28日行なわれた団会議にて、宮川議員より、無所属の北山議員・林議員と新会派を設立し「あおぞら」の代表になられる旨報告を受けました。
宮川県議は、いつも温かい御心遣いと燻銀のような重厚さで会派をまとめてきて下さっていましたし、私としては「トライアルしなの」の事務局として一年間大変お世話になりましたので、個人的には本当に寂しく残念な気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。宮川県議は、無所属の発言権他いろいろな事情を考慮し、新会派設立という結論を出されました。「あおぞら」に飛び立った宮川県議の今後益々のご活躍を願い、信州の青く澄んだ一点の曇りもない「あおぞら」で大きく羽ばたかれることをお祈りし期待します。本日新会派設立の記者会見が行なわれました。
昨日の29日は、「緑の日」で祭日でしたが、団会議を行い政務調査活動の1年間の総括と政務調査費の報告書のまとめを行ないました。
又、30日から5月?日にかけての「緑のフォーラム」が行なう青森県と宮城県の県外視察に「トライアルしなの」では、、今井・田中・木内県議が同行させて頂き、政務調査活動を行ない研鑽を積みます
先週末から、新年度の初委員会が各委員会で始まり議員の登庁機会が増えています。
今日の木内県議は、午前中地元で開催された桃の花を見る【観桃会】に参加されそのまま登庁されたので、桃の花に合わせてピンクのネクタイを着用。とても春らしく木内県議の細やかな心遣いが感じられました。
信州の春は様々な花が本当に美しく咲き、花の好きな私にとって住んでいる幸せを実感する季節ですが、目下政務調査報告のまとめに追われ、自然の美しさを愛でる心の余裕がないのが現実です。
今年から公開される政務調査費ですが、現在は県議会としての統一マニュアル的なものはないので、各会派の判断で政務調査費は使われています。
トライアルしなのでは、11ヶ月間精一杯の政務調査活動を行いましたが、県の経済状況も考慮し、個人負担できるものは各自の判断でなるべく個人負担(各支部の水熱光費・電話代等)するよう努めました。現状では、各会派各個人の判断で調査費は使われており、例えば事務所経費についても計上のしかたは同一会派でも個人の事情により様々のようです。ですから、政務調査活動の内容等は、計上金額だけで一概に判断できるものではないと思われます。
午後は、五月末に行なわれる三重県・岐阜県の県外視察に関するスケジュールの決定、各地への依頼等を含め準備を進めました。
数日来初夏を思わせる暑い日が続いておりましたが、遅霜の心配もされるほど肌寒い日となった本日、午後2時から4時30分まで、御代田町の【エコールみよた】でトライアルしなの移動県議会報告会を開催いたしました。農作業が始まり忙しい時期になってきたにもかかわらず、50名近いご参加を頂き活発な意見交換が行なわれました。
「トライアルしなの」からは、担当の今井議員と田中議員・木内議員が参加しました。
会場から様々な意見が出る中で、田中知事の土木・建設事業に関する考え方についての意見、しなの鉄道の御代田駅売店がなくなり不便になったとの地元住民としての要望、経済状況が低迷する厳しさの中で民間企業はリストラ・給与削減等の様々な対応を強いられている状況であるが、倒産の危機意識が薄い公務員は優遇されている。もっと改革をといった意見、その他教育問題・子育て支援等についても様々なご意見・ご要望を頂きました。
移動県議会報告会の開催は、県民の皆様の生活の声を直接聞くことができ、毎回大変良い勉強になります。貴重な政務調査として学んだ多くのことを県政へ反映できるよう、会派として今後も頑張っていきたいと思っています。
「トライアルしなの」では、ご要望があれば県内各地どこへでも出向いて移動県議会報告会を開催させて頂きますので、県政について知りたい事、言いたい事等がある方は、少人数でも結構ですので、是非ご連絡をください。
新緑が眩いばかりに光り輝いています。爽やかな風が白いりんごの花の清々しさを運んできます。
「トライアルしなの」では4月17日(土)に、北佐久郡の浅科村「交流文化会館 浅科」にて、移動県議会を開催いたしました。
会場の「交流文化会館 浅科」は、「穂の香の湯」と隣り合わせ、近代的な設備の整った中にも米の産地である浅科村の田園風景に良くあった落ち着きと素敵さを備えている建物でした。
移動県議会には、お忙しい中、村長さんや議長さんをはじめ多数の村会議員さんにもご来臨頂き、ご挨拶や貴重なご意見を頂きました。田や畑が忙しくなってきている時期の急な開催でしたが、100名近い参加者の皆様との活発な意見交換も行われました。
知事の住民票問題から地元の道路の問題等様々な意見交換の中で、大変学ぶことも多く、県民の要望として受け止め、今後の政務調査活動に役立てていきたいと感じました。
★移動県議会 次回開催は下記の通りです
・開催日時 平成16年4月24日(土)午後2時縲怐@
・場 所 御代田町 エコールみよた
・内 容 県政報告・意見交換
ご都合をつけて是非お出かけください!
『トライアルしなの』では、14日縲怩P5日にかけて下伊那地方へ現地視察調査に行ってきました。
14日は小雨混じりの天候となってしまいましたが、15日は晴天に恵まれ、青空のもと残雪に輝く山々に、美しく咲く花々や芽吹きが始まった新緑の樹々が映え、まさに「コモンズ」を連想させる、のどかな心休まる田園風景を満喫しながらの視察となりました。
★4月14日
PM 1:00 下伊那地方事務所集合・現況説明
PM 1:00縲鰀3:40 阿智村伍和地区産廃物処理施設事業について
PM 4:15縲鰀7:00 泰阜村役場・ふるさと交流センター やまびこ館」
★4月15日
AM 9:00縲鰀11:15 松川ダム再開発事業について
建設事務所で説明を受け松川ダムバイパストンネル現地調査
<視察状況>
14日午後一時、下伊那地方事務所へ到着。ご多用のところ田野尻所長さんを始め担当の皆様方より阿智村伍和地区産廃物処理施設事業計画についての説明を頂き、現場へ向かいました。折りしも小雨が降り始め、用意していただいた長靴とレインコートを着用しての現場調査となりました。現場事務所から早速ご案内を頂き現場の山へ入りました。詳しい報告は、木内県議のHPをご覧下さい。
現地調査後、道案内を頂きながら泰阜村へ向かいました。田中知事が住民票を移してまで住みたいと思われただけあり、泰阜村の佇まいは魅力にあふれ、何よりも松島村長のキラリと光る人間性と、村に対する熱い思いは、自立を目指す村の首長として村民の信頼を得られる礎になっていると感じました。
村は、平成16年度を『自律元年』と位置づけ、行財政運営を行い、産業振興・過疎対策といった重点事業には積極的に取り組みながら、公営住宅の建設・ふるさと自然塾事業・知的障害者及び身体障害者に対する福祉サービス等、人に優しい政策を推進。松島村長は合併問題が出た時から、泰阜村の置かれている条件を考えると、どのようなところと合併しても周辺部になってしまう。道路整備など遅れている基盤整備がさらに遅れてしまうという不安や福祉・若者定住など独自施策が展開できなくなるという不安などから、出来ることなら自律の道を模索したいと思われたそうです。『自律への道は,いばらの道』いばらの道を切り開くのは、先ず村長であり職員である。との見解をもたれていると『やすおか』の広報にのっていましたが、その覚悟と熱情がなければ自立の道は選べないと思いました。
村長さんとは、田中知事の県政への思い、住民票移動問題、合併問題、教育問題や県議会への課題など様々な意見交換をさせて頂き、初めてお会いした方ではないような心の安らぎを感じました。きっと、田中知事も泰阜村の自然と、松島村長のお人柄に心癒されているのではと感じました。
15日は『やまびこ館』を8時前に出発し、再び下伊那地方事務所を訪問。建設事務所へ伺いました。野間所長さんを始めとして建設事務所の担当の皆様に時間を頂き、まず説明をいただいた後、堆積している土砂の排除と流入する土砂のうち細かい土砂を貯水池の上流からバイパストンネルで流水と共にダムの下流に流し「排砂によってダムを再生」しようとする『松川ダム再開発事業』の現場へ視察に向かいました。バイパストンネルは1400メートルのうち20メートルほど残して貫通しており、車でトンネル内を進み中を見せていただきました。先の2月定例議会で事業費縮減の工事請負契約変更が否決された経緯があり、今後の財源確保が大きな課題です。
『百聞は一見にしかず』大変有意義な現場視察調査でした。
ご協力をいただいた皆様に心から感謝申し上げます。
イラクの日本人人質事件は、今日で五日目。依然人質となっている3人の安否は確認できておりません。情報が不確実で、交渉もこう着状態です。人の命の重さ・尊さを思います。
★ 『トライアルしなの』では、長野県の現状を広く皆様に知っていただき、県政改革の灯を消すことの無いよう、日頃感じている県政や議会に関する疑問・要望等を直接意見交換する場にしたいと、移動県議会報告会を開催しております。今回は、浅科村で下記の通り開催いたしますので、是非ご参加下さい。
特に今回は、地元五郎兵衛米にちなんで、『水田農業の振興と米施策」について県の農政部からお話をいただく予定にしておりますので、日頃感じている疑問点等もお持ちより下さい。
・開催日時 平成16年4月17日(土) 午後7時縲鰀
・場 所 浅科村『交流文化館 浅科』 穂の香ホール
・内 容 県政報告・意見交換