会派日誌

2005/3/17 木曜日総務委員会をのぞく各委員会昨日で終わり  本日総務委員会のみ開催

昨日で総務委員会をのぞく各委員会が審議を終え、条例案・予算案・人事案等の修正がある委員会から修正案が提出されました。
県警察委員会は、空き交番対策で県職員を40人県警(交番)に出向させる条例案を否決。削除した修正案を可決しました。
又、県の来年度予算案に対して、減額修正案五件が出されています。
★生活環境委員会で、県環境保全研究所長の報酬480万円全額削除。
★商工委員会で、スキー王国NAGANO構築事業費1300万円全額削除。
★土木委員会で、木製ガードレール設置費2億1700万円を前年度当初並みの1億円に減額。
★総務委員会で、ITバスによる移動パソコン教室開催事業費3100万円を全額削除。
★総務委員会で、広報費3億4300万円を前年度当初(2億2000万円)並みに減額の見通し
人事案は、副知事(総務委員会否決見通し)・教育長含みの教育委員(文教委員会否決)・教育委員(文教委員会可決)の案件が出ていますが、どの案件も本会議でどのような結果になるのか厳しい状況です。
又、総務委員会で検討されていた地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の2月県議会での設置については、見送りになりました。

本日開催されている総務委員会は、経営戦略局長の答弁をめぐり紛糾し、採決が明日に持ち越されることになりました。
明日9時から総務委員会が再開されます。
明日何時から、本会議が行われるか全く解らないほどの現在の状況だそうです。

2005/3/14 月曜日3月12日(土曜日)軽井沢にて移動県議会報告会開催

雪が舞い、風が冷たい真冬並みの寒さの中、12日今井議員の選挙区である軽井沢にて移動県議会報告会を開催いたしました。
2人会派になって初の移動県議会報告会でしたが、10時からという早朝にもかかわらず80名以上の方々が集まって下さり、県政報告を行うことが出来ました。
軽井沢にお住まいの田中知事のお父様も、地元での開催でしたので、お顔を見せて下さりご挨拶を頂きました。

今井議員・島田議員の県政報告後、参加者の皆様との意見交換を行いました。山口村の越県合併問題についての感想のなかで、「岐阜県に行ってしまった旧山口村との交流会を島崎藤村を通して年一度位はやったらどうか」との提案もあり、信州の島崎藤村への県民の強い思いが伝わりました。
又、環境問題に関する詳しい意見を年配のご婦人から頂きましたが、環境問題に大変造詣が深く幅広い知識をお持ちで驚きました。
又、配布した資料の山口村の越県合併関連の中に島崎藤村の【椰子の実】の歌詞があり、参加者の皆様と合唱をし、交流を深めました。

―信念と行動力の会派『トライアルしなの』結成宣言―

 社会・経済情勢の変化、住民意識・価値観の多様化などにより、戦後の日本の繁栄を支えてきた日本型システムが行き詰まりをみせています。国も地方も避けることのできない改革のなかで、新たな国のあり方や地域の創り方が模索されています。「国から地方へ」「官から民へ」の大きな流れのなかで、ここ長野県でも生活者に視点をおいた県政が望まれています。

 改革の原点、それは政治、行政への信頼です。少なからず県民の痛みを伴う改革は、県民の政治、行政への信頼と議会自らの改革なくして得られません。

 県政は、これまで県民不在の密室による利益誘導、利益分配型でしたが、これからは、県民に開かれたわかりやすい住民参加を前提とした県民視点の県民益が求められています。私たちは、そうした政治と行政のあり方へと変わり始めた長野県の改革の歩みを止めることなく、さらに進展させ、県民に開かれた信頼ある行政、議会に変えていきます。

 私たちは、私利私欲のない改革への信念と行動力をもって、地域の代弁者として「対話と現場主義」を信条とし、220万人の県民ととも活力あふれる温かい長野県を目指していきます。

初心である「結成宣言」の意義を再確認し、今後も【トライアルしなの】は頑張って参ります。県内各地へお伺いしますので、県議会報告会の開催希望がございましたら事務局までご連絡ください。

2005/3/10 木曜日本日より各委員会が始まる

昨日で一般質問が終了し、本日から来週の水曜日(16日)まで委員会が開かれ、各委員会で様々な問題が審議されます。総務委員会だけは、17日までの開催となります。
島田代表は社会衛生委員会、今井議員は文教企業委員会に所属し、それぞれで頑張っておられますが、今議会の後半部分で新年度の委員会が決定されます。
総務委員会では、田中知事後援会幹部の働きかけを記録した文書が公開されなかった問題等をめぐり、委員会では9日に田中知事を参考人として呼び集中審議を行い、事実解明に至らず審議を終えた経緯をふまえ、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)設置を考慮しているようですが、設置の是非に関しては各会派でも見解が分かれているようです。
島田代表は「中身が百条委員会設置の議論に値しない」との見解を示しています。

2005/3/9 水曜日本日島田議員一般質問   12日(土曜日)軽井沢にて移動県議会報告会開催

本日は、午後一番に島田議員の一般質問がありますので、朝から原稿の最終チェックをし、質問時間が9分という短かさなので、時間の調整のチャックもされていました。
今議会の「トライアルしなの」が会派として認められている質問時間は24分間で、今井議員が15分、島田議員が9分という割り当てで今回は一般質問を行いました。
県議会が波乱含みの中、「長野県知事と、議会との確執合戦にはうんざり」「県民に目を向けた、本当の県民益論議はどこへ去っていってしまったのか」「地方経済の活性化・少子化現象の打破等、真の議論はたくさんある」等、県内外から様々な意見が寄せられています。又、県民の方から「報道も、知事と県議会の摩擦の部分だけを特集的に取り上げてあたかも知事が悪いと印象付けている感があり、税金を払っている県民はウンザリしてきている」と意見が寄せられましたが、確かにそうとられても仕方ない報道がなされており、報道により情報を得、判断する県民にとっては、県民の望む議会運営がなされていないのではないかととられても仕方のない現実だとも感じます。

「トライアルしなの」では、県民の皆様の声を直接聞くために移動県議会報告会を県内各地で十数回行ってきましたが、12日(土曜日)に軽井沢で開催いたしますのでご都合のつく方は是非ご参加ください。

県議会会派「トライアルしなの」移動県議会報告会
                  &意見交換会開催決定!

 長野県の現状を広く皆さんに知っていただき、県政改革の灯を消すことのないように、ごく普通の県民が日頃感じている知事や議会に関する疑問・要望等を直接意見交換する場にしたいと思っています。
 住みやすい地域づくり・県づくりの主役である皆様の多くのご参加をお待ちしております。

      ★日時:平成17年3月12日(土)
      ★午前10時縲怐i受付9時半縲怐j
      ★場所:中軽井沢区民会館

2005/3/8 火曜日明日島田議員一般質問  「議会人」としての良識と良心を要望し、知事より議会へ小林公喜総務部長の本会議欠席に伴う申し入れ提出

一般質問も5日目。明日の最終日に島田議員が一般質問を行います。

質問項目は、下記の通りです。
 1.知事の県政執行に伴う助言と公文書化について
 2.県内業者優先施策とその経済効果について
 3.県内業者育成・優先の理念について
 4.県政改革と県職員の意識・姿勢の現状と傾向について
 5.県政改革と職員の意識改革と対策について
 6.新しい風を生かす県政の手法について 

質問順位4番目(午後1番)の予定ですので、ご都合の付く方は、是非傍聴にいらして下さい。

又、本日下記の申し入れ書が、知事より議会に提出されました。
7日から議会を病気で欠席されている小林総務部長に対して、【人格を一方的に誹謗中傷するごときの質問】がなされたとの事で議会として何らかの措置を講ずるよう求めたものです。
議会のヤジは、会派のテレビで議会中継を見る限り、大きな声が聞こえてはいるものの、何を言っているかまでは、はっきりと聞き取ることは出来ません。しかし、新聞の投書欄等でも以前から、傍聴した方々の感想として【ひどい】という投稿が再々採り上げられておりますし、議員のHP等でも現状が報告されているのを目にし、もしあのような卑劣なヤジが飛んでいるのであれば、一般の企業等通常の社会ではとても発せられない考えられない言葉であり、テレビのドラマ等で見る特殊な場面で使われているような【すさまじさ】で驚かされます。
議員は、県民の信頼を得、信任を得て地域の代表として県会議員になられた方々です。子ども達も報道を通じ見ている県議会ですので、県民が納得する議会運営をお願いしたいと一県民の私は願います。
  
                平成17年(2005年)3月8日

長野県議会議長 古田芙士 様
            
                長野県知事 田 中 康 夫

 小林公喜総務部長の本会議欠席に伴う申し入れ

 既に御報告申し上げた通り、総務部長の小林公喜は本日、風邪と心労による体調不良の為、本会議を欠席させて頂きます。

 猶、氏は去る3月3日の平野成基議員の一般質問に於いて、再三に亘り「うそつき」呼ばわりされた点を、痛く気に掛けている事をお伝え致します。
 具体的根拠も示さず、氏の人格を半ば一方的に誹謗中傷するが如き質問を重ねられた点は、残念ながら看過し得るものではありません。
 この点に関し、議長が何らかの措置を講じられますよう、強く要望致します。

 併せて、議場に於ける議員諸氏の不規則発言に関しても、「議会人」としての良識と良心に立ち返り、地方自治法並びに議会規則に基づき、自律的且つ自発的に善処頂けますよう、強く要望致します。
 ここ数日間に限っても、「能力無い奴は辞職しろ」「立て、こら、早く」「水ぶっかけてやれ」「能力ねえんだよ」「この詐欺師」「この野郎、テメエの頭、改革しろ」等々、耳を疑わざるを得ないヤジが、理事者席に向かって発せられております。
 これらは何れも、地方自治法並びに議会規則が規定する「品位を重んじなければならない」「無礼の言葉を使用してはならない」に違反する事は明々白々です。高い民度を誇る信州人を代表する方々が集う県議会本会議場に於ける言動とは、俄かに信じ難き代物であり、高い識見に基づく議長の御判断を期待致します。

 参考の為、地方自治法と議会規則を再掲致します。

・地方自治法
第129条
 普通地方公共団体の議会の会議中この法律又は会議規則に違反しその他議場の秩序を乱す議員があるときは、議長は、これを制止し、又は発言を取り消させ、その命令に従わないときは、その日の会議が終るまで発言を禁止し、又は議場の外に退去させることができる。
第132条 普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。

・議会規則
第118条 議員は、議会の秩序及び品位を重んじなければならない。
第121条 議員は、会議中みだりに議席を離れてはならない。
第123条 何人も、会議中は、みだりに発言し、騒ぎ、その他議事の妨害となる言動をしてはならない。

2005/3/7 月曜日3月5日(土曜日) 意義深く盛会だったスペシャルオリンピックス冬季世界大会、輝く笑顔と新たな「勇気の翼」はばたかせ閉幕   県議会は、本日より3日間一般質問

スペシャルオリンピックス冬季世界大会の閉会式は、5日(土曜日)午後、長野市のエムウェーブで行われ、知的障害者の国際スポーツ大会が幕を閉じました。
島田議員と今井議員は、他の県議会議員の皆様と閉会式に臨みました。
テレビで放映されていた閉会式の様子は、障害をもたれていても前向きで頑張ったアスリートの皆様の満足感あふれ、清々しく輝く笑顔が場内いっぱいに溢れ大変感動しました。大会を支えて下さった皆様のご労苦を思うと、本当に感謝の気持ちがあふれます。SO事務局へ派遣され頑張っておられたある県職員の方が、「何とか無事に成功して、安心してゆっくり眠りたい」と過日おっしゃっていましたが、「本当にご苦労様でした」と運営にご尽力された皆様に心から敬意を表します。
SO日本の細川理事長はご挨拶の中で「本当の成果が問われるのはこれから。・・・・」とこれがゴールではなくあらたな出発点であると述べられていますが、平和のメッセンジャー達が世界各地から集い、勇気の翼をさらに広げて世界各地へ戻って各地で花開かせ、世界中が平和と優しさに包まれる事を心から願い、「大成功」だったという評価が高い大会になりました事を心から嬉しく感じました。又、閉会式のフィナーレでは「WAになっておどろう」に合わせて会場が一体となって楽しそうに踊る様子は、大変心温まる情景で、世界は一つという感を深くしました。

県議会は、本日より3日間、先週に引き続き一般質問が行われます。島田議員は、一般質問の最終日、9日に質問を行います。

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