会派日誌

2005/12/7 水曜日命の尊さ・重み・レクイエム・「生命のメッセージ」 自ら絶った尊い『命』と引き換えに、Y君は今、何を天国から伝えるのか?

 県議会は、昨日より一般質問が始まり、高校改革再編・浅川整備計画・補正予算案等々様々な問題に対する質問に対して答弁がなされています。
昨日登庁すると、今井議員が青い顔をして走っていました。
親身になって相談にのっていたY君が命を絶ったとの事。
『どうして?』Y君やご家族が良い方向へいけるよう一生懸命だった今井議員の事を考えると、ご家族のご悲嘆は勿論いかばかりかと推察しますが、今井議員の表情からは深い悲しみが伝わってきました。

今朝の新聞報道によると、「丸子実業高校(小県郡丸子町)1年生のY君のお母さんによると、Y君は所属していた運動部内でいじめがあったことを苦にしていたという。高校側は「いじめとは考えていない」としています。
Y君が学校での悩みについて気持ちを書き留めていたノートには、亡くなる前日の5日、「いじめをなくしてもらって、謝罪をしっかりしてもらいたい」などの記述があったとの事。
又、高校によると、Y君はもともと声が出にくい症状があり、部員が6月中旬にY君をまねたり、7月中旬にY君を含む複数の1年生を正座させ、ハンガーで頭をたたいたことは認めたが、「いじめとは考えていない」(高木房雄校長)との事。

「いじめ」ではなく、暴力? 体罰? しごき? 「いじめ」とは?
今回の事に関しては多くの人が関わり取り組んでいましたが、『命』をたつという最も最悪な事態になってしまいました。この結末を多くの大人たちは、どう受け止めたらよいのでしょうか?
Y君の「魂の叫び」が伝わってきます。
幼児の殺人等が続く昨今、今の世の中、どこか狂っています

今夜は、Y君のお通夜だそうです。
謹んで哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈り申し上げます

2005/12/5 月曜日本日は議案調整のため本会議なし  午後から公共交通等調査委員会 高校改革プラン勉強会 

本日は、一般質問の議案調整のため本会議は開かれず、百条委員会、公共交通等調査委員会、高校改革プラン勉強会が開かれ、島田議員,今井議員が登庁されました。

明日から、いよいよ一般質問が始まります。
『トライアルしなの』は、10月に声帯のポリープ摘出手術した島田議員の声帯ポリープが再発し、悪化、話すと痛みも伴うようになり、声が出なくなってしまいました。診断の結果、再手術を勧められていますが、定例議会中ということで議会終了後再手術をすることになっています。そのような状況ですので、今井議員が代表して22分一般質問を行います。
一般質問最終日、12月12日(月)の三番目、予定では午後一番の1時からです。
時間のある方は是非傍聴にいらしてください。

2005/12/1 木曜日本日12月定例会開会

月日の流れは夢のようで、今年も早師走を迎えました。
本日より12月定例会が始まりました。
県は、総額4億2200万円余の本年度一般会計予算案など33議案を提出しました。
田中知事の議案説明は、まず県政をとりまく最近の状況などに関して説明があり、最後に9月定例会で継続審査になった『組織再編』関連に関して説明されました。
知事は、「今から3年前の平成14年10月に県議会の皆さま方から頂戴(ちょうだい)した「行財政改革調査特別委員会」の「調査報告書」に則(のっと)り、行政機構審議会での議論と答申も踏まえ、さらに検討を重ねた上で、先の9月県議会に組織再編に関する条例案を提案いたしました。
 件(くだん)の「報告書」では、多様な行政ニーズに効率的に対応することや、地域の創意工夫による自律的な地域経営を行うことが行政改革の必要性として示されております。また、選択と行政資源の集中化や現地機関の自主性・主体性の向上、行政と民間との協働、スピードの重視、コスト意識の徹底等も、「報告書」に基づき、今回の条例案に取り込んでおります。
 さらに、地方分権を先取りした行政システムの構築や縦割り型組織の弊害の除去、現地機関の総合力を発揮できる体制づくりを行うべきとの「報告書」の指摘も、私どもが提案している、地域の課題解決を図る上で予算の提案から執行まで可能とする「地域本部」の設置等と相通ずるものであります。いずれにいたしましても、今回の組織再編案は、今後の3年間で実現せよ、と議会の皆さまから奇(く)しくも3年前に受け取った宿題に、全面的にお応(こた)えする内容であります。仮にまだ相違点がありましたならば、可及的速やかに忌憚(きたん)なくお申し付け下さいますよう、改めてお願い申し上げます。」から始まり、
「本県に限らず全国の自治体では、新年度4月の人事異動の準備を1月から始めます。この点を見据えれば、今12月議会で是非とも、県民の代表としての58名の皆さまに、組織再編に関する条例案の諾否をお決めいただかねばなりません。改めて私が申し上げるまでもなく、長きに亘(わた)って地方自治の現場で貢献されてこられた方々が大半を占める県議会の皆さまは、仮に継続審議という宙ぶらりんな状態のままで年を越して、2月議会の冒頭でお認めいただけたとしても物理的に新年度の組織再編は不可能で、つまりは1年後にずれ込んでしまう点を十二分にご認識かと思います。
 それは3年前の「報告書」が謳(うた)う「スピードの重視」「コスト意識の徹底」という観点からも、実に哀(かな)しい展開でございます。さらにご説明を求められる点がありましたら、私を始めとして職員は誠心誠意、対応させていただきます。何とぞ、今議会においてご議決を賜りますよう、心からお願いするものでございます。」で締めくくられました。
はたして、今議会ではどのような結果になるのでしょうか?
本会議終了後、予算関連の研修を行いました。

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