会派日誌

2007/6/20 水曜日午前中、中期総合計画研究会が開かれ永井議員出席。午後から団会議開催。

紫陽花の花が美しい季節になりました。
いよいよ明日から6月定例議会が開会となります。
本日は、午前中に中期総合計画研究会が開かれ、永井議員が出席しました。企画局より審議会の検討内容等について説明があり、夫々の議員が意見を述べたとの事。
午後は、会派の団会議が開かれ 6月議会への対応について打合わせを行ないました。
(日程)
・AM 10:30縲鰀 中期総合計画研究会    永井議員
・PM 1:00縲怐@  団会議 
         6/14 開催  議会運営委員会報告
         6月定例会について
         一般質問内容
         現地調査報告
・PM 2:30 縲怐@ 生活環境部条例説明(環境影響評価条例)
・PM 3:00 縲怐@ 企画局条例説明(人権・男女共同参画)
・PM 4:00 縲怐@ 教育委員会  高校改革について
・PM 5:00 縲怐@ 補正予算案について

2007/6/15 金曜日総務警察委員会が開かれ島田議員出席

本日は、午後1時30分縲恆獄ア警察委員会が開かれ島田議員が出席しました。
会派では、17日(日)縲怩P8日(月)にかけて、一般県民の皆様方が計画した大滝ダム視察バスツアー に参加し、「ダムに試験的に水をため始めた03年4月、半分ほどの貯水で地すべりが発生した」大滝ダムの実情を見に行く事になりました。参加者は、全議員で各議員の知人へも声をかけ参加する予定です。
訪問地は、奈良県川上村の大滝ダムと吉野川、紀の川流域です。

2007/6/14 木曜日本日6月定例会一週間前議運が開かれ、今井議員出席

6月定例会が一週間後に迫りましたので、本日議会運営委員会が開かれ、担当の今井議員が出席しました。
6月定例会は、6月21日開会となり、6月26日縲鰀7月2日までが一般質問、7月3日縲鰀5日までが委員会、9日に閉会となります。
トライアル信州では、質問持時間の36分を、小林議員が15分、今井議員が12分、永井議員が9分の割り当てで質問することになりました。
特に、小林議員は初当選後、始めての一般質問ですので、頑張って頂きたいと思います。

又、1時からは定例教育委員会が開かれ、今井議員が時間がとれた部分の傍聴をしました。
 県教育委員会は、県立高校の再編プランの今後の進め方を決定し、凍結されている5件10校の統合と、2校の多部・単位制転換は取り下げられました。
ただし、少子化の現状を踏まえ、再編は継続する方針との事。今後2年間かけて新たな再編計画を策定していくことになったそうです。
今井議員は、前任期の4年間のうち3年間は文教委員として1年間は高校改革プラン研究会のメンバーとして大変熱心に高校改革に取り組んできましたが、今期もまた文教企業委員としてこの一年頑張る予定です。

2007/6/13 水曜日視察2日目 佐原の観光施策についてと障害者施設の視察を行なう

昨日、街並みの美しい佐原(現在香取市)にて宿泊し、千葉県が観光施策として行なっている観光キャンペーン調査のため、水郷を視察しました。水生植物園はちょうど「あやめ祭り」で多くの観光客で賑わっていましたが、時間の都合で園内には入れず外から垣根越しに外周を車で移動し見学しました。
その後、香取市役所を訪ね、宇井市長にお会いし観光施策について懇談させていただきました。
午後は、山武郡大綱白里町にある障害者施設を視察し帰途に着きました。

以下は、小林議員の報告レポートです。

9:00 今井議員の教え子であるSさんと元市議のご案内で、千葉県が行なっている観光キャンペーン期間中ということで水郷巡りに。水生植物園は時間の都合で外周を一回りするだけに止める。週日にもかかわらずあやめが多くの観光客を集めている.

11:00 香取市役所に宇井市長を訪問し、観光施策について懇談させていただく。小野川沿いの町並みには年間 130万人もの観光客が訪れる。しかし、高度経済成長期にはドブと化した川を埋め立てて道路を広げようとする動きすらあったという。住民が意見を出し合って町並みを再生。佐原おかみさん会による「佐原まちぐるみ博物館」の取り組みでは、町家の奥の土蔵まで生活の姿を見せる観光を展開している。地域のやる気を引き出し、市は徹底してサポート役を務めることが、活力を生み出していると市長は力説した。

14:30 知的障害者施設 山武みどり学園
     定員50名(ショートステイ 8名)の知的障害者厚生施設。第9回千葉県建設文化賞を受賞したガラス張りの明るい施設。自立支援法には今のところ移行していない。ケアホーム・グループホームが近隣にないこと、区分4以上の障害者でないと入所できなくなる(区分2,3の入所者は施設から出なければならない)などがその理由。
     障害者年金の範囲内で入所できるよう市町村が支援を行っているが、施設側では収入が固定され職員の待遇改善が難しい。したがって、長期勤務により専門性を身に付けることが難しくなり、働くものの意欲を保つ上で問題がある。民間福祉施設に、利用者の家族が寄付を行う場合、税制上の優遇策を導入するべきなどの議論がされた。

15:30 岐路に着く。

21:00 上田到着。解散。

2007/6/12 火曜日本日よりトライアル信州 千葉県へ現地調査視察

トライアル信州では、12日縲鰀13日にかけて千葉県にて県外視察を行ないました。
朝、5時に上田支部へ集合し出発。中野市の小林議員は4時前に自宅を出発し、須坂の永井議員を迎え上田へ。田口顧問も松本を4時に出発との事、全員早朝の出発になりました。
本日は、千葉県議会定例会の初日で10時開会との事でしたので、傍聴に間に合うよう県庁へ到着しなければならず、道路の混雑状況を心配しながら千葉県を目指しました。ほぼ順調に走行でき、予定の9時30分ピタリに千葉県庁前へ到着しました。
千葉県庁や議会棟はとても立派な建物で、議会の傍聴席に入るためには、傍聴者は飛行機に乗る時のような金属探知機を通過するようになっていました。
傍聴席は、長野県議会のように上から見下ろしているのではなく、議員が傍聴席の人に話しかける事が出来るくらいの身近な距離で、理事者・県議会議員と傍聴者との一体感が感じられる議場でした。傍聴者は、議員の様子などが良くわかりとてもよいと思いました。
又、統一地方選挙後の初議会には恒例で、議場での音楽演奏がなされるそうで、今回は「ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉」(1985年誕生)団員による弦楽四重奏の美しい調べが響きわたり、とても優雅な雰囲気が議場を包みました。
堂本知事は、知事としての何ともいえない素晴らしいオーラをお持ちであり、女性としての華やかさ、温かさ、優しさが伝わってきて、こちらまで豊かな気持ちにさせて頂きました。
年齢は関係なく、やる気があれば人間こんなに輝いていられるのだと、お姿を拝見しただけで教えられるものがありました。堂本知事は、知事提案説明後、「今日は、長野県から議員の方々が傍聴に見えて下さっている」とご紹介下さり、又、千葉県議会議員の皆様も退場時には温かい眼差しで会釈をして下さり、思いがけない出来事の連続で嬉しい視察のスタートとなりました。
千葉県の堂本暁子知事は、以前小諸市に住んでおられたことがあり、今井議員とは旧知の間柄でしたので知事との懇談もかない、県職員の方々の気持ちの良い対応も頂き大変有意義な視察になりました。

以下は、小林議員の千葉県視察レポートです。2日間に分けて報告させていただきます。

トライアル信州 千葉県視察レポート
2007.6.12-13 トライアル信州では千葉県への県外視察を実施しました。

6月12日(火)
5:00 上田支部へ集合。ワゴン車に乗り合せ千葉へと出発。
9:30 千葉県庁着

10:00 千葉県議会6月定例会の開会日を傍聴。開会に先立ち、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉のメンバーによる弦楽四重奏の演奏が20分間行われた。この日は堂本知事による議案説明(約15分)が主で、開会行事を含め1時間足らずで延会となった。一般質問は来週から。堂本知事が発言の最後でトライアル信州視察団を紹介する一コマも。
    傍聴席からは議場が間近で見やすい印象を受けた。

11:00 知事応接室に移動し、知事室久保田副参事より千葉県の概要説明を受ける。東京湾岸の都市・工業地域と農漁業地域との格差拡大が重要課題。千産千消による第1次産業の振興(2005年度の農業産出額は北海道に次いで全国第2位)を図るが少子化の進行、医師不足による医療不安、後継者不足(漁業で著しい)など、地方共通の問題が存在する。
    概要説明に挟まる格好で20分ほど知事と懇談。「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」成立過程において、32か所にもわたる民間の人の企画によるタウンミーティングの開催、障害をもつ人たちや親の会などの感動的な結束を経て、条例のコンセプトは差別をしている人を罰しようというのではなく、理解を広げ差別をなくす取り組みであることをお話いただいた。そして7月1日からの施行を控え、知らないもの同士がぶつかりあいお互いの立場を理解しあえる仕組みをつくることによって、すばらしい地域社会を組み上げていく、そのスタートラインに立てたことの喜びを話された。

12:30 千葉県議会 無所属の会   吉川 ひろし 議員
          社民党    小宮 清子 議員
          市民ネットワーク千葉県  川本 幸立 議員
          さくら・市民ネットワーク 大野 ひろみ 議員  と昼食をとりつつ、互いの県政課題について懇談。保守王国といわれる千葉、では長野はどうだろう。

13:20 千葉県の施策について知事室久保田副参事および担当課職員より説明を受ける

(1)「あすのちばを拓く10のちから」
    ・県職員の手づくりによる、中長期計画に相当するもの
    ・学識経験者による総花的な計画ではなく、県職員が現場に出て部局横断的に素案を作る
    ・素案➞パブリックコメント➞議会
    ・変革とは市町村行政からの現場主義に徹すること
    ・10のちからに基づく単年度、部局ごとの施策が「ちば2007年アクションプラン」

(2)「障害のある人もない人も…条例」
   2006.10.11成立 2007.7.1施行
   目的    障害のある人が不利な扱いを受けたり、暮らしにくさを感じることがないように、障害のある人への理解を広げ差別をなくす取り組みを進め、だれもが暮らしやすい地域社会を作る。
   基本理念  障害のある人への差別は理解が不十分であるために生じていることが多く、差別をなくすための取り組みは県民相互の理解を深め協力し合うことが重要。したがって、第三条に掲げる3点を基本理念とする。

条例を構成する4つの柱
1.何が差別にあたるのか分野ごとの定義
2.個別の差別事案を解決する仕組み
  障害のある人が「地域相談員」や「障害のある人の相談に関する調整委員会」(議員も加わる)に直接関わることに大きな意味がある。
3.差別の背景にある制度や習慣を変えていく仕組み
4.差別解消に向けて頑張っている人を応援する仕組み

(3)「チャレンジド オフィス ちば」
    県庁内で知的障害のある人に働く場を提供。6月1日より非常勤職員として5名が働く。千葉県の知的障害者の企業雇用率は全国平均を下回っている。

(4)「千葉県教育の戦略的ビジョン」(原案)
       管理教育で有名であった千葉教育の転換を図ることが目的。10万人参加のタウンミーティングを重ね、県議会や教育団体の意見を取り入れながら、公募による委員を含む策定作業部会と県の共同作業で。

16:30 香取市佐原に到着。小野川沿いの古い街並みを保存している美しい景観を視察。

2007/6/8 金曜日各会派代表者会議・知事懇談会に永井議員が代理出席   今井議員は無事韓国より帰国 

佐久市や小諸市など東信地域で6日に降ひょうがあり、最大で直径40ミリのひょうが降った所もあったとの事。リンゴやレタスなどを中心に大きな被害がでています。報道によると、被害額は1億2800万円余り。
毎年県内のどこかで起きてしまう自然災害ですが、せっかく農家の方々が手塩にかけ愛情込めて育てた農産物・果樹等が被害を受けてしまうことは、本当に残念でお気の毒です
今回の被害内訳は、リンゴ、桃などの果樹で被害面積134ヘクタール、被害金額約9300万円。レタスなど野菜は同15・6ヘクタールで同1200万円、花きは同7・5ヘクタールで同2300万円だそうです。

本日は、各会派代表者打合せ会議と知事懇談があり、都合のつかなかった島田代表に代わって永井議員が出席しました。
会議の内容は、永井議員のホームページで報告されていますように以下の通りです。

■各会派代表者打合せ会議■
  ?1都9県議会議長会の報告(国では、3年間に道州制について発表と意気込んでいる)、
  ?議会バスの新車導入、
  ?新しい人事評価制度の説明、
  ?議会改革について、会派の提案は、60項目に及び精査中
  ?議員報酬について、特別報酬審議会へ協議を知事に申し入れる。

■知事と議会の懇談会■
 
恒例による議会前の懇談。知事の挨拶に続き企画局長(中期総合計画)、教育長(高校改革)について説明。
 議長の挨拶は、中期計画で議会も研究会設置、浅川は、安全で早急に結論を、特別職報酬10年以上改正されていないので諮問を。
 知事からは、淺川問題について長野市長・小布施町長の意見を聞き6月議会に方向を、関連事業費を提案したいとのこと。
 会派の代表からは、中期計画と財政問題、高校改革、ガン対策、冬季国体とスポーツ振興などがあり、知事の答弁などが行われた。
 私の感想は、淺川問題を県民の関心が大きくなる前に素早く対応をとの感がしてならなかった。我が会派はじめ一部を除き議会は、賛成が多数を占めているが、多いに問題ありと思っている。

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