残暑から解放されて、爽やかな季節到来を感じさせる本日より10月15日までの19日間の会期で、課題山積した9月議会が始まりました。
午前中は、必要案件について各部局の職員を招き勉強会。内山,中澤両氏、百条に関する不起訴処分、浅川穴あきダム問題等について来室。
午後1時開会。2時抽選の結果、一般質問の順番決まる。今井議員7番目(10月3日最初に登壇)、小林議員26番目(10月5日2番目の登壇)、永井議員30番目(10月5日6番目の登壇)、全部で33人出、舌戦を繰り広げる。
10月2日(火)より4日間です。是非お出かけ頂き共に考えましょう。控室に顔を出してください。そして、疑問、質問、良いアイデアをお聞かせくださいね。
県立須坂病院の産科医確保の住民運動をしている「地域で安心して子どもを生み育てることを望む会」の皆さんが県知事、県議会議長に請願書提出のため訪れる。永井議員対応。上田市の「安心してお産と子育てができる地域をつくる住民の集い」の会と連動。大きなうねりになってきました。医療体制が崩れてしまうことほど深刻な打撃はありません。がんばりましょう!
午後子ども支援課等からレクチャー。場所を移動して「これからの県政」について講演会、講師の先生より、貴重なアドバイスを受ける。
議会運営委員課会より提示された補正予算・条例案について必要部局の方からレクチャー。税務課、食本・生活課、建築管理課、予算案については財務課の方に来てもらう。
午後は9月議会に向けての話し合いがもたれた。
上田で、先日記者会見をした「安心してお産と子育てができる地域を作る住民の集い」のお母さん達の会がシンポジウム開催。島田議員長年にわたりサポート。先日14日、記者会見直前に来室された廣瀬先生や、上田産院で出産されたお母さん達があかちゃんをあやしながらされたお話はどれも胸を打つお話でした。実は我が家のお嫁さんも上田産院でお世話になりました。よかった。見んな、気がついてきた!人間て、すてきだ。
昨日、森林部職員来室、食い違い個所について話し合う。普段は要望書等の提供はしないのだが、依頼があり応じた。必要なこともあるのだと思うが、ガチンコ勝負をモットーとする我が派としては少々不本意であった。3時丁度、知事室にて会見、島田代表が挨拶し、今井議員が要望書を読み上げた。小林・永井両議員も同席。よりよい施策の実現に向けて慎重に運営がされるように提言することが出来た。
以下に要点を記す。
廃棄物条例制定と森林税導入に関する要望書
■廃棄物の適正処理の確保等に関する条例(仮称)について
1)廃棄物処理施設設置に係る手続きについて
2)一般廃棄物の処理について
3)燃やさない!埋めない!捨てない!の県民運動について
■森林税導入に関して
1)導入にあたっては県民への説明責任を
2)法人団体と個人の負担割合の再検討を
3)目的税化を明確に
小林議員の現地視察終了に合わせて、PM3:30より、勉強会。森林税や、廃棄物条例について、各部局の職員より説明を受ける。中信地区での視察を終えた小林議員途中から加わる。
徹底的に納得がいくまで議論するのはトライアル信州のスゲーところだと思う。自分や住む地域に直接関わらなければ、「まあいいか」と、兎角なりがちですが「大局からみてどうか」を常に考えていく、この姿勢を保ち続けることはとても大切だと思います。
6時を廻って8時近くまで団会議。お疲れ様でした。
今、上杉鷹山が「最も尊敬する政治家」といわれている。彼のしたことはまず「無駄を省き、質素・倹約に徹す」であった。
決して、「不足を民から取り立てる」という今では当たり前になってしまった施策は取っていない。森林税も多くの赤字自治体が取り入れようとしているが、先人の「哲学」をこそ、取り入れるべきではないだろうか。