会派日誌

2006/1/10 火曜日記録的な大雪 雪に埋もれる集落 飯山で自衛隊が除雪作業

昨日は、はたちの門出を祝う「成人の日」。全国各地で晴れ着に身を包んだ若者たちが成人式を迎えました。
各会場が華やいだ雰囲気に包まれ、21世紀を担う若者達は、成人としての新たな決意をそれぞれの胸に深く刻んだ事でしょう。
2006年を20歳で迎えた新成人は、およそ143万人(総務省推計)明るい未来を開くため、自立の一歩を確かに踏み出していくよう大いに頑張って欲しいと期待します。
 
全国各地で記録的な大雪が続いていますが、長野県では7日午前、県の派遣要請を受けた陸上自衛隊松本駐屯地(松本市)の災害派遣部隊が飯山市で除雪作業を開始しました。 隊員113人は午前8時半から、静間の金山団地など3地域で、除雪作業を開始、今冬の大雪で自衛隊が派遣されたのは全国で初めてとの事です。
他県に先駆けての要請は、雪害に悩む方達にとってどんなにか心強く助かった事か、除雪作業で疲れ果てた方々の安堵感が報道を通じて伝わってきました。大雪による県内自治体への自衛隊派遣は、1981年の同市と下水内郡栄村以来25年ぶりとの事、午前9時前には田中知事も除雪現場を訪れ、作業を視察。自衛隊の方々に感謝の意を伝えたとのことです。
国道405号の通行止めで孤立状態となった下水内郡栄村秋山地区の住民の方達は、ライフラインが閉ざされ心配ですが、9日、ほぼ1週間ぶりに青空が広がり、孤立状態となっている下水内郡栄村秋山地区は、県がヘリコプターで医療支援に入るなど本格的な支援が始まりました。
これ以上雪害による犠牲者が出ないよう、支えあい、助け合って乗り越えて欲しいと願います。

2006/1/6 金曜日 県内の大雪による被害深刻 第20回冬季オリンピック(2006/トリノ)」大会に出場する長野県関係選手、知事を表敬訪問 新年初団会議 挨拶回り 

 記録的な大雪で5日、ついに飯山市では民家倒壊の被害が出ました。雪の多い地域住民の皆さんが、家を守るために屋根の雪下ろしを繰り返している様子や、住民の方々の疲労困憊の表情が報じられていますが、本当に大変な事だとお気の毒に思います。行政の支援や住民同士の支え合いはあるとしても、一人暮らしのお年寄りや高齢者世帯にとって除雪作業は大変な作業です。さぞや対応に苦慮されていることと案じられますが、自然災害を止める事ができない歯がゆさをも感じます。

 田中知事は11時からの知事会見で、大雪に見舞われている県北部の市町村に、災害救助法の適用を検討していることを明らかにされました。同法適用により、労力や資金がない高齢者世帯などの雪下ろしを行う市町村に対し、1世帯当たり13万7000円を上限に費用を国と県で半額ずつ負担できるようになるとの事。雪下ろし作業の費用負担対象となるのは、高齢者のほか障害者や母子家庭、生活保護世帯など。災害死亡者への弔慰金、大けがをした人への見舞金制度もあるとの事です。適用できれば随分助かる方も出てくると思うのですが・・・是非実現できればと願います。
長野県では1月4日に、豪雪対策の体制強化のため澤田副知事を本部長とする「長野県豪雪対策本部」が設置されましたが、明日1月7日には、大雪への対応に苦慮されている県民の皆様を支援するため、田中知事、澤田副知事が栄村や野沢温泉村飯山市など県北部を地域の首長とともに現地を視察し、住民のご要望を承るとの事です。
何とか降雪がなくなり、太陽に顔を出してもらいたいものです。

本日は、【トライアルしなの】新年初の団会議を10時から行いました。
その後、知事・副知事・出納長をはじめ部局へ時間が許す限り新年のご挨拶に廻りました。午後からは、両県議とも地元での行事があり急いで帰られました。
丁度、第20回オリンピック冬季競技大会(2006/トリノ)」のスキー・スケート競技に出場する長野県関係選手の皆さんが知事を表敬訪問のため来庁されたところに出会い、その情景を見ることができました。
日本の代表選手として全力を出し、悔いの無いよう頑張って欲しいので、思わず心の中でエールをおくりました。

2006/1/4 水曜日雪景色の1月4日は、2006年の仕事始め

2006年の新春を迎えました。
本年も宜しくお願い申し上げます。 
県企画局によると、1日現在の県内の戌(いぬ)年生まれの人口は、推計で16万5900人(男性8万500人、女性8万5400人)。県人口に占める割合は7・5%で、十二支のうちで最も少ないとの事。そのうちの1人が、私です。(えっ?何歳?)戌年生まれの人を出生年別にみると、今年36歳になる1970(昭和45)年生まれが3万300人で最も多く、次いで58(昭和33)年生まれの2万6800人となっているそうです。

1月4日、本日から仕事始めで出勤です。
本州付近に強い寒気が流れ込んでいる影響で、新年は各地で激しい雪となりました。JR各線のダイヤが大幅に乱れ、高速道ではスリップ事故が多発し、多いところでは3メートル近い積雪になったと報じられています。朝の長野への新幹線も30分近い遅れが出ているとの事。しなの鉄道に乗り変え、上田駅から遠ざかるに従って車窓からの雪景色が深くなりました。真っ白な美しい世界が広がり、清々しい気持ちになり、今年も頑張ろうと意欲がわいてきました。県庁前も雪かきをした雪が人の身長以上に高く積み上げられていました。

2006年の県内市町村選挙は、上田、伊那、大町、飯山、塩尻の5市長選を含む17市町村長選と、14市町村議選が予定されており、8月には知事選も行われます。どのような年になるのかと思いますが、本日10時からは県職員の仕事始めの式、11時からは、表現センターで知事会見が行われました。
会見で知事は、知事選について質問が出たときに、「本県が5年間でどう変わったかを考え、県民一人一人が県民として、この長野県をどうしていきたいのか考えることが大切」と表現されていました。一県民として県政を身近に見聞きできる仕事に携わっている私にとって、まさしく知事の言われるとおりだと感じました。
この5年間で様々なことが変わり、県議会でも政務調査費に対する意識改革が大きく変化したと思います。大切な税金ですから、公開されても説明できる使途が要求されるようになりました。報道されず県民が知らない、「県民のためになる改革」が沢山なされてきていると実感しますが、一般県民の方々は全然知らないことが多いと思い残念に思います。

2006年が、大きな自然災害や事故がない平穏無事な良い年になりますよう、念頭にあたり切に願います。

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