観光県としての信州を印象づける事業であっただけに否決され残念です。
今井議員は、総務委員長報告に対する質疑と、「コモンズ支援車」整備予算削減に対する討論を行いました。結果は、県危機管理室が本年度配備する災害対策用広報車と目的が似ているとされ、コモンズ支援車購入費が全額削除されてしまいましたが、せっかく事業に使える「宝くじ助成金」は、何らかの方法で活用して欲しいと願います。
<「コモンズ支援車」整備予算削減に対する討論要旨>
現在、消費者相談をはじめ、生活保護・健康相談・納税などの各種相談は、管轄の公共機関まで出向かなければ受けることができない。長野県には、400ヶ所もの「辺地・準辺地」地域が指定されているように、県の現地機関・公共施設も少ない地域が数多く存在している。
従来、県民の皆様が出向いていた各種相談を、コモンズ支援車が出向くことで相談の窓口が開設されるし、災害時には「情報拠点・指揮車」となるべく、防災関連機材(衛星携帯電話)を搭載する。市町村からの要望があれば、貸し出しも可能な車両である。更に、「コモンズ支援車」の整備は、先の6月県議会での議論を踏まえ、さめ細かい対応を目指して県下10ヶ所の全地方事務所に一斉配備され、更に財政負担が殆んどない「宝くじ助成金」を活用しての予算案である。
地域住民の暮らしを守る施策を提案すべき県議会において、「当初予算の一部の説明が不足していたから削減する!」という理由では、多くの県民は納得しない。
地域の皆さんの暮らしの安全、安心を守り、市町村や地域住民と連携・協働し、サーヴィス向上に努めることこそが、県や県議会の大きな役割ではないか。
9月定例会が閉会して印象的な事柄は、副知事、教育長不在の事態が今後解消されたことでしょうか・・・