本日で一般質問が終わりました。5日間で半数を超える31人の議員が質問し、質問項目は、浅川の河川整備計画案や森林整備、高校改革プランなどについては多くの議員が質問し、議論の対象となりました。
また、今月中に任期が切れる県監査委員、公安委員、教育委員、人事委員各1人の人事案も同日可決され、監査委員には元新聞記者で長野運輸常勤監査役の柿沼美幸氏(60)、公安委員には松本信用金庫理事長の安藤博仁氏(68)が新たに就任する事になりました。
明日からは各担当委員会にわかれ委員会審議が行なわれます。
一般質問終了後、入院中の今井議員をお見舞いしながら、会派での議会対応の打ち合わせを病室で行ないました。
今井議員は、一般質問初日、病室から登庁し、ご自身の一般質問をされてからすぐ病室へ戻られましたが、その後微熱が続いたり、ムチ打ち症の症状が強くなったりと、前より大変そうな感じになってしまいました。
いつも元気いっぱいで頑張りやさんの今井議員ですので、ベットで寝ていらっしゃる様子は本当に痛々しい感じです。
一日も早いご回復をお祈りします。
この世の中のすべての人が例外なく経験すること、それは生まれることと死ぬことです。それらは単に個人的できごとでなく個人をとりまく家族や地域社会のできごとでもあります。
とりわけ出産は、新しい命の誕生という奇跡であると同時に、一人の女性が母親として誕生する奇跡でもあります。ここに新しい母と児の絆が生まれ、家族の絆を培う一歩が踏み出されるのです。
であればこそ、新しいいのちを育む女性が出産を意味深いものとして体験できることはとても大切です。だからこそ医療保健の専門家も、家族もそして地域の住民も出産を支える必要があるのです。
というような趣旨のもと、住民一人一人が新しい出産を支える仕組みを一緒に考える機会を持ちたいと下記の講演会が上田で開催されることになりました。
ご都合のつく方は是非ご参加ください。
「身近な地域で、安心して生み育てる場所がほしい」
ーお産といのちを守る講演会ー
●日時:平成19年7月6日(金)午後6時縲恁゚後8時35分
●場所:上田市中央公民館 3階大会議室(上田市材木町一丁目2番3号) 電話22-0760
●会費:500円
●プログラム 18:00縲鰀18:05 主催者挨拶 副会長 滝塚 照子
18:05縲鰀18:45 基調講演 鎌田 實 医師
「いのちの誕生もいのちの終わる時も選べる地域になりたい」
18:45縲鰀19:05 関連発言 廣瀬 健 医師
「産科医師の立場から」
19:05縲鰀19:25 関連発言 猪俣 理恵 助産師
「助産師の立場から」
19:25縲鰀19:35 休憩
19:35縲鰀20:35 座談会・質疑応答
●参加申し込み:会場の都合でご参加いただける人数に限り(150名)がございますので事前に電話でお申し込み下さい。
●駐車場:文化センターの駐車場の他に一中跡地も用意しています。
●託児場所:託児室を用意しますので前もってお申し出下さい。
●講師
鎌田 實 医師
東京都出身。東京医科歯科大学医学部卒業。32 年間、医師として地域医療に携わり1988年に諏訪中央病院院長就任。この間にチェルノブイリとイラクへの医療支援にも取り組む。ベラルーシ共和国の放射能汚染地帯の病院へ、1991 年より約80 回の医師団を派遣し、約6 億円の医薬品を支援。2004 年からはイラクの4 つの小児病院へ毎月薬を送り続けている。『読売国際協力賞』等受賞。著書「がんばらない」「あきらめない」「それでもやっぱりがんばらない」「ちょい太でだいじょうぶ」等がベストセラーに。現在、諏訪中央病院を退職し名誉院長。NHKラジオ第1放送の祝日特別番組「鎌田實のいのちの対話」に出演中(次回は7月16日)。
廣瀬 健 医師
上田市生まれ。東京大学教養学部に進学、折しも東大紛争中で3年間講義がなく愛想がつき中退。その後の各地のボランティア活動で様々な人と出会い貴重な経験を。36歳でかねてから考えていた医者になるべく故郷の信州大学医学部に進学し、在学中にターミナルケアについて調査・公表。卒業後産婦人科医として仕事をするうちに、「カンガルーケア」に出会い衝撃を受けた。お産にかかわるお父さんやお母さんにとって、赤ちゃんとの出会いが持つ深い意味を取り戻したいと願い、これを故郷で実践すべく奮闘している。上田市産院副院長。
猪俣 理恵 助産師
大分県出身。大分県立厚生学院看護学科・保健助産学科卒業後、神奈川県で12年間病院助産師として勤務。その傍日本女子大通信教育課程児童学科に在籍し、この間に医療介入の多いお産に疑問を持ち、フリースタイル出産や助産院でのお産に関わる。2004年から2年間渡英、うち1年間スコットランドのアバディーン大学で助産学修士号取得。帰国後産む人たちが中心となったお産が大事と考えNPOお産サポートJAPANに所属し活動中。上田市産院を存続させたお母さんの署名活動に感銘し、今年5月から産院助産師として勤務。
主催 安心してお産と子育てができる地域をつくる住民の集い
地域医療を考えるひとりひとりの会 会長 志摩 修吾
副会長 滝塚 照子
申し込み・問い合わせ先
事務局 片桐
電話090-3200-1164