会派日誌

2007/7/25 水曜日本日より3日間、社会衛生委員会中南信視察  長野県議会議長就任を祝う会

本日より社会衛生委員会の中南信視察が始まり、永井議員が参加しています。
視察前に会派控室にて県政報告書原稿の打ち合わせを済ませ出かけました。
また、本日は、「服部宏昭 長野県議会議長就任を祝う会」が4時から長野市内で行なわれますので、島田議員は午後早めに来庁し、政務調査を済ませてから、お祝いの席に臨みました。第81代目議長就任をお祝いする400名を超える参加者のもとで、盛大なお祝いの会になったとのことです。
今後のご活躍を期待しています。

7月25日(水)
・松本合同庁舎 (松本市)
    概況説明
     松本地方事務所・松本福祉事務所・松本児童相談所・中信労政事務所
     松本保健所
・松本赤十字乳児院 (松本市)
・難病相談・支援センター (松本市)・難聴児支援センター (松本市)
・知的障害者授産施設 「共立学舎」 ・知的障害者更生施設 「今井学園(松本市)

7月26日(木)
・諏訪湖健康学園 ・諏訪児童相談所 (諏訪市)
・諏訪合同庁舎 (諏訪市)
    概況説明
      諏訪地方事務所・諏訪福祉事務所・諏訪保健所
・諏訪地区小児夜間急病センター (諏訪市)
・駒ヶ根病院 (駒ヶ根市)
・身体障害者入所授産施設 「高森荘」 (高森町)

7月27日(金)
・飯田市立病院 (飯田市)
・宅老所 「ふれあい街道ニイハオ」 (飯田市)
・飯田合同庁舎 (飯田市)
  概況説明
   下伊那地方事務所・下伊那福祉事務所・飯田児童相談所・飯田保健所

2007/7/23 月曜日本日より、土木住宅委員会と文教企業委員会が県内視察

1週間後に迫った参院選を前に、街には遊説カーで支持を訴える候補者の声が響いています。各新聞等では、世論調査の結果が報じられ、公的年金保険料の納付記録漏れ等、与党への逆風の根強さを印象づけていますが、果たして投票結果はどうなるでしょうか・・・?
本日より土木住宅委員会と文教企業委員会の県内視察が行なわれ、小林議員担当の土木住宅委員会は北信地域の視察なので、地元議員の永井議員も登庁され打ち合わせ後、長野合同庁舎へ向かいました。
視察日程は下記の通りです。

7月23日(月)
・長野合同庁舎 (長野市)
   概況説明
    長野建設事務所・千曲建設事務所・須坂建設事務所・土尻川砂防事務所
・県単道路改良事業 (一)信濃信州新線 「萩之峰」「市野瀬橋」 (長野市)
・(国)406 「西組バイパス(仮称)」 (長野市)
・国補道路改築事業 (国)406 「百瀬縲恂ホ菅バイパス」 (長野市)
・国補土地区画整理事業ほか 長野駅周辺第二土地区画 整理事業 (長野市)
・新潟県中越沖地震被災箇所 「飯綱町役場三水庁舎」 (飯綱町)

7月24日(火)
・北信合同庁舎 (中野市)
    概況説明
     中野建設事務所 (北陸新幹線事務所)・飯山建設事務所・北信地方事務所
・地方道路交付金事業 (一)豊田中野線 「笠倉縲恤ヌ田」  (中野市)
・県単道路改築事業 (主)飯山斑尾新井線 (飯山市)
・県単調査(道路改良)事業 (国)403号 「中央橋」 (飯山市)
・県単道路調査 (国)403号 「裏落合」 (山ノ内町)
・国補特殊改良事業 (国)403号 「須賀川縲恊ヤ坂」 (山ノ内町)
・国補交通安全施設等整備事業 (国)403号 「前坂」 (山ノ内町)
・国補火山砂防事業 夜間瀬川「越」 (中野市)

7月23日(月)
 ・松塩水道用水管理事務所 (塩尻市)
 ・岡谷東高等学校 (岡谷市)
 ・伊那養護学校 (伊那市)
 ・上伊那農業高等学校(定時制) (伊那市)

7月24日(火)
 ・飯田教育事務所 (飯田市)
 ・下伊那地方事務所 (飯田市)
 ・飯田長姫高等学校 (飯田市)
 ・東部中学校 (伊那市)

2007/7/20 金曜日本日、広報委員会が開かれ永井議員登庁   治水対策について小林議員研修

本日午前中、京都大学名誉教授で河川工学の今本博健先生が、治水について村井知事へ提言・会見のため来県されたので、小林議員は、地水対策について研修させていただくため登庁。午前中、お話を伺い理解を深めました。又、午後から広報委員会が開かれるため、お昼少しすぎに登庁の永井議員も、昼食中の先生としばし懇談ができました。
先生には昨年、共産党県議団・トライアル信州・あおぞらが主催した、「ダムありき」から「住民参加」の治水へ歩み始めた「脱ダム」の流れを守ろう!との意志の基、治水のあり方を考えるシンポジウムを開催した際に講師として、川と住民のかかわりを考える「淀川で尽くした住民参加の議論、そしてこれからの川づくり」と題した基調講演を頂きました。
住民参加のあり方など浅川ダム建設の問題点等を議論したシンポジウムでしたが、一定の洪水に対する水害の防止を目指すより、水害発生時の被害軽減に重点を置く必要があると指摘されておられましたが、午後からの村井知事とはどんな懇談をされたのでしょうか?・・・・・
 
午後、第5回議会広報委員会が副議長室で行なわれ、掲載内容が検討されました。

2007/7/19 木曜日「平成18年7月豪雨」から1年 各地で追悼  樽川監査委員ご苦労様でした!

県内で12人が死亡、1人が行方不明になるなど大きな被害をもたらした「平成18年7月豪雨」から早くも1年がたちました。
亡くなった方々のご冥福を祈る追悼式が各地で行なわれ、最も大きな被害を受けた岡谷市の湊地区では、遺族や行政関係者ら約200人が集りご冥福を祈ったそうです。
私の地元の上田市では、朝の新聞配達をしていて行方不明になった小林正子さんが、いまだに発見されていません。「戻ってきてほしい」と、ずっと願い続けているご主人は、1年がたち一つの区切りをつけるため、近く家裁上田支部に失踪宣告の審判を申し立てるそうです。失踪宣告が出れば、正子さんのご葬儀を行うつもりとの事。
ご遺体が発見されていなければ、亡くなったという事が信じられない思いだと推察されます。ましてや、尊い命が失われた傷は1年経っても癒えるはずはありません。本当にお気の毒で心が痛みます。
地震・台風・集中豪雨等、自然災害の恐ろしさが続きますが、新潟県中越沖地震で火災が起き緊急停止した東京電力柏崎刈羽原発では、トラブルや故障などが続々と見つかっています。排気筒から放射性物質が大気中に出ていた問題では、確認された17日以降も放出が続いていたとの事。地震発生から日がたつにつれ、様々な被害の詳細が次第に明らかになってきました。
いつ何が起きるのか判らない自然災害に備え、私達ができることは、日頃非常時の心掛けを感じながら生活する事だと改めて思いました。
 
本日村井知事は、長野運輸監査役で元新聞記者の柿沼美幸さんに監査委員の、松本信用金庫理事長の安藤博仁さんに公安委員の辞令を、人事委員の市村次夫さんと、教育委員の葉養正明さんには、再任の辞令が手渡されました。
任期満了で退任された長野県監査委員の樽川通子女史が、会派へご挨拶に寄ってくださいました。
年を重ねてもいつまでも若々しくおしゃれで風格がある女史は、今井議員とは、「女性議員を増やすネットワークしなの」で旧知の仲であり、入院中の今井議員の病状を心配してくださっていました。
いつまでもご健勝にて元気溌剌、オーラを輝かせながら益々ご活躍下さる事をお祈りし、重責を果たされたご功績を称えたいと思います。

21日の土曜日に予定していた新潟県中越沖地震のボランティアは、まだ現場が混乱状態であることから延期することになりました。

2007/7/18 水曜日小林議員の「お産といのちを守る講演会」参加レポート

昨日の団会議で、21日(土曜日)に新潟県上中越沖地震の豊田、柏崎の地震災害の現状視察を行なう事とし、早朝5時にボランティア作業ができる服装で須坂インターへ集合し、被災地をお見舞いする事になりました。少しでも復旧の手伝いに協力できるよう、今井議員を除く議員と事務局スタッフで行く事になりました。まだまだ不安で不自由な生活を強いられている被災者の方々のことを思うと、直ぐにでも飛んでいきたい気持ちですが土曜日まで待つことにします。

7月6日に開催された「お産といのちを守る講演会」の小林議員の参加レポートが出来ましたのでご報告します。

07.7.6  参加レポート
主催 安心してお産と子育てができる地域を作る住民の集い   於 上田市中央公民館
   地域医療を考えるひとりひとりの会
医師不足が深刻化し、地域の拠点病院に医師を確保していくことが地域住民の切実な願いとなっています。しかし、各県で医師を奪い合う状態となっており、産婦人科医・小児科医の集約化・重点化は避けられない状況となっています。今後他の診療科にも集約化が及ぶと予想されており、地方行政の努力だけでは解決できない課題だと思います。このような中、通常のお産を健康なものとして捉え、助産師さんを中心とする院内助産所やバースセンターを運営し、産科医療の分散化を目指す活動が各地で始まっています。安心して子どもを産み育てる環境を地域に作り、これからの医療のあり方を住民・医療機関・行政が一緒になって考えていくことが大切です。

基調講演 鎌田實医師
「いのちの誕生もいのちの終わるときも選べる地域になりたい」
豊かさとはいろいろな選択が可能であることではないだろうか。病院でのタイムスケジュールに追われたお産よりも、ゆっくりした、自宅で家族に見守られるお産があってもいい。いのちの重みが感覚できる場が過去にはあった。
先進国では、産婦人科の集約が進むにつれ、お産が流れ作業になり事故が増加している。
日本がいい国であり続けるためには、安心して子どもを生み育てられる環境が必要だ。

個性が存在してこそ死が生じる。クローン再生の連続には死が存在しない。母体内での十月十日は、生物の誕生から進化の過程を経て、かけがえのない生命が育まれる期間。学生時代、発生学の先生が37日目の胎児の姿を繰り返し示しながら、一つの生命の中にこれまでの生き物の歩みが、そして、ただ一つしか存在しない個性がつまっていることを教えられた。

自然分娩を基調とする助産院の設置を求める声の中には、医師の集約化が避けられない状況だけからではない、根源的な要求があるのではないか。

医療・福祉の充実は老後の安心を生む。そうなれば、いざとうときに備えせっせと貯金する必要はなくなり、消費に向かうはずで経済効果が期待できる。
地域から変えていくこと、このことが日本を再びよい方向に進めるきっかけになるだろう。

関連発言 廣瀬健医師
「産科医の立場から」
 お産のあり方は母児の絆に影響する
大阪府母子健康センター新生児科部長北島博之先生の調査によると、病院で生まれた赤ちゃんとお母さんの関係と、「赤ちゃんにやさしい」病院や助産所で生まれた赤ちゃんとお母さんの関係を比較してみると、後者の場合
1)子どもと接する母親の共鳴・共感と笑いが多くなる。
2)子どもが泣くことや母親に対する否定的な発言が少ない
ことに気付いた。これは普通の病院でのお産と、「赤ちゃんに優しい」病院や助産所でのお産の大きな違いによると考えられる。
1)助産所でのお産は妊娠・出産・産後の母乳育児を通じて、親身で継続的な支えが得られ安心感に満ちて行われる。
 2)肌と肌が触れ合うカンガルーケアによって、お母さんは生まれてすぐの赤ちゃんを胸に抱き、その後引き離されることはほとんどない。

 病院出産での辛い体験が母時の絆に与える影響
 アメリカでも日本でも、病院での出産が一般化してから30年がたって、幼児虐待が増加しはじめている。お母さんが辛いお産をしたため子どもがかわいく思えなくなるなど、お産のあり方が子育てに大きな影響を与えることが明らかになってきた。「あ。母子の安全のため」という理由で推し進めてきた医学的管理のお産が、一人の女性が出産を通して母親となっていく奇跡とも言うべき体験を奪ってきたのだ。

お産を支える仕組みは産む女性の声に耳を傾けてつくられるべき
産科医の減少により産科医療の集約化・重点化が進められている。20代30代の産科医の40パーセントは女性で、しかも産科医を志望する医師は減る一方である。イギリスやニュージーランドでは、女性の声に耳を傾けることにより、正常なお産を助産師だけで担う分散化政策に転換、安全性も改善するなど成果をあげている。

出産場所の集約化の動きに抗して
産科医は本来異常な妊娠・出産の専門家であって、拠点病院に重点的に配置する集約化は避けられない。しかし、正常な出産まで大きな病院に囲い込むことは、お母さん中心のお産を支える仕組みではない。今大事なことは、病院内であれ、病院外であれ、助産師が正常妊娠・出産を担う仕組みをつくっていくこと。医療かされた病院出産は、お母さんの貴重な出産体験を損ない、母子の絆をますます危うくする。病院内にバースセンターを開設し助産師のスキルアップを図ることから始めて、助産師による自然なお粗餐のネットワークづくりを目指すべきだ。
関連発言 猪俣理恵助産師
「助産師の立場から」
促進剤の投与や妊婦のおなかを押したり胎児の吸引など、病院での管理されたお産は、お母さんに苦痛を与えている。お母さんが苦しいとおなかの赤ちゃんも苦しい。しかし、安全なお産のためには必要なことだと思っていた。
サルのお産のビデオを見て疑問が生じた。どうして人間の場合には多くの人が医療の助けを借りないないと産めないのか。人間は文明につかった生活をしているうちに本来持っているはずの「産む力」を失いつつあるのではないか。こう考えて自然なお産を推奨している病院に移った。

緊張すると陣痛が遠のいてしまう。分娩台ではなくたたみの部屋でリラックスし自然な姿勢で生むことが安全にもつながる。産ませてもらうではなく本来備わっている能力を発揮して私が生むという気持ちを、お母さんが自然に持てるようになる環境が大切。自信をもって産むことができると、その後の育児も順調だ。

その後イギリスに留学。イギリスのマタニティー制度は、地域にある診療所に併設されているバースセンターで信頼のできる助産師を選ぶことからはじまり、産前産後を通し一人の助産師が一貫してケアする仕組みとなっている。連携する2次、3次病院へは車で1縲鰀2時間で搬送可能な体制が敷かれている。出産の場所は
? 助産師による自宅出産
? 助産師による助産師ユニットまたはバースセンター
? 出産を支えるチーム(助産師、産科医、小児科医。麻酔医など)による病院出産
から選択する。
「身近な場所で生めることが安心につながる。いざというときはすぐに病院に連れて行ってもらえるので不安はない」とバースセンターを訪れた妊婦さんは語ってくれた。

安心で安全なお産の環境は、生む人と家族がお産のあり方を選べることで保障される。地域の医療機関が連携をとり、産む本人を中心としたサポートシステムをつくっていく必要がある。そのために、助産師が主体となり運営するバースセンターを開設するべきだ。自立した専門職としての助産師を育てていかなければいけない。

2007/7/17 火曜日16日、新潟県上中越沖を震源とする震度6強の地震発生。各地で被害

「海の日」で祭日の昨日、午前10時13分頃、ゆらゆらと大きな揺れを感じ「地震だ!」と慌てて火の始末をしました。テレビのニュース速報を見ると、新潟県上中越沖を震源とする地震があり、新潟県長岡市と柏崎市、刈羽村、長野県飯綱町で震度6強を観測したとの事。気象庁の発表によると、震源の深さは17キロ、マグニチュードは6・8と推定。
時間がたつにつれ、被害の状況も判明してきましたが、倒壊した家屋等の下敷きになるなどして死亡、行方不明となっている方も多く、1000人に近い人々が病院で手当てを受けたそうです。
長野県内では、最大震度の6強を記録した飯綱町では、住宅・物置の破損16件、水道管破裂による断水(午後四時復旧)30世帯、道路の隆起・陥没3カ所、ブロック塀の倒壊6カ所竏窒ネどの被害が出ていると報じられています。
まだ余震が続き心配ですが、一日も早い復旧を願うばかりです。
被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。

本日会派では、事故から既に3週間以上の入院が続く今井議員の都合を考慮し、東御市にある島田議員の会社の会議室において団会議を行ないました。
地震による被災状況の把握、6月定例議会の総括、県政報告書の作成等について話し合いました。
体調が万全でない今井議員は、まだ何となく弱々しい感じがして、早く本来の元気な今井議員に戻って欲しいと思いました。

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