今宵はクリスマスイヴ。街の中をクリスマスソングが流れています。
昨日の23日。午後4時から立科町の野方区公民館で「トライアルしなの」北佐久支部地域での移動県議会報告会を開催しました。
暮れの忙しい中雪まじりの寒い日でしたが、公民館に沢山の方々が集まって下さいました。
第一部の「移動県政報告会」は、島田議員の挨拶と県政報告、今井議員の県政報告と質疑応答等の次第で行われ、数人の方から内容の深い質問もでて、大変充実した県政報告会になりました。報告会後は、地域住民の皆様の様々な要望をお聞きする懇談会に移行しました。
又、今井議員の所属する県会の「高校改革プラン研究会」は、23日、県教委が進める県立高校再編について、高校生との意見交換会を松本市内で開きました。生徒からは「突然の再編案に戸惑っている。時間をかけて議論してほしい」との意見が出たそうですが、先日のテレビであるお母さんが、「いつまでも結論を長引かせている事の方が子ども達は不安になる。」といった意見もあり、それぞれ一理あり、いつか決めなくてはならない結論をどこまで検討するのか難しいところだと思います。県政報告会のため、今井議員は松本までは無理でしたので欠席でしたが、同日、上田市の情報ライブラリーにおいて第2通学区の高校改革プラン推進委員会が開かれ、今井議員は開始からしばらくの間傍聴してきたとの事です。
今井議員は、12月定例会の一般質問の際、宮沢賢治の「雨にも負けず」の詩を引用し、教師時代からのご自分の姿勢を示されましたが、まさしく「今井議員」だと思い、感心しました。どんな時でも頑張る姿勢が「愛」に溢れていると思います。
東に病気の子供あれば行って看病してやり
西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなに でくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものにわたしはなりたい
県内各地で12月としては記録的な大雪となった今冬。除雪した雪が道路脇で背丈より高くなった場所もあり、郵便物の配達や宅配の遅れ、ホテルの予約のキャンセルなどの影響も出始めているようです。
22日、島田議員の後援会では役員会が行われ、雪にも関わらず沢山の方々が集まって下さり、佐久市出身の市川覚峯氏により―少子高齢化時代 ほがらかに生きる「笑って心を伝える」について講演がなされました。
島田議員は来年の再手術に備え、まだ咽喉の調子が悪く、声が十分に出ませんので、周りの方達がカバーしながらの和気藹々の会合となりました。
今井議員も雪の中、途中から駆けつけて下さいました。
<島田議員の当日の感想>
昨夜県政報告を兼ねた後援会の役員会を行いました。
大好きな雪が味方してくれたのか、お陰様で例年より多くの支援者の皆さんが、悪条件にもかかわらず掛け付けて下さいました。「大雪の為出席者が少ないのではないか」と、心配をして下さる支援者の有り難い御気持ちの表れだと深く感じいりました。
本当に人のつながりに感謝感謝です。これも素晴らしいコモンズの一つですね。
佐久出身の市川覚峰さんにお話を頂きました。
師は「日本の美しい心の源流」を求めて戸隠に住みながら、比叡山、高野山、大峰山、戸隠連峰など修行体験を重ねております。
歴史の中に培われてきた「日本人の心」を学び、それを政治、経済、社会、に生かす「道」を求めてきました。
又それらを「国風の刷新を目指す運動」に生かして展開する為、多くの賛同者を得て「日本経営同協会」を設立し、セミナー、錬行体験指導、全国講演を数多く行っています。竏苧ェ-
昨夜覚峰さんから頂いたお話は「いのち輝かせて生きる」でありました。
「他を輝かせて自らも輝く」そんな「日本思想を人生に活かす」講演でした。
いつもお話を頂いているのですが、何時も新鮮で感動します。
今回印象に残ったのは三点程です。
まず一つ目はお互いに立てあい、相手の持っている強みを前面に出し、輝く能力にスポットを与え合う。こうした動きを互いに行う、「活己他輝」(かっこたき)が大事とのこと。
「自分が活き活きとして、働き甲斐、、生きがいを持って、輝いて生活したいなら、まず相手や他のモノを輝かすことである」という意味で、「他のモノを心から輝かせる為には、まず己が活気に溢れていなければならない」,そのためには、自分自身の心にゆとりを持って日頃活気あふれる言動を取る事。
「いいね、いいね、」「おもしろいね」「ついてるね」「うまいね」「すてきだね」など、肯定語を多く使い、物事を前向きに捉え、元気に振舞う事が大切との事。
声は明るく、何時も胸を張って、スピード感のある行動、機敏な動作をする事で周りに活力を振りまく事ができる。
胸を張り、声は明るく元気にと言った、「振る舞い」まで触れましたが、密教では、「身口意」(しんくい)といって、かたちと言葉と心の三点の一致を重要視するとの事です。
また上司と部下の間であれば、上司はいかに部下を輝かすべきかを、何時も考え続け、部下の持ち味を引き出し、活躍の場を与えて輝かせる事を第一に考えるべきで、本人の一番素晴らしい点にスポットを当てて、その強みを発揮させ、周りから賞賛してもらうような場面を演出してゆくことが大事。
結果として、あの人の部下達は素晴らしい、「優将のもとに優兵あり」と上司自身が高く評価されることにつながる。
部下達がキラキラと輝いて仕事をすることにより、上司は素晴らしいリーダーとして認知されるでしょうとの事です。
お寺に行きますと、真ん中に本尊、両脇には脇仏がおられます。
薬師如来が本尊であれば、月光菩薩、日光菩薩、と言う二つの仏様が左右に座し、両菩薩が品良く美しくキラキラと光を出して輝いていますから、本尊が引き立って見える訳。
この様に周りの人の能力を発揮させ、輝く場を与える事が、何よりも大切。相手を立てたり、アピールしたり、皆が注目するような場を与える事により,己の地位や評判が上がっていくのだそうです。部下の立場であれば、上司を立て、この人が如何に素晴らしいかを周囲に認知してもらう事によって、自己の位置づけも上がります。上司が社内や社会で、良い場面でよい活動が出来るように、段取りをする事も、惜しみなく行うようになるとのことです。
次に「美点良観」の心です。
他人の良い点だけを見て、その美点を感じて,其処から互いに学び取ろうと言う姿勢を持った組織の方が発展する事は、改めて述べるまでもなく、肯定的な姿勢で相手のよさだけを見つめそこからお互いに何かを得ようという組織は、 情報や知恵が蓄積されますし、お互いの持っている知恵や情報の共有化が出来やすいとのことです。
それとは逆に、お互いの問題点や欠点の方ばかりを見て、「ここが悪い」「あそこが問題だ」と、相手を自分の価値基準で裁いているような人びとの多いところでは、良い組織運営は出来ない。相手を評価し裁いている感覚は、裁かれている相手におのずと伝わっていきます。
それにより相手が萎縮し、自信を失い、思い切った活動が出来なくなってしまいます。 相手のよさだけを見て、あなたの強みはここだと称えあっていると、お互いにその点に自信を持って行動できるようになりますとの事。どんな組織が生産性を高め、利益を生み出すか、より多くの人びとに幸せを送り出すかと考えたとき、おのずと結論は決まり、人や組織を見るとき、良さや強みを探し出し「美点良観」の心で行っていくべきだと思いますとの事でした。
これが二番目でした。
もう一つは「自分に恋して生き、目の前の人に恋して生きる」という事でした。
恋している相手には、「あばたもえくぼ」で欠点も良く見えてしまいますし、恋人なら問題を起こしても、「まあ、しようがないや」「ああ、又やってしまったよ」と苦笑しながら許せるのです。
自分に降りかかる苦難も、不運も、幸せな恋を得るための試練と思えば、自分を明るく応援できる。
こんな事を話されました。
全ての人に恋して生きて、更に県政へ力を注ぎたいと改めて強く思いました。
真っ青に晴れ渡った空のもと雪化粧した山々が映え、「夢の世界」にいるような美しい朝です。凍てつく中を自転車にのり上田駅前まで来ると、温度計はー8度を表示。顔もこわばり、身体も冷え切ってしまいました。
車窓からみえる朝陽にきらめく雪景色は本当に清々しく心洗われる思いでした。
上田(東信)と長野(北信)では、わずかの距離の違いですが、積雪量がまるで異なり、これからは別世界になります。
昨日で12月定例議会は終わりましたが、議会棟内では10時から選挙区等調査特別委員会が開かれ島田議員が出席し、今井議員は傍聴しました。委員会に先立ち、軽井沢町と御代田町の町長さんたちが選挙区の合区について議長・委員長のもとへ要望にお見えになり、北佐久郡の地元議員として寺島議員と今井議員が立ち会いました。
2007年の県議選に向けて選挙区を見直している委員会では、本日も各会派が検討した案をもとに、公職選挙法に基づく「任意合区」について論議しましたが、北佐久郡を佐久市に、諏訪郡のうち下諏訪町を岡谷市に、富士見町、原村を茅野市にそれぞれ合区する案については、結論が年明けに持ち越されました。
定数1の「1人区」や、北佐久郡等のように同一選挙区の中で複数の地域に分かれる「飛び地」選挙区の解消が見直しの目的ですが、国が今月末に公表する国勢調査の速報値を基に論議すべきだとの意見や「1票の格差」を2倍以内に抑えるべきだとの指摘。又、今後県内で新たな市町村合併の枠組みが生まれて選挙区見直しが必要になる可能性もあるとして、今回は任意合区を行うべきではないとの意見も出、結論は出なかったとの事です。
今井議員は、北佐久郡選出議員だけに成り行きを心配しています。
両議員ともそれぞれの政務調査を行い、午後帰られました。それぞれ各会派の議員さんたちも帰宅され、議会棟は急に静寂が戻りました。
全国各地を寒波が覆い、大雪を降らせています。県内でも、県北部を中心に大雪となり、交通機関にも影響が出て、JR信越線が運休したり、上信越道が一時通行止めになるなど混乱が出ています。
本日で12月定例会が閉会となります。
当初本会議は、午後1時から開会予定でしたが、総務委員会の審議が先週中には終わらず、本日まで延びた為、何と開会したのは夕方の午後6時20分になり、閉会は8時過ぎになってしまいました。
田中知事が提出した県組織再編のための関連条例改正案4件は賛成多数で継続審査となり、県教育委員長の委員再任案は否決。補正予算案はコモンズ支援金の増額分など計1億700万円余が否決され、総額3億1400万円に減額して可決されました。
県組織再編の関連条例案は9月県会に続く継続審査となりました。
平成17年12月県議会定例会における知事議案説明で、田中知事は「 今から3年前の平成14年10月に県議会の皆さま方から頂戴した「行財政改革調査特別委員会」の「調査報告書」に則り、行政機構審議会での議論と答申も踏まえ、さらに検討を重ねた上で、先の9月県議会に組織再編に関する条例案を提案いたしました。
件(くだん)の「報告書」では、多様な行政ニーズに効率的に対応することや、地域の創意工夫による自律的な地域経営を行うことが行政改革の必要性として示されております。また、選択と行政資源の集中化や現地機関の自主性・主体性の向上、行政と民間との協働、スピードの重視、コスト意識の徹底等も、「報告書」に基づき、今回の条例案に取り込んでおります。
さらに、地方分権を先取りした行政システムの構築や縦割り型組織の弊害の除去、現地機関の総合力を発揮できる体制づくりを行うべきとの「報告書」の指摘も、私どもが提案している、地域の課題解決を図る上で予算の提案から執行まで可能とする「地域本部」の設置等と相通ずるものであります。いずれにいたしましても、今回の組織再編案は、今後の3年間で実現せよ、と議会の皆さまから奇しくも3年前に受け取った宿題に、全面的にお応(こた)えする内容であります。仮にまだ相違点がありましたならば、可及的速やかに忌憚なくお申し付け下さいますよう、改めてお願い申し上げます。
なお、私たち理事者側は9月県議会以降、議員各位からいただいたご意見を踏まえ、県民の皆さまのご理解を得るべく、地方事務所長と経営戦略局の各チームリーダー等で県内の市町村を訪問し、組織再編や権限移譲について腹蔵なき意見交換を行ってきたところであります。幸いにも大多数の市町村は、組織再編と権限移譲とは別問題との認識を示され、住民サーヴィスの充実を図る上でも20年振りの組織再編は速やかに進めるべきとして、今回の組織再編に対する賛意のご意見をいただいております。
市町村への権限移譲につきましては、介護保険のような具体的なメニューを複数お示しする中で、それぞれの市町村の実情に沿って個別にご相談させていただきたいと提案申し上げ、この点に関しても、上下のタテ関係から対等なヨコ関係の信頼を構築する権限移譲のあり方である、と賛同いただいております。
また、11月9日から、諏訪地域を皮切りに県内10の広域ごとに県民の皆さまとの懇談会を開催させていただきました。私も諏訪地域を始め5つの会場に参加させていただき、県民の皆さまの思いを直接肌で感じ取ってまいりました。
組織再編について、「縦割りを排する良い案である」「表情も対応も行動も県民の目線に立って大きく変化した職員のサーヴィス向上に寄与すると思う」といった趣旨の過分なご意見を数多く頂きました。中でも、「延々と議論を続けるのでなく、まずは実施してみるべき。仮に不具合が生ずれば、その場で改善してこそ真の改革」といった内容のご発言には、単に議論好きな県民性に留まらず、常に試作し、常に改善するモノ作り産業が信州・長野県で発展した真の理由を垣間見た思いでした。」と述べられましたが、議会は、「現地機関への権限や財源移譲を求める県市長会などの要望が反映されていない」等との指摘があり継続となりました。田中知事は本会議後の記者会見で「今年度における廃案だ」と述べ、目標とする来年4月実施は不可能との認識を示されました。
とにもかくにも12月定例会は閉会となり、明日は午前10時縲恆I挙区等調査特別委員会が行われます。
6日から始まった一般質問も本日は最終日となりました。今井議員が、咽喉の調子が悪く声が出ない島田議員の分まで頑張って22分間の質問をしました。
後援会の方達もたくさん応援に来てくださり、質問項目としてあげた質問を全て終え、内容も大変良かったと思いました。
【今井議員質問項目】
1.生命を守る県の教育体制について
(1)丸子実業高校生徒の自殺問題の対応について
(2)いじめや、不登校の問題などについて、児童相談所等はどのように関わっているか。また、課題になっていることは何か
(3)教育委員回では、子ども支援課を中心に相談業務等を行っているが、こうした問題に対する相談部門が、学校を所管する同じ教育委員会内にあるのはどうか。どのような部署に位置づけるのが良いか。また、相談員等に女性を多く配置する必要があると考えるが所見を伺いたい。
2.企業の少子化対策に対する支援について
子どもを生み、安心して育てるためには企業内の環境づくりが重要である。
(1)県内の実態はどうか
(2)商工部として、企業が社内制度として社員への支援、手当の支給など整備するよう、特に中小企業に対して商工会、商工会議所を通じ、普及・啓発・制度のPRを図る必要があると思うがどうか。
3.他の都道府県にまたがる組織・団体への補助金・負担金のあり方について
(1)他の都道府県にまたがる組織・団体への補助金・負担金の状況について
(2)他県との連携の必要性について
<例>
・妙義荒船佐久高原国定公園負担金(群馬県)
・青色申告会の関東ブロック大会補助金等
4.県が保有する有価証券の売却について
(1)県では保有するテレビ局等の株式の売却等を進めているが、売却先等の現状はどうなっているのか。
(2)他県の状況はどうか。
(3)メディアの公共性についてどのように考えているか。
5.公共工事の繰越明許費について
公共工事の事業費が減っているにもかかわらず、繰越額が増えている原因と今後の対応について
6. 高校改革について
(1)高校改革について
(2)高校再編について様々な意見があると思うが、県民の意見を聞く機会はあったのか。また、十分聞いて反映できているとお考えか。
明日からは委員会が始まります。
上田を出たときは薄日が差していましたが、長野に向かうにしたがって、鉛色の雲が重く垂れ込み、車窓からでも外の温度が下がってきているのが感じられました。
長野駅に降りると、地面は濡れ、霙が降っていました。バスに乗っているうちに霙が雪に変わり、辺り一面銀世界になりました。
本日、長野県勤労者福祉センターにおいて、「浅川治水と新河川法」の緊急報告集会を「浅川・千曲川等治水対策会議」「共産党県議団」「共産党長野市議団」「あおぞら」「トライアルしなの」との共催で行いました。
悪天候にもかかわらず、関係者も含めると150名近い方々が参加して下さり、会場は溢れるばかりで、資料も不足してしまう程でした。嬉しい誤算とは資料のなかった方々にはご迷惑をおかけしましたが、大変内容のある充実した研修ができました。
『浅川ダム中止後5年が経過し、はじめてダムなしの治水対策が河川整備計画案として長野県が発表した。この内容は、浅川の特性に基づく内水対策や土砂対策などの総合的な治水対策となっており、多くの流域住民は国の許可を一日も早く受け、本格的な治水対策を願っている』等を【開催目的】とした緊急報告会です。
【報告事項】
1.浅川河川整備計画案 長野県出納長 青山篤司氏
2.浅川流域の砂防計画 長野建設事務所長 有賀良夫氏
3.浅川の治水と新河川法 国土問題研究会 中川 学氏
4.県議会・市議会からの報告 県議会議員 石坂ちほ氏・他