それぞれの予定を記します。
総務警察委員会が3日間に渡って行われ、島田議員が参加した。 ★10月31日(水) ・福井県庁(福井市) ★11月1日(木) ・石川県庁(金沢市) ・いしかわ子育て支援財団(金沢市) ・富山空港(富山市) ★11月2日(金) ・富山県庁(富山市) |
社会衛生委員会が3日間に渡って行われ、永井議員が参加した。 ★10月31日(水) ・健軍くらしささえ愛工房(熊本市) ・熊本県庁(熊本市) ★11月1日(木) ・熊本県立こころの医療センター(熊本県富合町) ・心理療法実施施設・児童養護施設 ・南さつま子どもの家(鹿児島県南さつま市) ★11月2日(金) ・鹿児島中央助産院(鹿児島市) |
文教企業委員会が3日間に渡って行われ、今井議員が参加した。 ★10月31日(水) ・宮崎県企業局(宮崎市) ★11月1日(木) ・宮崎県教育委員会(宮崎市) ・宮崎県立宮崎西高等学校付属中学校(宮崎市) ・知覧町立知覧特攻平和会館(鹿児島県知覧町) ★11月2日(金) ・鹿児島県立開陽高等学校(鹿児島市) |
ツꀀ
ツꀀ 今日は信大の勝山先生にお話を聞きました。お昼を囲んで団会議、「県議会だより」構成検討、戻ってからも検討と忙しい一日でした。乗り合わせて松本へ移動、2時半より。以下、小林議員のレポートです。 トライアル信州では。深刻になる一方の医師・看護師不足、特に産科・小児科医療の崩壊を防ぐための対策を最重要課題として政策立案を進めております。本日は信州大学病院に勝山努院長を訪ね、解決策がなかなか見出せない医療問題に対し、長野県としてどのようなアプローチが可能かを伺いました。
★ 勝山院長は、以下のように現状を他の先進国との比較を交え分析されました。
1.医学部の定員を増やしても医師の養成には10年程度が必要であり、今後も医師不足は続く。臨床医を養成するためのメディカルスクール(大学既卒者を対象とした実践的教育機関)の創設が望ましい。
2.看護師不足も深刻。信大病院では、資格取得後の研修制度によって、極めて高率の看護師定着が計られている。看護師の研修制度を導入するべき。
★医師不足が当分解消されないのであれば、医療を守っていくために地域として取り組むべきこととして
1.女性医師を活用するための子育て対策に思い切った投資を行うこと。
2.助産師のスキルアップを図り、正常分娩は助産師にゆだねる体制をつくるためのガイドラインづくりが必要。また、異常分娩に対する保証制度を整えていくこと。
3.機械的な定年制度を廃止し、勤務医の雇用の継続を図っていくこと。
などを約2時間にわたって、お話いただきました。「赤ひげ」先生は必要がない。地域における持続可能な医療システムを構築していくことの方が大切、との言葉が印象に残る意義深い県内研修となりました。勝山先生、ありがとうございました。(以上)
さあ、やる気のある先生を発掘できるか、議員の皆様、耳を澄ませて。「長野県議会だより秋号」も追い上げて完成させなくっちゃ!
ツꀀ
須高地区で「地域で安心して子どもを産み育てることができる事を望む会」の事務局の方が見えました。9月議会で全会一致で請願が採択されたことへの御礼、ということでした。永井議員が長い間対応してきており、県立須坂病院の産科医師不足による改革に大変苦慮して来ています。議員は不在でほんの立ち話でしたが、安堵がにじみ出ていました。
昔のように助産師さんが活躍する日が、一日も早く訪れることを願って止みません。上田の廣瀬健先生が来室した折のお話が忘れられません。「お産は病気ではありません。お産を通して、お母さんが子育てに自信を持つ・・・」上田産院のようなシステムがあったら、どんなにいいでしょうか。帰りに「赤ちゃんの生命の決まり」言叢社1905円の本をお渡しした。核家族化が進み、アトピーで苦しむ親子が増えました。一助になれば・・・。 私は3人目を中野市の助産所で出産しました。逆子でしたが、間もなく正常になりました。「心配しなくていいんだよ」が口癖で、産婦に負担をかけさせませんでした。産婦と助産師の強い信頼関係。残念ながら、今はありません。
もっと早く気付いていたら・・・。何がって、「沖縄教科書問題」です。意見書作成のさなか、「又、もとに戻すということだから、問題にはならないのでは・・・」と言う声が上がっていたが、ともかく作成した意見書を持って今井議員は奔走、何とか支持を得たいと。断念しかけたその時、島田議員の口から「過干渉が問題なんだよ」と。わかっていたんです島田議員は。そうだ「過干渉」だ!意見書と声明を混同している私は15日早朝新しく「意見書」を作成してしまった(以下に文のみを記します。これなら認めてもらえたかも)。他の会派にも声をかけたが最終的に共産党と共同で同日マスコミ各社に対して文書で声明文を発表した。
地方自治法弟99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。
記
本年3月、文部科学省が「沖縄における集団自決」に関して、集団自決を命令したとされる元将校が「日本軍による命令」はなかったと、裁判を起こしている点を挙げて、高校日本史教科書へ「沖縄の実態について誤解する恐れがある表現である」として修正意見をつけたことは「政治の過干渉」にあたります。さらに、町村官房長官が、再修正について指示しました。
去る対戦で国内唯一の地上戦を体験し、一般県民を含む多くの尊い生命を失い、筆舌に尽くしがたい犠牲を強いられた沖縄県民にとって、今回の削除・修正は到底容認できるものではありません。
「たとえ(戦争が)醜くとも真実を知りたい。学びたい。そして伝えたい」と言う次代を担う子どもたちの為にも、沖縄戦の実相を正しく伝えるとともに、悲惨な戦争を再び起こさないようにし、公正を期するためにも教科書検定に「政治介入」をしないよう強く要請します。(以上)
国は国民を本当に守る気があるのでしょうか。戦争の準備かと思うような・・・、変ですね。日本近海では海水温が2度も上昇して、ハマグリは死に、魚も浮き上がり、のりの養殖に支障が出ています。 さらに、中国大陸からは工業化による火力発電のせいでしょうか、石炭粒子が雲となって日本に襲い掛かり、高原の樹木枯死の原因になっています。戦争どころじゃないのに!
ツꀀ
次に今井議員の商工観光生活環境委員長に対する質疑を以下に記します(長いけど大切、しっかり読んでね)。
商工観光生活環境委員会委員長報告に対しまして、我が会派は委員を出しておりませんので、委員会審議内容について2点、お願い申し上げます。
1)今回の「廃棄物条例」-廃棄物の適正処理の確保等に関する条例(案)」骨子につきまして県内各地で県民が注目しております。我が地元御代田町でも産廃場の県許可後、長年にわたり問題があり、更新時県の許可取り消しがされ、業者の逮捕、初の県職員と住民との共同の撤去作業等がなされました。現在立科町でも水源地の上に産廃処分場、焼却場等の話もございます。
今回の骨子案は「同意書の提出」が義務付けておらない点に県下6箇所の説明会でも、議会の一般質問でも問題視されていましたが、只今のご報告の委員会でも「「新しい制度における合意形成が実効性があるか疑問の声が多かったようでございますが、お手数でももう少し詳しい議論の内容、つまり委員の質問に対する県側の答弁を含めてご説明いただきたいと思います。
「地元の合意がなければ産廃場はできない」という安心感がありましたが、新しく作ろうとしている条例案は、その「合意」がはずれているのでは、不安があります。
2)次に「継続審議」の案件について、お尋ねします。
長野県議会では、請願・陳情・意見書等を採択する際、反対か賛成ではなく「継続」という声があれば、「継続」が先にはかられ、継続が過半数を超えますとその後の賛否は問いません。また、一旦継続となれば状況が変わらない限り、再び議論されることがなくお蔵入りとなり、実際は否定扱いとなってしまうのではないかと思います。
我が文教委員会でも、上伊那農業高校の定時制存続も地元伊那市議会よりの、存続陳情を受けましたが、「継続」となりました。沖縄県の県議会・市町村議会とともに、我が県会も意見書をと思いました「教科書問題見直し」の意見書も4:5で「継続」となってしまいました。
どちらも、今回出さなければ、結論がでてしまうものです。せめて、県議会の各議員の意志をと思いましたが「継続」となってしまいました。おもてに表れないまま、11月募集停止となってしまい、事実上上伊那農業高校等定時制は閉校となります。
そこで、2件の「継続」についてお尋ねします。
以前より計画され、反対されていました信濃町の区長会からでました第97号の「産廃処分場について、設置許可がなされないよう求める陳情書」と同様にその下流域である関川水系土地改良区から提出されております、第41号「信濃町赤川地内産廃最終処分場設置反対について」の陳情につきまして、どのような意見が出され、「継続」とされたのか、お手数でも詳細にご説明をお願いします。
地元の同意書を必要とするうちにと、不安を持って陳情される中で、これはまた同様の変化のない限り「継続」となってしまうのか心配であります。今まで、反対または中止となった処分場計画を持っている地区については不安です。お尋ねします。(以上)
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骨抜き条例は、信州は「都会のゴミ捨て場」を認めたも同然。子ども達にこんなものを残すとしたら・・・。あなた自身が変わらなければ、この惨状は変わらな、変えられない。また、教育費を削る前にしなければならないことは「ムダムダムダダム」を先ず止めよ。目覚めよ県民!!
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今日は、議会終了後の休息もなく団会議。会派の「長野県議会だより秋号」作成に取り掛かる。その間隙を縫って、部局の職員の皆さんとお話。お疲れ様でした。帰宅8時を廻る。さて、昨日の続きです。小林議員の本会での討論を先に記します。
小林議員討論全文
陳情第113号 千曲川流域の危機管理を求めることについて賛成の立場から討論を行います。
国土交通省 北陸地方整備局 千曲河川事務所は、台風シーズンにあたり、9月29日付及び10月10日付の地元紙に、「防ごう!水害、守ろう!暮らし」と題した全面広告を掲載し、県民に千曲川、犀川流域での防災意識の高揚を呼びかけました。議員各位におかれましても大きな関心を寄せられ、ご覧になったことと思います。9月の広告では昨年7月の洪水を以下のように検証し、「あわや・・」といった非常に危険な状況であったとしています。
(1) 中野市の立ヶ花観測所で氾濫危険水位を2m8cm上回り、計画高水位にあと7cmにせまる観測史上第2位の水位を記録したこと (2)各地で護岸の一部損壊が相次ぎ、堤防の基盤からの漏水も21箇所で発生したこと (3)支流の水が本流に流入できずに溢れ出す「内水被害」が各地で発生したこと
また、近年長野盆地では洪水水位の上昇傾向が続いております。飯山市内で千曲川の両岸堤防が決壊、560億円の被害を出した昭和58年9月の台風10号による洪水では、計画高水位を38cm超過、観測史上第1位の記録となっていますが、このときの流量と比較すると、計画高水位にあと43cmとせまった平成16年10月の洪水では77%、昨年7月の洪水では76%の流量でしかありません。このように、流量が約3/4でしかないのに洪水水位は上昇しており、流れがさまたげられる狭窄部の手前において、高水敷に土砂が堆積する河川敷の肥大化が強く懸念されます。新潟県境から上流22kmまでの指定区間も含め、千曲川の河床状況を把握するための情報収集に努めるべきであります。
千曲川の流域面積は広く、県土の、5割余りを占めております。地球温暖化の影響が心配される今日、過去のデータや事例からは予測し得ない事態もあり得ます。堤防などハード面の整備のみで100%洪水を封じ込めるのは非現実的と千曲川河川事務所も認めております。千曲川の河川整備基本方針の策定を国に求め、浸水想定地域での減災に向けたソフト面での対策の充実、特に洪水ハザードマップを活用し、市町村と連携した避難・誘導のための広報活動や住民対策等の取り組みを強化すべきと考えます。どのような時にどのような情報が出されるのか、住民と行政との共通認識をつくり、情報を役立てる方策が必要であります。
以上述べたとおり、千曲川下流域の危機的状況から住民の安全と暮らしを守るために、県の危機管理強化に向けた積極的な取り組みが求められており、直ちに緒につくべきであることを訴えるものであります。議場内の議員各位には切なるご理解を賜りますことをお願いいたしまして、賛成の立場からの私の討論を終わります。(以上)
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千曲川は明治初期まで「川さらい」をしてきました。今、見事な「天井川」になってしまっています。この頃やたらにテトラポットが目に付くようになりました。付け焼刃の対策では災害は防げません。陳情者の中澤氏は「西大滝ダム撤去」を一つの策に掲げています。無策は人災に等しい。それとも、「天災と言う公共事業」を待つ? 早急に国に働き掛ける必要を感じるのですが、皆さんはいかが。続きは明日また。
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秋到来を感じさせる肌寒い朝、今日は議会最終日。午前団会議、午後1時から本会議スタート。 各委員会報告が続き、今井議員は商工観光生活環境委員長に対して「質疑」を、小林議員は討論をそれぞれ行いました。また「継続審議」となり、事実上討論もしないまま募集停止となるかもしれない上伊那農業高校定時制、沖縄の教科書見直しに対し、終了後マスコミを通じて声明文を出しました。詳細は明日にします。注目の百条に関して以下に記します。
今井議員より 本日の112号の陳情について、長い討論の末トライアル信州は退場を致しました。
1) 田中前知事らの告発・不起訴に関して、長野県民に対して謝罪すること。また、長野県議会によっ て告発され不起訴と決定した田中前知事と元経営戦略局長、元下水道課長に対し、県議会として謝罪すること。
2) 平成18年3月の県議会で、告発議案に賛成した41名の議員と萩原清議長は、「県下水道事業に対する知事後援会幹部の働き掛け等に関する調査特別委員会」(以下「百条委員会」という)に要した経費3,297,029円を長野県へ返還すること(議員1人当たり約78,500円)。
1)は、わが会派で9月4日に記者会見し、議長に申し入れたものと同趣旨ですので、大賛成でした。
2)の百条委員会での経費返還については、住民監査請求という県民の権利もあるが、議会としてどうかとの議論があり、たとえ返還するなら全58人(当時)ですべきだとの考えで同意できず。総務委員会での発言や、たくさんの議論の結果 全員で退席することにしました。百条委員会の設置すら大反対ということに変わりはなく、また県議会として、「3人に謝罪と県民に対して説明すべき 」という思いに変わりはありません。
北山議員は素晴らしい賛成討論をしました。百条委員会設置自体に反対してきた者として、また、百条委員会の委員になれなかった唯一の会派(当時「 トライアルしなの」)として全く同感でした。 その後、百条委員会設置から反対をした永井・田口両議員とともにつくった会派「トライアル信州」としての考え方も同様でした。最後まで「反対しても決定したことには全員で責任は持たなければいけない」と陳情2)にこだわりながらも 悩み続け、苦渋の選択をして戻ってまいりました。(以上)
真摯に謝罪する県議会の態度が「新しいスタート」になると思うのですが・・・。