会派日誌

2008/2/11 月曜日建県記念日・有意義な団会議

 建国記念日のこの日、お休み返上で精力的な団会議。県政運営の問題点を話し合った。莫大な借金返済はいつまでかかるのか。歳入の見込みは確かなものか?県民の声を反映させない、選ばれた議員が委嘱を受けているのだからと言明された知事。良いアイデアは、そればっかりに関っていては浮かぶものではない。プロと呼ばれる人々が、壁にぶつかっている時代。素人と侮るなかれ、情報分析は彼ら、彼女らの方が上手かも。職員の皆さんも、思い切り、机を離れてみてはいかがでしょうか?ゼロ予算を復活させて、県民の懐深く入り込んでみましょう。「変わらないことは、居心地がいいもの」です。でも、行動しなければあなた自身が死んでしまいます。そして、知事さん、職員の皆さんの能力を殺さないで下さい。良心をつぶさないでね。山ん中のじいちゃんが、ヒントをくれるかもしれない。みんな、神々、あなたが望めば「与えられる」。ちじこまっていては、県政もちじんじゃうよ。

 環境審議会でどんなに意見を言っても、取り上げられない、県側の一方通行。

 そんな話の中で、トライアル信州はこの日を「建県記念日」にして、県政再建に全力を尽くす!

 多数決の民主主義が、ほころび始めた。世界最大の民主主義国家「インド」は,何事もゆっくり決めていく。名誉や地位だと騒がない。あるものが出すのが当たり前。搾取とは対極にある。インドの智慧に学ぶ時代。

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2008/2/8 金曜日哲学のない『地産地消』

 某国会議員が「この言葉は私が命名した」と自慢しているという。しかし、喜べない。信州のリンゴ農家は?米農家は?高原野菜農家は?こんなことはいっていられない。とうとう『地産他消だ!』と怒り出した北海道。今頃?

 よく言ったもんだ「身土不二でなければ意味がない」と。しかし「地産地消のほうがわかりやすい」という氏は、矛盾を無視して講演を続けた。身土不二とは「その土地でその時期に生きる人が、その土地でその時期に取れる作物を食す限り、健康でいられる。土から作物という「お乳」を頂いている、土が健康であれば、そこでとれる作物は健康であり、それを食する人は健康である=身と土は二つにあらず=身土不二。まして『外国の作物など・・・論外・・・肉体の崩壊は、精神の崩壊』。

 今、私達は生きるための哲学を必要としている。命の元になる作物が『一般経済と同じレベルに落としてしまった事」が最大の失敗であったと気付く。経済発展のためには、『食い物は買えばいい!』と喝破したバカな御用経済学者。未だに外国米を年間30万トンも輸入し続けなければならない国(これとても、不作で慌てて金に物を言わせて買い込んだ付け、当時そのお陰で安いその米が買えなくて餓死者まで出たのだ)=世界的食糧難のこの時期にあっても自国の農家に減反を強要し続ける愚かな国。

 米離れが停まらないから?冗談じゃない、一番お腹がすいている昼食にパンを食わせられた子どもがいまパンにコーヒーなどという日本の風土に合わない朝食を大人になってやっている。新米どころか『特選米』という古米・古古米処理の現場。米離れは施策なんだ。借金を減らすために、海外ODAでいいカッコしたいがために・・・、命を削る・・・いつまで続ける?

 長野県は全県民が食える天与の大地を持っている。『母なる大地』を慈しむ施策が急がれる。

2008/2/5 火曜日自己防衛を早急にー国は国民を救わない、県は?ー

 中国の『日本の食糧庫』が、安心とは程遠いところにあると多くの日本人がようやく気付いた事件。学校給食にこれほどに「冷凍食品」が使われていることにも驚かされた。これだって、化学農薬付け農法を教えたのは日本!因果応報としか言いようがない。国の借金の肩代わりが様々なところで『国民に押し付けられた結果』が経費削減!国が浪費をすき放題やって、チェック体制は無きに等しく、すべからく責任さえ取らず。議員とは何をする人たちか。

 官僚は何をしているのか??

 この国は救いようがない・・・。

 午後、須高地区で『地域で安心して子どもを産み育てることができることを望む会」のおひとりが来室。第4回の命についての学習会が、2月9日(土)須坂市保険センターホールにて本田宏氏を迎えて開催される旨伝えてきました。さらに著作の紹介がされ(氏の「誰が日本の医療を殺すのか」ー『医療崩壊』の知られざる真実ー洋泉社780円)、母として女性としての苛立ちを、行動することで伝え、広めたいと決意新たに控室を後にされた。

 ここにも国の施策の『失敗』が・・・。いつまで続けさせるのか?? 『親の真似』をするように、ムダなダムは造るわ、公債費(借金)は増やすわ、県政は大丈夫??

2008/2/4 月曜日県外視察・土木部長に要望書

 2月4・5日と、今井議員は過疎・中山間地域活性化推進議員連盟の召集で岡山県・山口県へ調査研修に参加。また、小林・永井両議員は、地元の要望に応えるべく行動。1)角間ダム建設に関する要望書、2)国道403号の改良について、3)一般県道の交通不能区間の早期解消について土木部長に要望した。1)のダムについては『利水』が目的だが、果たして人口減少傾向にある地域にこの時期に必要か論議を深める必要ありと慎重。

 ダムの件では、先日の永井議員の県政報告会の折、出席した旧知の某国会議員に「これから政権をとろうとしている貴政党ではまだしっかりと『みどりの脱ダム宣言』が健在だと思うが、地方の長野県においてはあまりに乖離した状況ではないか、それを柱として出馬した方がいらっしゃるが」と、つっこむと「それは、その人に聞いてくれ」と。

 はてさて、彼は、地方では『使い走り」に過ぎないのか、教育をすべき立場はどこへ?

2008/2/1 金曜日国も聞く耳持たず・おとなしい長野県

千曲川の河川整備計画の問題点について、資料を持って来室された中澤氏。霞ヶ関で行われた審議会の模様を話していかれた。この小委員会は中央大学教授を委員長に、学者先生、団体役員20名に、関連河川の県知事が加わって構成されているといいます。長野県からは、1回目が副知事、2回目は河川課長が出席されたそうです。中澤氏のがっかりしたことは「説明に対する、質疑にはまともな答えが返ってこなかった」こと。ここでも、現場の悲痛な叫びは、国の方針のもとに却下されてしまう。中澤氏は本能的危機感で千曲川の問題にかかわったのです。

 本能的な臭覚。私は毎日千曲川の橋を渡ります。そして、堆積物で幅広く広がった水面をみて、中澤氏の危機感を共有しています。災害が起きたときにこの警告を無視した人々は「責任」をとれるのでしょか。

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