会派日誌

2007/8/20 月曜日暑い夏!  永井議員・小林議員東京へ研修に

夏の信州では各地で花火大会・夏祭りが行なわれ、松本市の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」や軽井沢等での音楽祭、高原でのジャズフェスティバル等様々なジャンルの音楽祭も開かれています。
厳しい残暑が続く日本列島ですが、県内でも昨日は太平洋高気圧に覆われた影響で、各地で気温が上がり、松本市や上田市、飯田市などは35度以上の猛暑日となりました。
信州はお盆が過ぎれば「涼風」と言われてきましたが、まだ当分暑い日が続きそうです。

本日から夏休みが終わって二学期が始まる学校が多く、今朝は、日焼けして健康そうな小学生の通学する姿から「元気」を貰いました。当初、事務局が20日で退職の予定でしたが、事故で入院中の今井議員が退院されてからということになり、今月末までになりました。もう少し、稚拙な文章の会派日誌でご容赦ください。

本日より、第5回全国地方議員交流会が東京荒川区で開催され永井議員と小林議員は東京へ研修に出かけました。研修内容は以下の通りです。

<第5回全国地方議員交流会>

【開催日】 2007年8月20日(月)縲怩Q2日(水)

【日程】
■第1日(8月20日) ★会場 ホテルラングウッド  開場12:30  開会13:30

 <全体会議> 挨拶と講演・問題提起・特別報告   13:30縲怩P7:00
   講演 「地方自治体・住民と米軍再編」(仮題)
    講師 伊波洋一氏(宜野湾市長)
   問題提起 「アジアの共生と日朝国交正常化」
    講師 武者小路公秀氏(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長・元国連大学副学長)
   特別報告

■第2日(8月21日) ★会場 サンパール荒川  開場8:30 開会9:00縲怩P6:00

 <分科会> 共通テーマ「いま地域で何が起きているか、この政治をどう変えるか」
   第1分科会 地方の疲弊と地域間格差の是正
   第2分科会 米軍再編・集団的自衛権と国民保護条例、憲法改正
   第3分科会 崩壊する医療・福祉・年金
   第4分科会 教育基本法の改悪でどうなる地域の教育
   第5分科会 税・財政、権限。どうする地方交付税

 <全体会議>  分科会報告 ・アピール採択 ・閉会                    

 永井議員は第三分科会に、小林議員は第一分科会に参加し、l理解を深める予定です。

2007/8/15 水曜日終戦記念日に平和への祈り 「もう二度と戦争は嫌だ!」 

62回目の終戦記念日となった本日。猛暑の中、全国各地で戦没者追悼式や平和祈式典等様々な催しが行われ、平和を祈念している様子がテレビで報じられています。
県庁でもお昼に庁内放送が流れ、犠牲者への追悼の想いと平和への思いを込めて黙祷を捧げました。
戦後生まれの私には、本当の戦争の悲惨さは体験していないので判らないと思いますが、親族でも戦死者が多く、母達の代になると辛く悲しい思いを改めて強く感じる終戦記念日です。
多くの犠牲者にとっては、60年余りたっても、「戦争はまだ終わっていない」と思います。
私の住む上田市にある「無言館」(戦没画学生慰霊美術館)を訪れるたびに、戦没画学生の作品から滲み出る無念さと家族の悲しみが強く感じられ、自然に涙があふれます。
激戦地だった沖縄、被爆地の広島や長崎を訪れると、戦争の悲惨さが強い恐怖感となり悲しみで全身が包まれます。
多くの方達の犠牲から今日の平和が生まれました。
こうして現在、豊か過ぎるほどの物質文明社会の中で、安穏と暮らしていられる意義を改めて考え、世界中の人々が、核廃絶・世界平和について考えなければならない、平和を貫く強い意志を持たなければならないことを教えてくれる終戦記念日です。
本日もついに40度を超えたところもあった猛暑日、県内各地でも本当に暑い日が続きます。
新潟県中越沖地震から、16日で1か月。地震では、各地で断水し、いまだ完全復旧していない状況との事です。この暑い中で、被災者の方達のご不自由を考えると本当にお気の毒です。
地震では、水道管の耐震化の遅れが浮き彫りになりましたが、長野県内の上水道管の耐震化率は全国平均6・8%を大幅に下回る3・6%に過ぎないとのことです。被災時の断水は、医療や消火活動にも大きな支障をきたします。
長野県に大規模な直下型地震が起きれば大惨事になる恐れがあります。災害はいつどこで起きるかわかりません。今夏のような猛暑日が続く中で地震が起き、断水した場合の生活を想像すれば、耐震化への早急な対策が求められます。
平和への祈りと、命と暮らしを守る施策の必要性を感じた終戦記念日でした。

2007/8/14 火曜日猛暑の夏  沖縄より北海道のほうが暑い!信州も夏本番!

お盆を迎えた13日、全国的に厳しい暑さが続き各地で熱中症被害が多く出ていると報じられています。
避暑地信州でも県内最高気温を記録した飯山市の36.4℃や、長野市36.2℃・松本市35.4℃等、各地で35度以上の猛暑日を記録したところが多く、うだるような暑さでした。
又、本日も朝からギラギラと晴れ渡り、暑い一日です。
今日は、沖縄よりも北海道のほうが気温が高いとの事。一方、北朝鮮では激しい集中豪雨により大きな被害が発生していると報じられています。異常気象、地震等、何か地球が「警鐘」を鳴らしているとしか思えない自然現象が続きます。
お盆休みの信州は、大勢の観光客や帰省客で賑わい、道路は他県ナンバーの車の行列ですが、県庁内は平常時と比べ何となく静かな感じで、議会棟も静寂感が漂っています。
一年前の夏の熱い戦い、知事選挙が思い出されますが、村井県政になって早一年が経とうとしています。

6日に、県発注の公共事業を再評価する県の第三者機関「県公共事業評価監視委員会」の今年度初会合が県庁で開かれ、「こんなめちゃくちゃな手続きで委員を辞めさせられるのか。」と、知らない間に、県公共事業評価監視委員を県から「解任」された金子勝氏(慶応大学教授)が、5項目の質問状を携え傍聴者として臨まれました。

浅川問題等に関心のある県民の方が、「傍聴にきたよ。」と、会派控室へ顔を見せて下さいましたが、帰りがけに「委員会に金子氏が見えて土木部長は大慌てだった。今沢山の報道の人に囲まれているよ。だけどアレは、署名も捺印もない文書が送られてくれば、まさか県の文書だとは思えず怪文書だと思うのは当然で、県の手続き上にまず問題があると思う。」と感想を述べられ、思いがけない委員会の事態に驚かれていました。

後日の報道や、傍聴者からの情報によると、午後1時半から県庁3階の特別会議室で始まった同委員会に金子氏は開始5分ほど前に突然現れ「傍聴席」に。こわばった表情の原悟志・土木部長が近づいてあいさつしたが金子氏は憮然とし、険悪なムードになったとの事。
金子教授は、解任通知も受け取っていないし、委員会にも諮られなかったこと等をあげ、「けじめを付けたいと委員会にやって来た」と、原部長宛の「質問状」を出席者らに自ら配ったうえ、読み上げた。福田志乃委員長の許可を得て発言した金子教授の質問内容は、本人の同意なく委員を任期途中で辞めさせるのは非常識ではないか?監視される側の県が勝手に委員をやめさせることができるのなら、委員会の独立性や権威が損なわれるのではないかなどの5項目。
「同時に辞職勧告された委員は浅川ダムに反対の立場の人ばかり。長野県が独裁制に陥ってしまうことを懸念する」と指摘されたとのことです。 
委員の間からも県の対応を疑問視する声がで、「居住地が遠いから」という理由で「辞職」を暗にうながす文書を県から受け取った保母武彦委員(前島根大学副学長)は「正式な手続きに基づかずに委員が解任されたり、決まったりする。この会議の正統性に関わる問題だ」と指摘。福田志乃委員長も「連絡がつかないという理由で名前を削除されては納得がいかない」と批判。田口康夫委員は公共事業を審議する同委員会は「県から独立していないと意味がない」とし、今回の解任問題は「県が委員会の独立に介入したととられても仕方がない」と述べられたと報道されています。
8月10日の知事会見で一般県民の方の、「公共事業(評価)監視委員会のことですが、新聞報道によりますと、6日に開かれた委員会の中で土木部長さんが陳謝をなさったというふうにあります。これは、知事もそのようなご姿勢というふうに受け止めてよろしいものでしょうか・・・・・」という質問に対し、村井知事は「大変申し訳ございません。土木部長が何を陳謝したのか私存じませんので。」という返答をされています。
新聞報道では翌日に、「原悟志・県土木部長は手続きの不備を認めて陳謝。」とありましたが、全国ニュースにもなるような今回の事態の中で長野県政は、最高責任者の知事が状況を把握していないのか、報告をしないのかとちょっと不思議に感じました。
 
ちなみに、県は10日、金子氏と土木部長が話し合った結果、金子氏の意向確認を怠ったため、氏の委員としての身分を復活させることにしたとのことです。

2007/8/2 木曜日本日より総務警察委員会と土木住宅委員会が県内視察

暑さたけなわの8月に入りました。今日から委員会の現地調査があります。総務警察委員会の島田議員、土木住宅委員会の小林議員がそれぞれ参加し、現場での理解を深めます。
日程は以下のとおりです。

<総務警察委員会現地調査>(中南信)
 ★8月2日 諏訪警察署(諏訪市)
     上伊那地方事務所(伊那市)
     雑穀アマランサスによる地域活性化推進事業(伊那市)
                (地域発元気づくり支援金事業)
     伊那警察署(伊那市)
 ★8月3日松本地方事務所(松本市)
     安曇野警察署(安曇野市)
     
<土木住宅委員会現地調査>(東信)
 ★8月2日国補道路改築事業「(国)254号極楽坂バイパス」(立科町)
              県単道路改築事業「(竏秩j東部望月線 望月橋(佐久市)
      中部横断自動車道事業「佐久南IC(仮称)」(佐久市)
      佐久合同庁舎(佐久市)
            概況説明
       佐久建設事務所・南佐久建設事務所・佐久高速道事務所・佐久地方事務所
       地方道路交付金事業「(主)川上佐久線 海瀬縲怏H黒山」(佐久穂町)
       国補道路改築事業「(国)141IC(仮称)」(小諸市)
       地すべり対策事業「駒込地区」(佐久市)
 ★8月3日上田合同庁舎(上田市)
            概況説明
            上田建設事務所・上小地方事務所
     火山砂防事業「祢津沢 祢津」(東御市)
     街路事業「田中牧屋線 田中」(東御市)
     広域一般河川改修事業「(一)求女川 田中」(東御市)
     総合流域防災事業「(一)金原川 海善寺北縲恂{海野」(東御市)
     県営住宅建設事業「別所団地」(上田市)総務警察委員会現地調査(中南信)

2007/7/31 火曜日ホームページのリニューアルについて打ち合わせ  長い間有難うございました

本日より、商工観光生活環境委員会の北信地域の県内視察が始まり、地元議員である永井議員は長野合同庁舎へ出かけました。
昼休みに会派控室にて、「トライアル信州のホームページ」をリニューアルする件について永井議員と業者の方とで打ち合わせを行いました。
ホームページがまだ旧名の「トライアルしなの」のままになっており、改選後新体制になって「理念」等も新しくなった事から修正が必要となり、リニューアルの検討を始めました。
又、今まで会派日誌を担当させて頂いた事務局(私)が近々退職する事となりましたので、その後のことも含め話し合いをしました。
1ヵ月後くらいには皆様に、「トライアル信州」としての新しいホームページで活動をご報告できると思います。
今まで4年余り、稚拙な文章表現でしかお伝えできなかった会派日誌でしたが、会派や議員の活動を少しでも広く知っていただきたいとの思いで綴って参りました。まさしく、トライアルの歴史です。
時々思いがけない方から「読んでいるよ。」等お声をかけて頂き、嬉しい思いもさせていただきました。
本当に長い間、有難うございました。心より感謝申し上げます。
8月からの引継ぎ期間は新任者と協同で、20日以降は新しく入るTさん(私よりずっと優秀な方なのでご期待ください)が担当致しますので、引き続きご愛読と会派へのご理解を宜しくお願い申し上げます。
公用でホームページの打ち合わせにはわずか間に合わなかった小林議員は、午後会派控室と本庁にて政務調査を行ないました。

第21回参議院選挙の長野選挙区、比例代表の開票結果は、比例代表の党派別得票率は、民主党が39.13%で最も高く、続いて、自民21.94%▽公明10.18%▽共産9・79%▽新党日本9.76%▽社民党5.62%▽国民新党1.76%竏窒ネどの順となりました。
前長野県知事の田中康夫氏が代表を務める新党日本の長野県の得票率は、47都道府県の中で最も高かったそうです。 

2007/7/27 金曜日第9期自治政策特別講座に本日より小林議員、明日から永井議員参加

参議院選挙が近づく本日より、東京千代田区にある剛堂会館にて、「第9期自治政策特別講座」が開かれます。
小林議員は、本日より2日間、永井議員は、本日まで社会衛生委員会の県内視察に出かけていますので明日から受講します。当初、島田議員も参加予定でしたが都合がつかず欠席、今井議員はまだ入院中で欠席です。
研修内容は、下記の通りです。
小林議員は、本年決算特別委員になっているので、特に1日目の内容は委員として大変参考になるのではと午前10時縲恁゚後5時までの長い講座ですが張り切って出かけました。

第9期自治政策特別講座
  「予算・決算、行政の事業を把握した議会活動を」
 
・開催日 :2007年7月27・28日
・会 場 :剛堂会館 (東京都千代田区)会議室

プログラム
 ★7月27日(金)[ 10:00縲怩P7:00 ]
    ■第1講座■  10:00縲鰀12:00
     「自治体行政の運営を知る」
        青山 佾(やすし) (明治大学大学院教授・元東京都副知事)
      自治体行政組織はどのような原理で動いているのか。住民がわかりにくい行政組織図は何を目的につくられているのか。予算や事業はどのように組み立てられていくのか。東京都という巨大な都市の中で、自治体行政のあり方を探求してきた経験から、議会での議論の前提知識は何かを解説。

■第2講座■  13:00縲鰀17:00
     「予算と決算を読みこなす 」
        兼村 高文 (明治大学大学院教授)
      自治体財政は変わろうとしている。公会計は、政治の責任がどのように果たされようとしているのかを予算編成作業と決算で明らかにすること。そのためにわかりやすい予算・決算の審議を議会で行う必要がある。現実の予算・決算の読み方と新しい自治体財政をめぐる動きを4時間の集中講義で習得する。

 ★7月28日(土)[ 9:30縲怩P5:30]
    ■第3講座■   9:30縲鰀11:00
  「行財政改革と総合計画の意味 」
        西寺 雅也(前多治見市長)
      多治見市の行財政改革の実践と総合計画での公約の実現は、全国でも名高い。住民と向き合い、地域と共に役所を変えた手法とは。総合計画による明確な行政の姿勢をどのように構築してきたのか。議員経験者でもある講師が議会の活性化に期待する。

    ■第4講座■  11:10縲鰀12:40
     「行政の今日的課題と新しい行政手法 」
        日高 昭夫(山梨学院大学教授)
     2001年の分権一括法や財政危機の中で、自治体行政の役割が見直されてきた。ガバメントからガバナンスへと意識が変わる中、これから必要となるのは基礎自治体の使命の確認と、必要な理念。同時に問われるのが政策終結や政策転換の方法。分権時代の行政課題に応える新しい政策手法を提示する。

    ■第5講座■  13:40縲鰀15:30
      「議会の役割とその機能 」
        竹下 譲(四日市大学教授・三重県教育委員)
      自治体議会のあり方が問われている。その機能と権限はどのようなものであるのか。議会改革こそ自治の確立の基礎という視点から、分権で問われた議会の課題を明らかにする。各地で取り組まれた議会改革の意味と、議会の歴史的役割とはなにかを説く。

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