日々新緑が萌える中で色とりどりの緑、桃の花のピンク、菜の花の黄色、リンゴの花の白色、山桜の薄紅色等、通勤途上、しなの鉄道の車窓から見る景色は本当に美しく心豊かな思いに満たされます。ほのぼのとして、まさにコモンズが感じられる信州の春です。
週はじめの本日は、10時から団会議を行い両県議が登庁され、今年度の政務調査活動予定・予算立案を行いました。
午後からは、島田議員が所属する社会衛生委員会の初委員会が開かれました。
今井議員は、本庁で行われた「たたかう住民とともにゴミ問題の解決をめざす弁護士連絡会」の皆様との懇談会の傍聴にいきました。
新年度に入り、平成16年度の政務調査費の報告書作成に追われる毎日ですが、県民の期待のかかった税金ですので、「トライアルしなの」では、使途が公正で明確であり県民にきちんと説明責任を果たせるような政務調査活動報告書を心がけ作成しています。
二十四節気の一つ『穀雨』(こくう)は、4月20日頃で、四月初旬の『清明』から『穀雨』へと変わる頃は、太陽黄経が30度のときで、田畑の準備が整う時候です。穀雨とは、暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されているように、田畑を潤し、穀物の成長を助ける雨のことです。
今年は丁度雨が降り、満開で美しく咲いていた桜の花は、風と雨で舞い散り、舗道や水面を薄ピンクの花びらで覆いました。
雨の後は、木々の新緑が一際新鮮で鮮やか、春の彩が日毎増えてあたりは春色に染まり、自然の美しさに心癒される本当に良い季節になったとしみじみと感じます。
本日は、『文教企業委員会』の新年度初委員会が行われ、今井議員が出席しました。
その後、午後3時より『長野県議会総合農政対策議員連盟セミナー』が議会棟で開催され、島田議員・今井議員が参加しました。
テーマは「新たな『食料・農業・農村基本計画』について」で、講師は、農林水産省大臣官房企画評価課の森健氏でした。
島田議員は本日信州大学の中本教授よりお誘いを頂き、明治35年から95年間もおいしい水道水を供給し続けている高崎市の「剣崎浄水場」と、道をはさんだ隣の若田浄水場(キリンビールのために建設した)でろ過池の状況等を調査研究に出かけました。
ビールの醸造用に適した水を供給しなければならなかった高崎市は、おいしい水を供給するためには、「薬品を使わず自然に任せるのが良い」ことがわかり、切磋琢磨の努力を重ねたとの事。結果として「ビールがおいしい水道水をつくった」ことになったそうです。
又、産業廃棄物問題もなく、余分のエネルギーも必要なく、薬品は一切使用しない、安全でおいしい水道水についての研修も行い、大変有意義な視察研修となったとの事です。今井議員は文教委員会と重なってしまい参加できず残念でした。
島田議員は、議員になった当初から「エコロジー議員」といわれ、環境問題に配慮してきましたが、今後の議員活動の中で、環境問題をしっかりと捉え、取り組んでいきたいとの事です。
青空に恵まれた週末、各地は見事に咲いた桜の花を愛でるお花見の人々で賑わいました。
ニューズで報じられていた高遠の桜も綺麗でしたが、私の住んでいる上田市でも,上田城址の桜が満開となり、全国各地から観光客が訪れました。
今年から始まった夜桜のライトアップは、三日月の夜空に桜の美しさが映え妖艶なまでの雰囲気をかもし出し観る人の心を酔わせました。
信濃の春はこれから百花繚乱の季節を迎え、日々楽しみです。「信州人で良かった」と、しみじみと感じ、心豊かになるこの時期は、私にとって「生命力の強さ・躍動感」に日々感動する時期でもあります。
17日の昨日、長野では、第7回長野オリンピック記念長野マラソンが行われました。長野市東和田の長野運動公園からオリンピックスタジアムまでの42.195kmを5388人が走り、4593人が完走しました。同時に第1回長野パラリンピック記念長野車いすマラソンも行われ、50人が完走しました。
何事にも、果敢に挑戦・チャレンジする人々の額に光る汗が爽やかで美しい日でした。
昨日まで冬枯れ状態の樹が、今日は若芽が萌え、いつの間にか新緑が濃くなっているというように、日々急激な成長を遂げている自然界に「元気」の活力を頂いている今日この頃です。
本日は、「花冷え」と感ずる冷たい風と雨で寒い位の一日になりました。
午後から議会運営委員会が開かれ、今井議員が登庁されました。
「トライアルしなの」は、先に正・副議長に申し入れを行った通り、議会運営委員会では発言、決定権を持たないオブザーバー参加しか認められていません。しかし、事前に申出書を提出し発言が認められると、発言をする事ができますので、下記の発言をさせていただくよう事前に「発言申出書」を提出しておきました。
<発言の要旨>
1.議会運営の要である議会運営委員会の構成について4月8日に、議長・副議長に申し入れをさせて頂きましたが公正且つ民主的な議会運営を進めるために、全会派が参加できるよう強く要望致します。
2.議会の広報費増額により、内容を更に充実させるために、現在の交渉会派6名からなる委員数を増やし、全会派による構成を望みます。
尚、本日の議会運営委員会での協議事項は下記の通りです。
1.平成17年度の委員会運営方針について
2.委員会活動の旅費について
3.長野県議会事務局規程の一部改正について
4.「分権改革日本」実現全国大会について
5.広報活動の充実、
常任委員会等の委員の選任方法、
委員外議員の発言の取り扱い
海外視察制度及び政務調査費の交付額について
6.検討会議の設置について
7.年間活動計画について
8.その他
今井議員は、議会運営委員会に出席後、教育委員会へ行き、傍聴してきました。
まだそれぞれが定位置に収まらず、昨日の引越しの片づけが続く中、10時半から「公正且つ民主的な議会運営」を求めて議長へ申し入れを行いました。島田代表の都合がつかず、今井県議が代表して行いました。申し入れの内容は、下記の通りです。 議会運営委員会は、委員定数が11と決められ、各派の所属議員数の比率で委員数を配分しますが、平成15年度・16年度は、2名の旧公明党県議団にも参加が認められていました。
3名の「あおぞら」は、昨年度は結成が年度途中だった事もあり、参加が認められずにいました。しかし、本年度は当然認められると思っていたのですが、自由民主党県議団、県民クラブ・公明(共に9名)の会派がそれぞれ2名ずつに加え、「緑のフォーラム」(8名)も2名が認められる事となり、「あおぞら」の参加が認められませんでした。
「トライアルしなの」の申し入れに引き続き、「あおぞら」が10時45分より申し入れを行い、萩原新議長は、委員の配分について再検討してくださることを表明下さいました。
午後から、各派代表者会があり今井議員が出席しました。
2005年4月8日
長野県議会
議 長 萩原 清 様
副議長 佐野 功武 様
トライアルしなの
島 田 基 正
今 井 正 子
公正且つ民主的な議会運営についての申入れ書
新年度の正副議長に期待しつつ、議会運営の要である議会運営委員会の構成について申し入れを致します。
議会運営委員会は、平成15年度より2名の公明党県議団も委員会に加わり、全10会派参加の、民主的な議会運営委員会が進められてきました。平成17年度の議会運営委員会は8会派のみの委員構成で、3名のあおぞら、2名のトライアルしなのは参加できずに進められようとしております。
全国に誇れる民主的な議会改革の流れを止めることなく、平成15年度・16年度と同様に、全10会派参加のもと、議会運営は、民主的、公正且つ平等に開催運営されることを強く要望致します
桜の蕾が膨らんできました。草花のすさまじい生命力が上へ上へ天に向かって伸びようとしています。
本日,議会棟は会派控室の引越しが行われました。
今回の引っ越しは、現在ある10会派の半分にあたる5会派の控え室が移動になりました。本来ですと、あと2会派もそれぞれ現在よりも広い部屋へ移動できる事になっていましたが、現況で良いと言うことで、5会派のみの移動となりました。
県の職員のご協力を頂き、朝から順次大移動が始まりまた。 会派の控室は、会派の人数により広さが決められますので、議員の移動に伴い、引越しが生じます。
今回の引越しは、「トライアルしなの」から2県議が他会派へ移り人数の変動があったことによる引越しです。会派制度とは、所属議員数の数が全てに反映してくるシステムなので、2議員の移動だけで生ずる引越しでも大掛かりになってしまいます。
「トライアルしなの」は発足してから2年のうちに、3回の引越しを味わいました。その都度、大変な思いをしますが、特に今回は今までの面積の3/1位の広さになってしまったので、荷物が全部入るか心配でした。
両県議の都合がつかないので、朝から、今井事務所から2名、島田事務所から2名のお手伝いを頂き、部屋の中のレイアウトのため、ロッカー・パソコン・机等を先に運び入れて、皆の知恵を出し合い場所を決めました。その後、県の職員の方々にも手際良く運んでいただき、大助かりでした。
何とか、部屋は落ち着きましたが、まだまだ細部の片づけが済んでいないので、当分は後片付けが続きそうです。
議会事務局職員の皆様・両事務所の皆様、大変お世話になりまして有難うございました。
心から感謝申し上げます。