会派日誌

2006/11/18 土曜日長野で「浅川治水(緊急)議会報告会」開催

本日1時30分より、長野市の教育会館で『日本共産党長野県議団』が中心となり、『トライアル信州』と『あおぞら』『日本共産党長野市議団』が主催で、村井知事が「ダム建設も選択肢に含める」としていることから『浅川治水(緊急)議会報告会』を開催しました。
会場準備のため早めに出かけましたが、会場近くのひまわり公園周辺は黄色に色づいたイチョウや真っ赤なモミジなど紅葉が真っ盛りで、思わず自然が織りなす美しさに見とれてしまいました。
報告会へは、県から出前講座として北沢河川課長等3人が出席してくださり、参加者へ現状を説明、その後、共産党県議団の石坂議員・あおぞらの北山議員・トライアル信州の島田議員・共産党長野市議団の原田議員より報告がありました。60余名の参加者からも意見が出され、時間が足りないほどでしたが、浅川問題を真剣に考えている方達の集りである事が感じられる深い質問や提言が出ました。
「内水だ、外水だという議論に終始せず、安全性や費用対効果で住民の納得と合意を得る治水対策を策定すべき」「浅川そのものより、千曲川の逆流による被害が多い。コンクリートのダムを造っても役にも立たない」「下流域の水害は『ダムを造っても解消しない』と県はきちんと言うべきだ」「上流と下流に住む住民の意見は異なるので、県は両方の意見を聞くべきだ」「旧ダム予定地周辺は地滑り地帯で、ダム決壊の恐れがある」等の指摘があり、基本高水への疑問も示されました。県への専門的な質問・提言もなされ、良い勉強会になったと思います。
県議会からは、発表した3議員の他に小林伸陽議員・林議員・永井議員が参加しました。
村井知事は、18日と19日に住民の意見を聞く懇談会を開くとの事です。

2006/11/17 金曜日社会衛生委員会が厚生労働省へ上京陳情

本日は、社会衛生委員会が厚生労働省へ、障害者自立支援制度及び医師・看護職員確保についての上京陳情を行い、今井議員が上京しました。
又、税制改正により本年度から65歳以上の住民税が引き上げられ、それに伴い、市町村などに納める介護保険料の負担が増えた高齢者が、県内で8万8000人余いたとの報道がされていましたが、高齢者に益々負担がかかってくるような今日の社会情勢に不安を覚えます。

午後から田口議員が登庁され、土木部と打ち合わせ後、政務調査のまとめをしていました。

2006/11/16 木曜日教育基本法改正案が野党欠席の衆議院で可決 県議会高校改革プラン研究会、松本筑摩高校・箕輪高校と意見交換会 上田で島田議員決意表明

教育基本法改正案が、自民、公明の与党単独で採決され可決しました。民主・共産・社民・国民新党の野党4党は本会議採決に欠席したとの事。
改正案は、「愛国心」をめぐる表現については、「我が国と郷土を愛する態度を養う」とし、新たに「生涯学習の理念」「家庭教育」などの条項も加わっているとの事です。
本日は、県議会県議会高校改革プラン研究会で松本筑摩高校・箕輪高校との意見交換会が行われ、今井議員が参加しました。

島田議員は、夕方6時30分より上田商工会議所で後援会拡大役員会を開催し、県政報告を行うと共に、来年4月の県議選に『無所属で5選を目指す』決意を、参集下さった250余名の後援会の皆様の前で表明しました。
来春行われる県議選の上田市地域の選挙区は、合併により、旧上田市と、旧東部町を除く小県郡が合区された地域となり、今までより広範囲になる予定です。
決意表明の中で、「今後の活動は、地域では、特に「医療体制の充実」を課題とし、国の政策で弱者にしわ寄せが来ている現状の中で、救急医療体制の整備向上に力を注ぎ行動したい。と共に、田中県政の納税者である県民主役の県政を後戻りさせないよう、逆流していく流れにブレーキをかけるため、先頭に立って頑張る所存である。」等との決意を述べました。
来賓として、羽田雄一郎参議院議員や,羽田孜衆議院議員の後援会「千曲会』会長の佐藤圭司氏,トライアル信州の永井議員・今井議員等が力強い応援演説でエールをおくって下さり、その後、市川覚峯氏の講演がありました。
来春には、又、県議という立場を皆さまから頂き、更に頑張って欲しいと願います。

2006/11/15 水曜日松本にて県政報告会「信州を思う53万人の会・田中康夫これからの信州を語る」開催

『トライアル信州』4議員の地元で行ってきた県政報告会「信州を思う53万人の会・田中康夫これからの信州を語る」も本日は最終日となり、田口議員の松本市で開催しました。
勤労者福祉センターで夕方6時30分からの開会でしたが、5時頃からお見えになる参加者も多く、関心の高さが伺えました。
会は、200名を越える参加者のもと、地元の田口議員の司会で進められ、島田議員・今井議員も参加しました。パワーポイントを用い、わかりやすく説明して下さる田中康夫氏の講演は、毎回参加者を満足させてくださる内容ですが、今後の県政に後戻りがないよう検証しつつ、真の県民益を求める県政を課題とする我が会派にとっても、改めて様々なことが学べる大変有意義な研修の場となります。
講演後に、参加者からの質問を受けました。信州大学生等若い方からの質問や、幼児教育・子育て等について主婦の意見・要望等、多岐に渡る質問が沢山で、充実した県政報告会となりました。各会場で伺った、県民の生の声、アンケート等で頂いた、ご意見・ご要望を今後の県政に反映できるよう、早速20日に団会議を開き検討する事となりました。
次回は長野で一般の県民有志(53万人の会長野勝手連)の方達が下記の通り行う予定だそうです。

田中康夫さんを囲んで
「これからの日本・信州を語る」車座集会in長野
★開催日  2006年11月29日(水)午後6時開場
★開 場  長野市民会館集会室(長野市役所隣)
           駐車場は市役所駐車場使用可
★資料代  カンパ
★連絡先  電話026‐228竏窒O027(玉野井さん)
 
教育問題が大きな課題となっている昨今ですが、開会前に、松本市在住の小学校の恩師にお会いしました。
先生に教えて頂いてから既に50年の歳月が流れ、先生も70歳を超えられましたが、いつまでも若々しく前向きで、温かな行動力を持ち、還暦を過ぎた教え子(私)を笑顔で迎えてくださいました。
先生が学校を卒業され、始めて担任を受け持ったのが我が3年3組。その時はまだ、見目麗しい20代のステキな女性でした。数年後に優しく清々しハンサムなN先生と結婚されました。クラスの仲間は時々先生のお宅を訪問したり泊まったりして、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。様々な懐かしい思い出は、いつも心を温かく豊かにしてくれ、恩師の有難さが甦ります。そんな先生から学んだ一番素晴らしいことは、何事にも「一生懸命ひたむきに努力する事」教え子のために夢中になり体当たりで頑張っていた先生のお姿が常に私の心を支えとなり、教えになってきた事を思い、心から感謝しています。
ご主人のN先生は、長野高校の校長先生を最後に定年後は幼稚園の園長先生として小さな子ども達と毎日笑顔で接しておられます。
信州唐松のステキな幼稚園を見学させていただきながら、真の教育者であるお二人のお姿に接し、改めて感慨深い思いと感謝の気持ちがあふれました。

2006/11/13 月曜日今井議員、決算特別委員会現地調査で南信地区へ

昨日の日曜日は、洗濯物を干していても手の先が冷たくなるほど寒く、木枯らしのような強い風が吹いていましたが、今朝も放射冷却現象で冷え込み、県内各地で氷点下を記録しました。各地で初雪が降ったところが多く、志賀高原一帯などでは積雪により通行止めになった所もあったようです。
「トライアル信州」の会派控室は太陽の光が全然入らず、空も見えない建物の谷間のような部屋なのでとても寒く、携帯の電波もよく入りません。休み明けは特に部屋全体がしんしんと冷え込んでいて本当に寒いです。これから暖房が入るまでは、『我慢我慢』の毎日です。
本日より、決算特別委員会の南信地区現地調査が行われ、今井議員が参加しています。
調査日程は下記の通りです。
<決算特別委員会現地調査日程表>
★11月13日(月)
  飯田合同庁舎 (飯田市)
  下伊那地方事務所
  阿南警察署
  飯田教育事務所
  飯田消費生活センター
★11月14日(火)
  飯田合同庁舎 (飯田市)
  飯田建設事務所
  飯田保健所
  阿智村廃棄物処理施設 (阿智村)
  阿南病院 (阿南町)
★11月15日(水)
  諏訪合同庁舎 (諏訪市)
  諏訪地方事務所
  諏訪湖健康学園
  工業技術総合センター
  諏訪建設事務所

2006/11/10 金曜日都道府県議会議員研究交流会へ永井議員参加  定例教育委員会を今井議員傍聴

山々が雪化粧をはじめ、一気に寒くなってきました。
本日は、都道府県議会議員研究交流会が東京の都市センターホールで開催され、「トライアル信州」からは、永井議員が参加しました。
長野県からは、8人が参加し全体で600人余とのこと。大変有意義だった研究会の内容は、永井議員のホームページで報告されています
又、県庁内では、午前中に教育委員会定例会が開かれ、今井議員は傍聴のため、田口議員は、県政報告の原稿打ち合わせのために登庁されました。
教育委員会定例会では、教育委員の金子郁容慶大大学院教授が、任期を8カ月残して委員を辞職されたとの事。今まで、県教委の県立高校再編計画に推進の立場で尽くされてきましたので様々な思いが深く交錯されたのでしょうか・・・・?
教育委員会が抱える大きな問題が次から次へと起っている時だけに、複雑です。

 高校の学習指導要領が定めた必修科目が未履修だった問題で、大学受験への影響を考え、来年3月初めに予定した卒業式を下旬に延期する高校が数校出てきました。受験が一段落する3月に、補習を集中して行うようです。

最近、毎日のように「子どもたちのいじめ」の問題が報道され、生徒の自殺が相次ぎ深刻な問題になっています。又、教育問題で責任を感じ自殺された教師もいる中で、改めて「命の尊さ」と「教育現場の荒廃」について思いをはせ、「今の日本は一体どうなってしまったのだろう?」の疑問がふつふつと湧いてきます。物が豊かになった反面、心の豊かさが失われてしまっていくのか・・・。とても不安な思いです。
そんな社会を、我々大人がつくってしまったのではないでしょうか・・・???

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