若葉が煌めき、日ごと緑の色数が増えています。各地で気温が上がり真夏を思わせるような陽気となりました。
臨時議会3日目の本日は、各派交渉会が断続的に開催され、常任委員・議会運営委員・決算特別委員と同正副委員長の各会派への割振りや、監査委員・審議会委員等の割振りが検討されました。
トライアル信州では、現在、今期で2期目となった議員の中で、常任委員会で正副委員長の経験がないのは永井一雄議員・今井正子議員・北山早苗議員のみとなっているところから、少数会派にいてもその機会が与えられるよう、役職が多数会派からしか選出されない現実に対して、下記の通り要望させて頂きました。
長野県議会
議 長 服部宏昭 様
副議長 宮沢敏文 様
各派交渉会委員 様
トライアル信州
代表 島田基正
委員会委副委員長人事について
委員会委員決定・副委員長候補に、少数会派の希望も取り入れ
ていただき感謝申し上げます。
今期二期目の議員の中で、常任委員会の副委員長経験のない議員
(永井一雄・今井正子・北山早苗)にも今期中副委員長がまわりますようご配慮をお願い申し上げます。
昨日開会された臨時議会2日目、本日は正副議長選挙が行なわれました。
昨日の各派交渉会で正副議長の選出方法が協議され、過去3回と同様、立候補者が各自所信表明演説を行った後、本会議で投票を行うこととなり、午前中は立候補者の立会演説会が行なわれました。
議長選は、自民党県議団の服部宏昭議員と、改革・緑新の、寺島義幸議員が立候補しましたが、午後2時開会の本会議で58人の全議員による無記名投票の結果、35票を獲得した服部議員が第81代議長に就任されました。 副議長選の立候補は、県民クラブ・公明の宮沢敏文議員1人のみで、投票では47票でした。何と立候補していない議員複数名の投票もあり驚きました。
先に行なわれた県議選後、会派の数は改選前の10から6に再編され、以前より政党色が強まりました。しかし、議会全体を見ると、会派再編後も突出した勢力がなく、今後の様々な重要案件の議決の場において、今回の議長選のように会派間の調整が重要になってくる場面がでてくることは予想されます。
本会議終了後、各会派控室に新正副議長がご挨拶に廻られました。
田中康夫知事誕生前に、5期20年知事を務めた吉村午良氏が、7日、81歳で心不全のためご逝去されました。在任中は、長野冬季五輪の招致・開催や、新幹線、高速道路などの交通網の整備等に力を入れられました。
以前通勤時に、長野駅近辺を散歩されているお姿を拝見したことがありましたが、長野県の一時代を担った御労苦を思い、心からご冥福をお祈り申し上げます。-合掌―
日々新緑が萌え、青空に輝く緑が爽やかな本日、4月の県議選後初めてとなる臨時県会が開会となりました。
我会派でも小林東一郎議員が初当選の第一期議員として、晴れのスタートをきり、議会初登場です。
本日は、小林議員をご支援頂いている方達と奥様が議員に同行され議会見学をされました。、。
今井議員も、第2期目の門出の日、支援者の方から贈られた花束を携え、支援者の方々と共に登庁されました。
臨時議会初日は、まず各会派の代表者会議が行なわれ、島田代表が出席しました。
その後、全員協議会を経て、交渉会派の5会派による各派交渉会が開かれました。
トライアル信州では、選挙後会派数が減ったこともあり、「各派交渉会」の構成は、名称が「各派」であるので、4人を有する会派でも正式に各派交渉会に出席できるよう、規約の改正を求めました。各派という名称の通り、各派の意見が反映されることが、公正且つ民主的な議会政治であると考えたからです。
従って、交渉会派の人数の資格を「4人以上」とし、トライアル信州も交渉会派になれるよう要望しました。しかし、議論はされずに賛成少数で否決されてしまいました。
「交渉会派」というのは、各会派が議会人事などを協議する「各派交渉会」を通じて委員会構成等を決定でき、2月定例会で行なわれる代表質問は、交渉会派のみが出来るようになっています。他県では、交渉会派が、4人以上となっている県もあり、「6人以上」とする根拠が明確ではなく、今井議員は全員協議会でその旨を伝え、理解を求めましたが、採決で、共産党県議団と、無所属議員、自民党県議団から木内議員が賛成の挙手をして下さいましたが少数で否決されてしまいました。
木内議員は、前トライアルしなのに所属しておられましたが、今回の県議選は、自由民主党推薦で戦われ、見事当選されました。その後、自由民主党県議団に入られましたが、一県民の私から見ると、大きな会派へ所属されても御自分の意志をきっちりと表明された勇気がとても爽やかに感じられました。
これからの民主的な議会政治は、会派制がとられているとはいえ、個々の議員の意見が尊重される会派があっても良いのではないかと感じました。
会期は11日までの5日間。明日、8日に正副議長選挙が行なわれ、9日から11日に委員会構成や県監査委員を決める予定とのことです。
又、下記の件につきましても会派として要望させていただきました。
2007年5月7日
長野県議会議長殿
各派交渉会委員殿
トライアル信州
代表 島田基正
公正且つ民主的な議会運営についての申入れ書
議会運営の要である議会運営委員会の構成について申し入れを致します。
長野県議会議会運営委員会は、平成15年度より議員数2名の公明党県議団も委員会に加わり、全会派参加の、民主的な議会運営委員会が進められてきました。今議会におきましても、全国に誇れる民主的議会改革の流れを止めることなく、全会派の参加のもと公正且つ平等に議会が運営されることを強く望みます。
つきましては、議員数4名の会派トライアル信州に、議会運営委員会の委員の割り当て1名を要望致します。
ゴールデンウィークも前半を終え中休み。
通勤電車も通常とは異なり、何となく楽しげで混雑しています。
本日は、10時30分より各派代表者会議が開かれ、島田議員が出席しました。
会議終了後、代表者会の報告を受け、5月7日から開かれる臨時議会の対応・新年度の会派政務調査計画・予算組み等について話し合いました。
代表者会で打ち合わせた協議事項は下記の通りです。
1.所属党派等の状況について
2.付議事件について
3.議席の割当てについて
4.議員控室の割当てについて
5.議員会館の個室の割り当てについて
6.臨時会の行事進行予定について
7.党派名の記載の準備について
8.広報委員の選任について
9.その他
若葉色が輝き青空に映えて、新緑の木々が爽やかな季節になりました。
通勤電車の車窓からは、薄紅色の桃の花や黄色の菜の花が美しく、日ごと彩りを増しています。信州のコモンズを感じさせる田園風景は、淡い春色が混じりあい水彩画のような透明感で心を潤してくれます。
本日10時から団会議を行いました。正式に小林東一郎議員(中野市・下高井郡)が「トライアル信州」に所属してくださる意向を明らかにして下さり、新たな出発になりました。
会派名や基本姿勢、指針・施策等について話し合いの結果、会派名は現状の「トライアル信州」に決定。今後の基本姿勢、指針・施策等に会派のあり方については、田口議員も共に考えてくださり、急遽2時から会見場にて報告を行ないました。
新体制での県議会では、政党色濃い大きな会派の再編が行なわれている中で、新「トライアル信州」のスタートにあたり、たとえ少人数の小さな会派でも、県民の目線で県政を捉え、県民一人一人の思いが通じる県政へと、「県民のためにキラリと輝く存在」でいて欲しいと心から願いました。
県民の皆様のご協力を頂きながら、施策の一つ一つが県民の暮らしを守る視点で行なわれているかチェックしていく会派として頑張りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
以下は、記者会見でご報告させていただいた会派の方針です。
私たちが目指すあるべき姿
—新しい風「トライアル信州」—
社会や経済の状況変化、そして住民意識や価値観の多様化などにより、戦後日本の成長を支えてきた「日本型システム」が制度的疲労をみせています。
そのなかで、国も地方も避けられない「改革」が求められています。新たな国のあり方や地域のあり方などが生活者の視点で語られはじめています。「国から地方へ」「官から民へ」と大きな流れのなかで私たちは生活しています。
しかし、どのように大きな流れが生じようとも、その改革の原点は一人ひとりの生活や声に依拠することであり、それなくして県民の政治や行政への信頼を獲得することはできません。
私たちの住む長野県はここ数年大きな変革を体験し、また新たな変革期を迎えています。
国は道州制導入を視野に入れ、より地方行政のスリム化を図ろうとしています。
しかし、これらは一歩間違えば歴史や文化、地方に根付く人々の絆を断ち切る危険性を抱えています。
私たちは自然豊かな信州信濃の歴史や文化、風土を大切にし、新たな改革にトライする風として県民の期待に応える決意です。
私たちは、私利私欲のない改革への信念と行動力をもって、地域の代弁者として「対話と現場主義」を信条とし、220万人の県民と共に、活力にあふれ、未来に夢を託せる平和で、優しく温かい長野県を目指し責務を遂行します。
—以上—
会派の指針
【会派名】
トライアル信州
【会派構成】
代 表 島 田 基 正
副代表 永 井 一 雄
幹事長 今 井 正 子
政策担当 小 林 東一郎
【基本理念】
「県民一人ひとりを、大切にする県政」
「県民一人ひとりに、光を当てる県政」
「県民一人ひとりの、声を生かす県政」
「県民一人ひとりが、元気の出る県政」
自然豊かな信州で生活する人々の「いのちと暮らしと平和」を守り、格差と競争が同時に進む現代社会の中で「豊かな信州」「温かな信州」「元気の出る信州」を220万県民と力を合わせ、現在と未来を担う県政を築きます。
【基本方針】
1.借金返済に軸足を置き、財政再建プログラムの再構築で県財政の健全化を計り、全ての事業は「必要度」「緊急度」「費用対効果」の視点で審査し、また税の有効活用を計るため県民参加による事業評価制度の充実をめざします。
2.県民生活の中に常に県政が在り、県議会があるために「生活と県議会」(仮称)などの県政報告会を会派主催で開催し、対話と信頼の県議会を築きます。
3.「自立と連帯」「協働と自己責任」の姿勢を確立し、引き続き県政の改革の旗手を務めます。
4.慣習による議会運営や議員権益を排し、政務調査費の使途基準の厳格化や第三者による「県議会活動評価制度」など新たなシステムをつくり、県政をより身近なものにします。
5.経済優先の社会がもたらした「環境破壊や地球温暖化」、過度の競争社会がうんだ「都市と地方の格差」や「生活の格差」などを是正し、真に豊かな暮らしが実感できる県政を築きます。
6.事実に基づく調査活動を積極的に行い、県議会として県政を厳しくチェックし、実現可能な政策提言を行なうとともに、国に対して積極的に意見書を提出します。
7.議会改革を推進します。(長野県議会基本条例制定。正副議長の任期2年制。議会運営委員会及び代表者質問は全会派とすること。)
8.若者が希望を持って定着できるよう信州の自然豊かな資源を活用して、地域経済の活性化を促します。又、資源循環型社会の構築を目指し、食料やエネルギー等の自給率の向上を図ります。
9.「安心・安全・豊かさ」が実感できる地域社会をつくるため、福祉・医療・子育て・教育の充実を求め、セーフティーネットを整備していく。国の制度に対しても県民の目線に合うよう改正を唱え、地方から政治を変えるよう努めます。
10.定例県議会ごとに会派作成の「県政レポート」(仮称)を発行し、県議会と県民の絆を深めます。
先週末14日の土曜日、前夜の風雨で桜の花がどうなってしまったかと案じながら上田公園へ行ってみました。
満開を少し過ぎてはいましたが、今年も綺麗な桜の花が咲いていました。
堀には散った桜の花びらが見事な絵模様を描き、咲く花と散る花の美しさが一体となって春の趣深い風情をかもし出していました。
本日10時30分より、改選前の各派代表者会が行なわれ、島田議員が出席しました。5月7日縲怩P1日までの臨時議会について検討がなされました。
各派代表者会終了後、団会議を行い、今後の会派の運営、政務調査計画等についても話し合いました。
新しい体制での会派運営にあたり、新メンバーが増えることを願いました。