陸上の第9回世界選手権第7日目、フランス競技場で行われた男子200メートルの決勝での末続慎吾選手の走りを見ようと楽しみにテレビをつけたのはいいけれど、結局走るのを見られたのは、辺りが明るくなってくるような時間でした。待っていた甲斐があって、見事銅メタルを獲得。日本人が短距離でメダルをとるのは初めてという、素晴らしい快挙を成し遂げました。
さて寝ようと時計を見ると、早五時半。就寝につくと電話の音で目が覚め、何時かと思ったら、未だ7時前でした。無事到着との知らせと視察先の確認の電話でした。外国でも、直ぐ通じる便利さと、団長として、皆さんが少しでも満足できるような視察旅行にしたいと思って必死になっている島田県議の熱意が伝わってきました。
でも、こちらとしては、チョット眠い時間でした。
とにかく無事、楽しい満足感をもって帰国できる旅を続けて欲しいと改めて思い、折角起きたのだから、花にでも水遣りをして・・・という訳で、結局睡眠時間は1時間余りになってしまいました。
それにしても、末続慎吾選手の活躍ぶりは素晴らしく、今まで支えてきてくださった方たちのためにも、足が攣ってしまったけれど頑張ったとの事、人間必死にその気になれば、力が何倍にもなって発揮されるのでしょう!どんな事でも、必死になって、夢中になって物事が出来る人こそ、人生が輝いていられるのだと思いました。
本日より北欧視察へ出発です。朝一番の長野新幹線で出発し、今頃は飛行機の中です。どんな時を過ごしているのでしょうか?
全員元気で、予定通りの旅立ちです。
楽しく良い旅になりますように・・と願いを込めて、朝早く朝食がとれなかった人のために、おむすびをにぎり、お茶と共に心ばかりの差し入れを持ち、上田駅でお見送りをしました。
既に長野から乗られた参加者の皆さんの顔が、これからの旅への期待感でニコニコと輝き、頑張るぞ! という、意気込みが感じられました。
念願の高齢者福祉の状況視察をするため、コペンハーゲンにある施設「ヒルデモア」が視察できるかどうか、昨日の夕方まで、調整を図り、ついに視察できるようになりました。
しかし、既にその日のスケジュールは、サムソ島で、代替エネルギーの利用状況、自然保護状況を視察する予定になっており、急遽各自の視察目的に合わせ、夫々の意志で視察したい方を選び、2班に分かれて行動することになりました。
サムソ島は、デンマークでは、一番美しい島といわれており、離島の生活の不便さから環境に配慮した循環型社会を目指し、エコミュージアムは、努力の結果であり、その歴史を展示する場であるとの事です。この島は、デンマークで初めて民間の協同組合による風力発電タービンが設置された所でもあります。
介護型住宅「ヒルデモア」は、他に類を見ないサービスとクオリティーをお年寄りに提供する住環境整備に対する果敢なチャレンジであり、セルフケアの原則が重視された「社会貢献型企業」として、経営陣とスタッフの皆さんの介護に対する高い理想が反映された素晴らしい介護型住宅施設との事です。
既に、視察されたS氏は、視察後人生観が変わり、「目からうろこ」が落ちたほどに感銘を受けたとの事でした。
両方ともどうしても視察したい場所でしたが、残念ながら時間的に無理があり、2ヶ所は視察できませんので、それぞれが目的に応じた選択になりました。
昨日は、午前中、男女共同参画社会づくり推進議員連盟 サミット実行委員会があり、島田県議・今井県議が出席しました。その後、教育畑で長年活躍された今井県議は、定時制高校存続への熱意に燃えて、他の議員に呼びかけ、教育長さんのもとへ要望に出かけました。
午後からは、総務委員会があり、木内県議が出席しました。
ダム計画を中止した浅川・砥川の流域対策原案について、県側の説明がなされ、田山企画局長から、試算として2河川の流域対策費は、約100億ずつかかることが明らかになりました。
委員会の詳細は、木内県議のHPに記載されていますが、各県議から批判が相次いだとの報道がされております。
県は、各流域協議会で住民の意見を聞き、年内に原案を固め、その後、流域首長の承諾をもらい、2月縲怩R月に国に整備計画を申請して許可を得、来年度に工事開始という意向。1県民としての希望ですが、県側だけでは無く、議員からも、批判ばかりではなくて、こうすれば良いという確たる提案が出来るような審議がなされ、真の県民益のため切磋琢磨し、より素晴らしい流域対策がなされることを期待しています。
この1ヶ月、実に充実した日々を過ごしている県議たちですが、明日からは、又、視察のクライマックスにあたる北欧の海外視察へ出発します。
種々の問題が生じ、現在は、政務調査費での海外視察は認められていませんので、各自、自費での視察になりますが、北欧は費用がかさむ上に、視察先が学校等でも有料ということでなかなか大変です。しかし、それにも増して、現地で自分の目でしっかりと見てくるという県議たちの熱い情熱が、旅への期待を膨らませ、皆を奮い立たせています。
スウェーデン・デンマーク・ノルウェーと3国廻って、福祉・教育・環境等の視察予定です。総勢17名になり、ちょっとした団体旅行になりました。
きっと実りある、収穫溢れる旅になることでしょう。高齢の方もいらっしゃるので、健康に気をつけられて良い旅を存分に味わってきてください。内容豊かな報告が聞かれるよう楽しみにしております。いってらっしゃい!
長野市と上田市の間、ゆったりと流れる千曲川が、風情あふれる趣をもたらしている平地に更埴市、戸倉町、上山田町が並びます。「平成の大合併」でこの3市町が合併し、9月1日から、いよいよ千曲市が誕生します。
3市町が任意合併協議会を設置後、住民負担・サービス等約500項目にわたって調整を重ね、住民負担は低いほうへ、サービスは高いほうへを水準として検討をしてきたそうです。
人口は、約6万5000人、県内17市の中では6番目、面積は、約120平方キロ(長野市の3分の1程度)で、既に福祉医療制度・ごみの分別・介護保険料などの水準は一足先に統一してきており、住所も、大字を除き、現在のままと、新市誕生に伴う住民の暮らしの変化は、ごくわずかにとどまりそうです。
新たな市が、住民の為を思った、市民の目線で市政が行われる「千曲市」であって欲しいと望みます。
幼い頃より慣れ親しんだ「戸倉上山田温泉」は、今度は千曲市にあるという事になりますね。
どのような場合でも、新たな誕生を生む為には、それなりに産みの苦しみを味わい、新たな命を育くむためには、その成長過程で、様々な喜びと共に、苦難も伴なうと思います。
県政改革においても、又、新しい市の誕生にしても、それらの痛みや苦しみをバネにして、障害を乗り越え、素晴らしい成長を遂げていくのだと思うし、そこから生じる喜びと満足感を夢見て、頑張れるのだと思います。
天皇・皇后両陛下が、26日から軽井沢に滞在されるということで、軽井沢駅のホームで、知事が町長さんたちとお出迎えをなされましたが、テレビで報じられた田中知事は、いつになく緊張されたご様子でした。
両陛下の軽井沢滞在は、13年ぶりだそうで、31日まで、静養をかね軽井沢町と草津町にご滞在の予定だそうです。
御二人の、穏やかな温かい雰囲気が、様々の厳しい苦難を乗り越えられ、漸く得られた安息の時を楽しまれておられるかのようで、とても深い愛の絆を感じ、好感が持てました。
優しい、慈しみ深いお気持ちを、常に国民へ向けられている御二人が、いつまでもご健勝でご活躍される事をお祈りします。
「トライアルしなの」の、視察旅行がいよいよ迫ってきました。最後のスケジュール調整に、本日も慌しく連絡を取り合いました。
全員が、楽しさと充実感を味わえる視察になって欲しいです。
東南の夜空に赤く輝く火星が、8月27日に、6万年ぶりに大接近するそうです。
火星と地球は、その軌道の関係で、およそ2年2ヶ月おきに接近するのだそうですが、火星の軌道は地球に比べ偏心しているので、その接近時に火星が近日点付近にあると、その接近距離は特に短くなり大接近と呼ばれ、今回の大接近の位置関係は、何と6万年ぶりといわれるくらいの超大接近なのだそうです。
6万年前の地球と、文明が発達して電気の光に慣れ、オゾン層が破壊されつつある地球とでは、明るく輝く火星の光は同じに見え感じられるのでしょうか?
兎に角、明日の夜は晴天になり、多くの天文ファンを堪能させ、喜ばせて欲しいと思います。
8月に入り各委員会の現地調査が多く、前半に済んだ決算特別委員会(今井県議担当)・総務警察委員会・議会運営委員会(木内県議担当)・社会衛生委員会(島田県議担当)に引き続き、25日縲鰀27日は、今井県議が文教企業委員会で東信地区を、26日縲鰀28日は、田中県議が土木住宅委員会で県外視察へ、28日縲怩ヘ、宮川県議が商工生活環境委員会で東信地区を視察の予定です。又、木内県議は、28日には、総務警察委員会がありと、29日縲怩フ北欧視察を前に、各県議とも充実した日々の連続です。
全ての基は「健康が第一」気候が暑かったり涼しかったりと不順ですので、体調を整えて、ベストコンディションで、政務に励んで欲しいです。
「信州はお盆が過ぎると涼風」と、昔から信州の初秋の訪れを表現する言葉として使われていますが、今年は、お盆が過ぎてやっと本格的な夏が訪れたような感じで、数日前から、急に暑くなりました。
23日(土曜日)は、今井県議の地元である立科町の老人福祉センターで、夜7時から、トライアルしなの県議会報告会を開催致しました。
会派5名の県議と、無所属の北山県議が御参加くださり、参加者の皆さんの活発な質問・要望に対して、的確に答弁をしておりました。矢継ぎ早に出る質問に、予定時刻を30分もオーバーしましたが、それでもまだ足りないくらい、住民の方たちは、県政への関心が高く、良い報告会になりました。
当日の新聞で、22日の記者会見で、知事が、県会の代表質問や一般質問の時に、事前に、県職員が県議から質問内容を聞きだしている「質問とり」を、やめる方針を明らかにした事が報じられておりました。
「トライアルしなの」の移動県議会報告会においても、その場で、どんな質問が出るか分かりませんので、的確に応えられる為には,日頃の勉強と、広い知識、深い理解度、真の現状把握等が必要となり、県議達は、その都度緊張感を持って臨んでいます。
質問等に、特に指名の無い場合は、夫々の県議の得意分野、所属委員会に応じて等、チームワークを発揮し、答えていますが、これが1人の個人的な県政報告会ですと、答えが1人だけの範囲に留まりますし、移動県議会報告会の質問が、ヤラセというか、事前に「質問取り」を行っていたのでは、真の県民意識に触れることは出来ません。
報告会を開催する度に、参加者から、「県議さんがこんなに多勢揃って答えてくれるのは初めての事で、議会が近く感じ、県政の事も良く分かり、いろいろな意見も聞けて勉強になり、参加して本当に良かった。」と、毎回好評を頂き、活動を開始した意義があったと嬉しく感じています。
直接県民に接する中で、提言や質問・意見を頂く事は、県議たちにとっても大変に勉強になり、共に県政改革への意識が深まり、広がっていく事だと思います。
「質問取り」という言葉は、一般の県民はあまり馴染みの無い言葉であり、県議会の成り立ちが分かっていないと理解しにくいと思いますが、長野県議会でなされる代表質問、一般質問の「質問取り」は、現在経営戦略局が担当し、質問を予定する議員が、議長に発言通告書を提出後、担当職員が内容を聞き取って、知事や各部局に答弁内容の検討を割り振っているというのが実情だそうです。
その慣例は、県議会においては、共産党を除くオール与党体制であった吉村県政時代からずっと長く続いており、田中知事は、県側と議会側が、再質問までも、事前に分かり合っている現状に、疑問を呈したというのが今回の記者会見の内容です。
知事が「ガチンコ勝負」と表した県議会は、九月県会から始まるのでしょうか。
行方が注目されます。
「トライアルしなの」は、今週末からいよいよ北欧へ海外視察に出発します。