会派日誌

2006/8/7 月曜日新たな県政の行方は・・・・?  田中知事、知事会見で、支えていただいた多くの県民や職員・全国の方々・全世界の方々、ご両親へ感謝の言葉

任期満了に伴う長野県知事選挙は、村井仁氏が61万2000票余で当選、9月1日から新知事となられます。村井陣営の組織力の限りを尽くした結果が、長野県政に又新たな道をつくりました。
現職の田中康夫知事が獲得したのは、53万4229票。勝手連の方々のボランティアに支えられた短期間の選挙活動と、自律した県民が、「田中県政」を評価し得た票です。
一県民の私が【トライアルしなの】という職場を与えて頂いてから3年余、身近で県政を見聞きし、肌で感じてきて思うことは、今回の選挙はここ数年来報じられる報道により、県民が偏った田中知事像を描いてしまった事も、残念な結果に繋がってしまった大きな一因ではなかっかと感じられます。
報道では、議会を始めとした、対立構造を浮き彫りにしたニュース性のある一部分がことさらにクローズアップされ、知事の思いや、その前後や奥にある真実まではなかなか報道されていなかったと思います。良い事は殆んど報道される機会が少なかったと感じている私にとっては、「田中知事は絶対当選するよ。」とある方に嬉しい言葉を頂いた時、「隣近所のお年寄りと話していて感じる事は、新聞やテレビ等の報道でしか知事の情報を得られないので、真実の姿ではなく、ある一面で評価してしまっている人が多いので、選挙戦は厳しくなると思います。一人一人の県民益のために、未来の子ども達へ借金を残さず、美しい信州を守るためにも、組織のためではなく長野県の為に宜しくね。」と、その時応えましたが、結果は組織力の選挙にかなわず現実になってしまい本当に残念に思います。
しかしながら、島田県議はメールでも、「何の組織も無いのに良くこれだけの人が田中県政を評価してくれ、自分の意志と考えで投票してくれました。」と感謝を述べているように、知事の本日の知事会見の最後が、多くの方々に対する感謝の言葉であり、ご両親への感謝と労いの思いがあふれる言葉であったのが、聞いていた私にとっては、本当に嬉しく胸が熱くなりました。
内容は、選挙の結果に涙し号泣された田口哲男議員が田中知事へのメールで、(お父さんやお母さんのお顔がやっと解放されたな!という印象を感じ、なんだか私自身救われた気持ちになりました。)と書かれていた事に関してのコメントですが、知事会見の概要は次のような事です。
「もちろん両親も当選できなかったことは、心残りなんだろうと思いますけども、思えば、こういう独り身の人間ですから、夜遅くまで仕事をして帰り、夜中の2時くらいに寝て、4時か5時に起きて、朝、部屋で自分の仕事をしたり、そういう時に、ご飯の用意や、母がお弁当を作ってくれたりて、あるいは父が、朝、駅まで車で送ってくれる。お恥ずかしい話ですけども、私のズボンに、父が朝アイロンをかけてくれる。そういう、そしておそらく、皆さんが昼や夜に報じて下さる内容を見て、両親は常にこう、県民の一人として、本県の行く末を、私の為にではなくて案じてくれていたと思いますので、その両親を少し、9月1日以降、物理的にも精神的にも、楽にしてあげられることがあれば、こうした知事会見の場の最後に申し上げるべきことじゃないかもしれませんが、この多くの県民に支えられ、職員に支えられてきましたし、全国の方々に、全世界の方々に支えていただいたと思うけど、とりわけ私と一緒に暮らす、その2人の両親に少しほっとする時間を、近く与えることができるかな、できるとすれば、、少し嬉しいかなとは思っています。」と、述べられました。
私は、ご両親には、「トライアルしなの」の移動県議会や選挙会場等でお会いしたことがありますが、大変気さくな方で、温かい言葉をかけてくださり、素敵なご両親だと感じていました。
告示日当日、集中豪雨の災害対策で追われる中、昼休みの数分間を利用して長野選挙事務所で行った田中知事の第一声を、椅子に座りジッと祈るようにうつむき聞いていらしたお父様と、支援者に混じり下を向いてじっと聞いていらしたお母様のお姿がとても印象的で心打たれ、親心が熱く伝わってきて思わずカメラのシャッターを切りました。
親は有り難い存在で、幾つになっても子どもの幸せを願います。
当選を祈りながらも、田中知事の、日々の県政への取り組みの大変さ、大きな手術の後でも元気で頑張られてはいますが、健康に対する心配等、親としての気遣いが大変だったろうと推察し、ご両親に私からも感謝の言葉を捧げたいと思います。
「感謝の言葉」といえば、確たる選対がない中で、県内各地の勝手連の方々や、全国各地から来てくださったボランティアの方々が暑い炎天下、ビラ配りやポスター貼り・遊説カー等、この選挙だけに集まってきて力を合わせ支援してくださっている様子に本当に頭が下がり、深い感銘を覚えました。心から感謝があふれました。
9月から新しい村井県政が始まります。
私には、選挙期間中や当選後報道される中でも、又、長野JCが県民文化会館で行った候補者2人の合同演説会でも村井氏の「これからの長野県をこうしていきたい」という具体的な形は全然見えませんでした。
JCが企画してくださった両候補が並んでの演説(討論)会はそれぞれの思いを聞くために大変良い企画であり、このような機会をテレビの特集等で取り上げてくだされば県民はわかりやすいのにと思っていたところ、長野県知事選が全国的に注目されていたのでしょう、東京の全国ネットのテレビ局からは、お二人に出演依頼があり、田中知事はOKだったそうですが、村井氏は、一度は承諾したものの最終的にはお断りになられたとの事、日本を代表するお二人の討論の素晴らしさを全国に流してほしかったし、長野県民にそれぞれの政策・理念等の理解の場を与えて欲しかったと思い、残念でした。
新しい村井県政も一般県民の民意をくんだ県政にして欲しいと願います。
そして、決して県政が後戻りしないようにと願います。

2006/7/20 木曜日大雨被害増大  本日知事選挙告示

任期満了に伴う知事選挙は本日告示され、現職で3選を目指す田中康夫氏(50才)と、村井仁氏(69才)の無所属2人が立候補しました。
投票日の8月6日まで熾烈な戦いが繰り広げられることと思います。
選挙に関しましては今後投票日以降まで会派日誌は控えさせていただきます。

2006/7/19 水曜日梅雨前線活発化 県内豪雨で各地に被害 死者・行方不明者 避難指示と避難勧告

今朝通勤の為上田駅へ行くと、既にしなの鉄道のダイヤは混乱しており、平常通り動いている新幹線へ変更する人が多くみられました。窓からみえる千曲川の水位が上がり濁流となっていました。
梅雨前線の活発化による豪雨で、全国各地で災害が発生、長野県内の各地でも土石流の発生、住宅の倒壊、増水による道路の陥没・堤防道路の決壊等により、死者や行方不明者が出てしまいました。心からご冥福をお祈りします。
高速道や鉄道なども各地で寸断している様子です。
刻々と被害状況がテレビ等で報じられていますが、特に、18日縲怩P9日午前にかけて発生した岡谷市の土石流などで複数の住宅が倒壊した様子等は目を覆いたくなるような悲惨な状況です。上伊那郡箕輪町の天竜川右岸の決壊、私の地元の上田市でも行方不明者がでました。
午前11時現在、伊那市や、上伊那郡箕輪町、南箕輪村等合わせて1万人以上に避難指示と避難勧告が出され、公民館などの避難所に避難している様子です。
又、諏訪市でも、諏訪湖がはんらんする恐れがあるとして、高島、大手、湖柳などの約6000人に避難勧告が出されました。
長野地方気象台によると、各地で記録的な降水量となったのは、県内やその付近に梅雨前線が長期間にわたって停滞。 15日午前6時の降り始めから、ほとんどで雨が上がった19日午後1時までの総降水量は、アメダス観測点の伊那市東春近は417ミリに達したと報じられています。
一刻も早い復旧と、行方不明の方達が発見されることを心からお祈りします。

2006/7/14 金曜日「高校改革プラン研究会」が7/11に望月高校と、本日は教育委員会と意見交換会 

本日の信州は、太平洋高気圧に覆われて南から暖気も入り、各地で「真夏日」となり、飯田市南信濃で35・9度を記録したとの事。上田でも34・3度まで上がりました。
一方、梅雨前線の影響で、全国各地で集中豪雨となり、土砂災害や床上浸水等の被害が出ています。
今後更に前線が活発になり、雨の区域が広がりそうですので警戒が必要です。

定例議会閉会の翌日の11日に、県議会の「高校改革プラン研究会」は、望月高校の皆様と意見交換を行い、担当の今井議員が出席、又、本日は定例教育委員会が行われ今井議員は傍聴。その後、教育委員と「高校改革プラン研究会」の意見交換会が行われ出席されました。
県立高校の再編をめぐり、教育委員長が、県会に統廃合の同意を得る議案の提出時期について、「定員を決める前の直近の議会」と述べられたと驚いた様子で、「直近の議会」というと、9月定例県会ということだと対応を心配し、動揺されているのが感じられました。
6月定例会で、議案提出を義務付けた高校設置条例改正案が県会で可決されていますので、9月県会は又重要な課題を背負った議会になりそうです。
まだまだ大変な状況が続きそうな中で、県議会が県教委の職務権限にどこまで介入して進めていくのか、条例改正の真価が問われます。
いずれにせよ、進路選択をする時期が迫ってくるわけですので、生徒や保護者、学校をこれ以上混乱させず、迷惑をかけないようにすべきだと感じます。

8月6日の知事選に向け、来週に告示が迫り、段々と熱気を帯びてきました。
「トライアルしなの」の両県議は、「6年前に戻っていいのか」の思いで、一人一人の県民と共に田中知事を支援します。

2006/7/10 月曜日6月定例会閉会 県立高校再編条例改正案可決で今後県会の責任重大

庭先で咲く紫陽花の花が彩りを増してきました。
6月20日に開会となった6月定例会は、本日7月10日に閉会しました。
田中知事にとっては、2期目在任中の最後の定例議会となった今定例会です。
県が提出した一般会計補正予算案は、温泉表示認定制度にかかわる部分を削除。公安委員の人事案の否決等がありました。又、県廃棄物条例案は2月県会に続き継続審査。長野冬季五輪招致委員会の会計帳簿焼却問題を調査するため一部議員が2月県会に提出した県会調査特別委員会(百条委員会)設置の決議案も継続審査となりました。
又、「高校を統合・廃止する場合、生徒募集定員の決定前に議会の同意を得る」とした県立高校再編の来年度一斉実施を回避するための高校設置条例改正案(共産党と自民党が提案)は投票採決となり、賛成多数で可決しました。
条例改正に伴い今後は、各高校の統合時期は県議会が判断する事となり、条例改正に基づいて県教委が各校の統合について県議会に同意を求める議案をいつ提出するかが焦点となってきますが、一番肝心なことは、教育の現場や生徒達の不安や混乱をこれ以上増大させない事であり、今後、県議会に課せられた責任は重大です。
又、田中知事は終了後の記者会見で、この件に関し、「大変残念に思う」と表現された上で、「今回は再議の手続きをすべきものではない。むしろ生徒や保護者の観点に立って、県教委がこの問題に関してどう判断するかの考えを聞きたい」と述べられ、県議会に審議のやり直し【再議】を求めない考えを示されました。
教育改革に情熱を傾け、信州・長野県教育のために心血を注いでいる今井議員は、採決にあたり、昨日一昨日の2日間の休日も各地を廻り、多くの方達から意見・要望を聞き、ご指導を頂き、考えに考えた結果、苦渋の選択として採決の際【退席】を決断されました。
今まで3年間文教委員会に所属し、定例教育委員会や各地で行われた審議会等、殆んど出席し、教育問題全般について、高校改革について奥深いところで理解し、全県の状況を把握している今井県議が下した【退席】という英断に、今井議員の苦しい心の内が感じられ、推測されます。
【教育改革】に関して、今井議員が教育の神様と慕う元県教育委員の小林正人氏の,「教育は、蒼い柿を竿で叩き落すようなことはしてはいけない。熟した柿が落ちるようで丁度良い。」という教育哲学(教え)の通り、即統合ではなく、【良い改革】をするために、拙速にならず、もう少し時間をかけて皆が納得した上での統合が望ましいと思われている今井議員の思いが感じられますし、【条例改正】については、多くの県民の要望に基づき訴える共産党県議団から細やかに説明を頂き、内容的には賛成の思いが強い今井議員を感じていましたが、今後の教育委員会の職務権限や、委員長報告の際の今井議員の質疑に対する答弁への思い、様々な事態が生じた場合果たしてどうなるのか等、あらゆる思いが交錯した結果、退席を決められたのかもしれません。
いずれにせよ、学校教育に関しては、子どもを育てる為に、ただただ朝から夜遅くまで精一杯ひたすら働き、先ず全ての躾は家庭が源と考え、責任は家庭と本人と思っている私にとっては、学校は元気で行って、学び、遊び、体力・知力・精神力を養う場所としてしか捉えず、ある学校へ行っていれば良い位にしか考えていなかった私には、とうてい教育を語る資格はなく、今井議員の深い思いは計り知れず、ただただ行動を見守っているだけです。
今井議員には、自分で迷い考え、その結果決断したことに関しては、自負を持ち堂々と胸を張って、更なる前進をして欲しいと期待しています。誰よりも、生徒のこと、教育、教育現場を愛している今井議員なのですから・・・・
そして、県議会も、教育委員会も今日の採決の重みを充分に受け止めて長野県教育の中で生徒にとって最良の方向へ導いて欲しいです。それぞれの責任において頑張って欲しいです。
全てにおいて、自主自律自己責任の時代なのですから・・・・

いよいよ、知事選が迫ってきました。
田中知事は本会議終了後の記者会見で、知事選には無所属で立候補し、選挙公約については「告示される時には整っているだろう」と述べられました。告示後も、選挙運動と並行して公務は続けられる意向を示され、現職の知事としての任務を遂行する旨の表明をされました。
選挙態勢については「私と私の信州の改革を支援してくださっている方々がすべて横一線で、ユナイテッド・インディビジュアルズ(個々人の連帯)として集う」と説明されました。
又、知事選で、自民党県連は、新人で前同党衆院議員の村井仁氏を県連推薦とし、民主党県連が自主投票を決定。社民党県連・共産党県委員会も自主投票で臨む方針が明らかになりました。

2006/7/4 火曜日本日より委員会始まる   知事選へ立候補表明していた若林健太氏が立候補を断念

本日より委員会審査が始まりました。
島田議員が所属する【商工生活環境委員会】は、10時30分より、今井議員が所属する【社会衛生委員会】は、10時から開始となり、本日【商工生活環境委員会】は、商工部関係、【社会衛生委員会】は、社会部関係についての審査が行われました。

又、本日は、知事選に立候補を表明していた新人の若林健太氏が立候補を断念し、無所属での立候補を表明した村井仁氏を支援することを表明しました。以前、若林氏は、県庁前でも通勤時にビラ配りをされていたことがあり、既に事務所開きもされていましたのでびっくりしました。この決断は、ご本人にとっては不本意な残念な結果となったのでしょうか・・・?それとも今はホッとして気持ちが楽になったのでしょうか・・・?
人の人生には、何度か大きな決断をしなければならない時があります。
自分の意志を通すためには、強靭な精神と、支援してくださる方達の温かい思いに支えられなければ決断ができない場合もあります。又、いろいろな事情のために、敢えて自分の意志を曲げて決断をしなければならない場合もあります。
若林氏は、今回どのような決断を下したのか、そこに至るまでの心の苦しい葛藤が伝わってくるような気がします。
記者会見では、「新しい県政をつくるために率直に意見交換し、2人が並び立っては実現できないという現実の中で決断した」と述べられていましたが、一県民の私としては若い溌剌とした感性を活かして意志を通し、頑張って欲しかったような気もします。
又、「当選するためには各界の支援が必要。村井氏の方がよりその条件が整っていると判断した。」と、述べられていましたが、たしかに各界の支援は心強いものであり、あれば良いものかもしれませんが、最終的には県民ひとり一人の一個人の判断する一票一票の積み重ねです。団体や会社のトップの判断と必ずしも一致しない投票は、今の時代当たり前になってきています。
従来の観念にとらわれない選挙の時代になってきています。
しかし、今回の知事選は、又、前回の知事選と同じような構図になってきたような気もしますが・・・

今回のこの状況をみて、県民の判断はどう下されるのでしょうか。

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