会派日誌

2004/1/31 土曜日移動県議会・勉強会が続いた1月

本日1月31日、美しい青空が山々の雪の白さを際立たせる爽やかな日。
「トライアルしなの」では、長野県の山口村で移動県議会報告会を、地元木曽郡選出の村上淳県議を交え開催いたしました。
今まで県内各地で、《これでいいのか県政改革 どうする県議会》と題し開催・参加してきた移動県議会報告会は、今回で13回目になりました。
 
★過日(24日)に開催した軽井沢では、厳しい寒さの中、午前10時という早朝にもかかわらず、資料が足りなくなる程多勢(140余名)の方々が集まってくださり、軽井沢の住民意識の高さを伺わせる活発なご意見を頂き、大変良い会となりました。「トライアルしなの」からは、遠方へ政務調査研修へ出掛けた木内県議を除く4名(島田・宮川・今井・田中)の議員参加で行われました。(途中、島田県議と田中県議が他の公務のため中座)
軽井沢という土地柄、もともと軽井沢に住んでおられた方、別荘にお住まいの方、他県から移り住んだ方など様々な経緯の「軽井沢町民」がおられますが、「県政がとても近く感じられた」「今まで一人の県議さんからお話を聞く機会はあったが、多数の県議さんが一堂に会した所で意見を聞くのは初めてだったのでとても新鮮で勉強になった」等、当日の感想として頂きました。

★本日開催の山口村は、岐阜県中津川市との越県合併協議がすすむ中で、2月22日に合併の賛否を問う住民投票を控えているため、村民意識がピリピリした緊張感あふれている中での開催となりましたが、「トライアルしなの」の移動県議会報告会は、島田代表の「今山口村は、歴史の峠を越える大切な時。地域の歴史や自然・文化など引き継いでいくためにどのような地域がふさわしいのか、住民一人一人がしっかりと考え、十分に議論を尽くし自分の意思を決定すべき」という発言にみられるよう、合併について推進、自律のどちらかに加担する立場ではなく、あくまでも県政全般についての意見交換の場としての報告会でした。
報告会に先立ち、加藤出村長をはじめとする山口村役場並びに議会の方々と懇談、移動県議会にも御参加頂きました。
さすが、合併問題をしっかりと捉えている地域の住民の方たちだけあって、県政に対する質問内容も、厳しい県民の目が感じられ、大変良い勉強をさせて頂きました。

★新年を迎えたと思ったら早1月も終わり。「トライアルしなの」ではこのところ、廃止などの答申が出た外郭団体について、まず理解を深めるための勉強会を行い、28日は、「土地開発センター」「勤労者福祉事業団」「長寿社会開発センター」「社会福祉事業団」「国民年金福祉事業団」「地域開発公団」等で、午前から夕方までびっしりと勉強し、団会議も合わせて行いました。
引き続き、2月も各団体について勉強を続けます。

2004/1/23 金曜日明日1月24日(土) 軽井沢にて移動県議会報告会開催

外は、雪。強い寒気が九州にまで雪を降らせました。会派控室の窓越しの雪景色は、とても美しく感じられますが、市長選候補として大詰めの頑張りをされている各候補は、この雪の中で大変な思いで頑張っていられることでしょう。
昨日(1/22)トライアルしなのでは、団会議と研修会を行いました。
午前は、新建新聞の伊澤社主から【「こわす」から「創る」】の「創る」部分をテーマとして講演を頂き、勉強会を行いました。
午後は、県の担当者から、旅費問題等につき説明を頂き、現状把握を的確にし、正確な判断ができるよう努めました。
今後会派としては、「外郭団体見直しについて」個々の団体につき把握するため、順次勉強会を開催する事としました。

『トライアルしなの』では、明日1月24日(土) 軽井沢にて移動県議会報告会開催します。
ご都合のつかれる方は是非御参加下さい。お待ちしています。

  ★日 時  平成16年1月24日(土) 午前10時縲鰀
  ★場 所  中軽井沢区民会館
  ★内 容  県政報告・意見交換

2004/1/18 日曜日県内各地で市長選挙・都道府県対抗男子駅伝で長野県初優勝!

イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の先遣隊約30人が16日夜、いよいよクウェートに向け出発しました。今だ米軍などへの攻撃が続き、死傷者が出ている中、国内世論も賛否両論飛び交う中で、「戦地」への自衛隊派遣となりました。
本日、須坂市では新人同士一騎打ちとなった市長選の投票日。駒ヶ根市、伊那市では告示日となり、いよいよ出陣。現職と新人の熾烈な戦いが始まりました。
教育問題についてご指導を頂いていた、元県教育委員会次長の杉本幸治氏は、市民が主役の、しがらみのないガラス張りの市政の実現を目指しをスローガンとして、駒ヶ根市長選挙に立候補されました。
各候補のこの一週間の訴えが、長野県の県政改革につながっていくのか、ご健闘を祈ります。
第9回全国都道府県対抗男子駅伝が、広島市平和記念公園を発着点とし行われましたが、五区で先頭に立った本県は、2時間20分8秒で初優勝しました。
熱戦の様子は、テレビの実況放送を見ていても、最後までハラハラドキドキでしたが、爽やかな感動を与えていただいた選手や関係者の皆様に感謝です。

トライアルしなのでは、16日の団会議後、「NHKスペシャル」でも取り上げられ、全国的にも大きな反響を呼んだ、長野県の外郭団体見直しに関して、「長野県出資等外郭団体見直し専門委員会」が平成15年12月26日付作成の報告書に基づき、県の経営戦略局の担当者から説明を受け、勉強会を行いました。
委員会では、個々の団体について、県担当部局・各団体からヒヤリング。関係者、市町村からの意見を基に調査・検討をすすめ、11月14日に報告書の素案を公表。より良い最終報告書をまとめるべく、広くパブリックコメントを求めたところ304件の意見が寄せられたとの事。57団体の存続・廃止をめぐり直接の意見交換、現地訪問も実施し、現場の生の声を聞き、実態を把握すべく努め、最終報告書として作成したものです。
トライアルしなのでは、県民益の極大化という観点にたってあるべき外郭団体の実態をしっかり把握すべく、今後も勉強会を重ねる予定です。

2004/1/15 木曜日16日【トライアルしなの】は団会議と勉強会を行います。

強い寒気が日本列島を覆い、各地で大雪を降らせましたが、長野駅周辺では昨日降った雪も大分溶け、歩行者にとっては楽になりました。
1995年1月17日、自然の力の持つ恐ろしさを実感し、全国を震撼とさせた阪神大震災から9年が経とうとしています。今だ、被災者の方々の辛く大きな悲しみは癒えず、様々な被災の問題が解決されずにいます。
日頃忘れがちな、自然の恩恵への<感謝の心>と、自然の持つ強力な破壊力に対する<備えの心>を忘れてはいけないと、改めて感じました。
山口県の採卵養鶏場で、昨年末から約6000羽の鶏が「高病原性鳥インフルエンザ」のため死に、日本での発生は79年ぶり。韓国では、昨年末から同じ型のウイルスが猛威を振るっているとの事。被害拡大を防ぐ措置として消毒と処分がされているが、感染源は不明との事。人間への感染が心配される中で、無用な混乱を生じないためにも、政府の早急で的確な対応が望まれます。

各県議は、各団体の新年会・消防の出初式等新春の行事で大忙しの様子ですが、明日16日に【トライアルしなの】では、10時から団会議、午後は勉強会を行います。

田中知事は今日退院されるとの事。本当に良かったです!
早速、明日からは公務へ復帰されるとの事ですが、術後は養護が肝心です。くれぐれも無理をせず、体をいたわりながら頑張ってほしいです。

2004/1/8 木曜日本日、今年初めての団会議

上田市国分に建つ信濃国分寺は、天平13年(741年)聖武天皇の勅願によって国土安穏のため創建された歴史ある寺です。
寺では、毎年、新春恒例行事として、7日から【八日堂縁日】が行われます。
縁日では、正月の開運招福を祈る「大福長者」が書かれた【蘇民将来符】や縁起物のだるま・熊手等が売られ、多勢の参拝者で賑わいます。
蘇民将来(そみんしょうらい)の護符は、蘇民将来という情深い者が、巨丹長者に宿をことわられた旅人を厚く遇し、その言葉にしたがい、柳の木に【蘇民将来子孫人也】と書き、これを携帯し、門戸にかかげて、その子々孫々が災厄をまぬがれ繁栄したという説話に基づくものです。この旅人は、薬師如来の化身である牛頭天王であって,奈良時代からこの信仰が広まったそうです。
いつの世も、人に優しい思いやりや気遣いが出来る人こそ、真の優しい心の持ち主であり、決して驕ることは無いと思います。
【与えて思わず 受けて忘れず 生涯初心】いつも目指していたい心持ちです。

8日、県庁の周りは【全日本教職員組合教育研究全国集会】への抗議行動対策として、多くの機動隊・警察の方々が、小雪舞う寒い中、厳重警備の任を遂行されています。本当にご苦労様です。
県庁も、本庁舎の正面(東)入り口以外は閉鎖され、駐車場も閉鎖されています。抗議行動の自動車が、時折大きな音を立てて通り過ぎていきます。

さて、「トライアルしなの」では、新年初団会議を午後から行いました。
TV局のインタビュー等、新春らしい部分もありましたが、早速2月議会へ向け、会派として、全員の情熱を結集させ、知事の進める県政改革を推進していこうと意志を確認し、新たな決意のもとスタート致しました。
又、4時から5県議揃って田中知事をお見舞いしました。田中知事は、とてもお元気そうで、回復は順調との事。ベッドの上で、書類に目を通すなど、大手術の後でもゆっくり休むこと無く、重い大きな役目を果たされています。人間「健康第一」無理をせず徐々に体を慣らしていかれたらと思います。
次回団会議は、1月16日です。

2004/1/5 月曜日今日から仕事始め。新たな気持ちで頑張ります。

晴天に恵まれ、暖かな穏やかなお正月。
本日5日から「トライアルしなの」の会派控室は仕事始めです。
県庁内も、何か新鮮な凛とした空気が張り詰めているような気がします。
皆様のご厚情に支えて頂きながら、「トライアルしなの」の事務局として昨年より勤めさせていただいている私(櫻井恵子)の今年の年賀状には、心に残った<相田みつをさん>の言葉を引用させていただきました。

  花を支える枝
   枝を支える幹
    幹を支える根
     根はみえねんだなあ

根の持つ大切さを思い、自分の役割は「トライアルしなの」の根であると自覚し、県民益のため邁進する5人の県議を、しっかり支えられる「根」になれるよう心がけ、今年も笑顔で頑張っていきたいと思います。
何卒宜しくお願い申し上げます。
担当させていただいているこの会派日誌も、「トライアルしなの」の熱い情熱と活動が、少しでも充実した内容で皆様にお伝えできるよう努力して参ります。

今年も「トライアルしなの」に温かなご支援をお願い申し上げます。

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