今日は、全国の若者達が持っている技能を競い合う「アビリンピック」の、平成24年長野県開催を目指した取り組みを応援するためのフォーラムが、松本Mウィング6Fホールで13:30~16:00まで開催。今井議員参加。また続いて、教師も勤めた浅間中学校の竣工完了(管理棟)報告会が皎浅会主催の例会にて内覧会をあわせて設定され、出席。
本日の「アビリンピック」開催推進フォーラムの内容
★記念講演 「2007年ユニバーサル技能五厘国際大会の成果と長野県へのメッセージ」 野間里江子氏ー2007年ユニバーサル技能五輪国際大会総合プロヂューサー
★トークセッション「技を研き、夢を紡ぐ」 出演者 昨年静岡で開催された「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」で金メダルを獲得した畑弾手氏(セイコーエプソン)をはじめ、大工工事、日本料理等それぞれの分野で技能を磨く県内の若手技能者5名。
日本人の手先の起用さは国際的に定評。こんな地味でこつこつ真剣に取り組む若者達が国を救う。
朝夕の涼しさに秋の気配を感じるようになりました。北京オリンピックも終わった。キリリとして現実を見直しましょう。中国は変わるのか、世界はどう進むのか・・・そして、県政は・・・。今日から委員会の現地調査続きます。小林議員は農政林務委員会で、また、今井議員は本日、危機管理建設委員会の現地調査が立科町、御代田、佐久市で開催されるため同行です。小林議員参加の<農政林務委員会>の現地調査の日程を以下に記します。 ★8月25日(月) 9:00~長野合同庁舎(長野市) 陳情書受理 概要説明 ・長野地方事務所 ・長野農業改良普及センター ・長野家畜保健衛生所 10:40~「飯綱町地蔵久保地区」(長野市) 12:40~広域営農団地農業整備事業「上水内北部地区」(長野市) 13:30~北信合同庁舎(中野市) 陳情受理 概況説明 ・北信地方事務所 ・北信農業改良普及センター 15:15~林地荒廃防止事業「富倉地区」(飯山市) 14:00~中野市豊田農産物加工施設利用組合(中野市) ★8月26日(火) 9:00~松本合同庁舎(松本市) 陳情受理 概況説明 ・松本地方事務所 ・松本農業改良普及センター ・松本家畜保健衛生所 10:25~経営体育成基盤整備事業「岩垂原地区」(塩尻市、松本市、朝日村) 11:05~地域連携確立農業構造改善事業「すいか集出荷施設」(波田町) 11:30~県営ほ場整備事業「和田西原地区」(松本市) 12:45~アグリ・チャレンジャー支援事業、販路開拓緊急対策事業「安曇野菜園」(安曇野市) 13:45~災害関連緊急地すべり防止事業「明科長久保地区」(安曇野市)
今日24日(日)は、長野県商工会女性部連合佐久支部等が主催する若手後継者育成事業『信州・中仙道歴史研究会』が開催され今井議員出席。大きな本陣がそのまま残っている立科。初代町長さんの家は、夏休みがスタートする日、廊下や板塀を子ども達が磨く作業を恒例化させています。子どもの頃から文化財に触れ、大切にする心が養われていることはとてもよいことです。手が入らなくなると朽ちていく運命です。一地域の小さな財産ではなく、朽ちてしまわないうちに『解体復元』がなされ、県全体の財産として大切に出来ればとは、今井議員の思いです。10月4・5日は長和町で『中仙道サミット』が開催されます。
悲しい事件は必ずと言っていいほど、「訴え、訴えられる」事件へと発展します。今日は10:00から、長野地方裁判所で、2005年12月に北佐久郡御代田町の自宅で自殺をした高校生の事件をめぐって遺族と学校側が対立している裁判が開かれました。お母さんが『同校でのいじめが原因』と県や校長先生らを提訴、逆に顧問の先生や、部員の方は『精神的苦痛を受けた』と逆提訴。今井議員は高校教師を務めたこともあり、相談に乗ったり、一生懸命取り組んでいます。午後5時過ぎまで傍聴、お疲れ様でした。次回は10月16日1:30から。
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どこで製造されるか新型ウィルス。スーパーバックのない対策は、1にも2にも『食生活』。O157も保菌者となっても発病しない、同じものを食べても身体を壊さないたくましいからだづくり。今日は衛生部長さんに要望書を手渡す。以下に全文を記します。
平成20年8月12日
長野県衛生部
部長 渡辺 庸子殿
トライアル信州
代表 島田 基正
ツꀀ「新型インフルエンザ(H5N1)対策」に関する要望書
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はじめに
長野県の衛生行政執行に敬意を表します。
2004年に世界保健機関(WHO)と米国疾病管理センターは「人類が免疫を持たない『新型インフルエンザ』により世界で最大7,400万人が死亡、日本国内では最低17万人、最大で64万人が感染死するだろう」(しかし、この数値について厚労省のインフルエンザ専門会議は低すぎるとして近く見直しを検討)・・・と発表し、世界各国に新型インフルエンザ対策に力を入れるよう呼びかけ「指針策定」「モデル設定」「チェックリストアップ」を急ぐよう働きかけています。国はこれを受けて昨年3月に「新型インフルエンザガイドライン」の制定,本年5月には感染症法の改正を行い「新型インフルエンザ等感染症」に対する本格的な対策を強化しようとしています。本県では2004年(H16)の厚労省「報告書」および2005年(H17)の「対策行動計画」に基づいて同年「県対策指針」及び「県行動計画」を策定しましたが、発生からパンデミック(大流行)に対応するための新たな指針の策定が必要となり、「対策行動計画」の1次改定がこの5月されました。
しかし、適切な情報が提供されていないため県民の多くはその危険性や甚大な被害想定についてはほとんど無関心であると言えます。したがって私どもトライアル信州は以下の要望を行い、「備えあれば憂いなし」の長野県衛生行政の確立を求めますので、誠意ある取り組みを要望します。
ツꀀ記
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記長野県新型インフルエンザ対策行動計画に関する補足
ツꀀ1)基本的な考え方
重症者、死亡者を最小限にとどめる、危機管理の観点から社会・経済機能の破綻を防止する、の2点を最大の任務とするのは当然であり、他の自然災害(地震・水害)と違い国や他県からの支援が望めない特異な大規模災害であることを明示しているが、それゆえ県下各市町村のパンデミック連携の構築(セーフティーネット)も基本的な考え方とすべきではないか。
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重症者、死亡者を最小限にとどめる、危機管理の観点から社会・経済機能の破綻を防止する、の2点を最大の任務とするのは当然であり、他の自然災害(地震・水害)と違い国や他県からの支援が望めない特異な大規模災害であることを明示しているが、それゆえ県下各市町村のパンデミック連携の構築(セーフティーネット)も基本的な考え方とすべきではないか。2)発生段階について
発生前期、海外発生期、国・県内発生期、大流行期、の概ね5段階設定をしているが、高病原性鳥インフルエンザ発生の段階も発生前期の「検討上の課題」として考えるべきではないか。
ツꀀ3)発生段階の主な対応について
『発生前期』・・・発生に先立った準備行動で食料などの備蓄奨励を県民に働きかけているが、外出自粛を実行可能とするためにはライフラインの維持が必須であり、県及び各自治対が運営する水道事業の安全確保を明記すべきである。また子供を救うことを中心とするトリアージに対する考え方のコンセンサスづくりを医療従事者を核として進めることが必要である。
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・・・発生に先立った準備行動で食料などの備蓄奨励を県民に働きかけているが、外出自粛を実行可能とするためにはライフラインの維持が必須であり、県及び各自治対が運営する水道事業の安全確保を明記すべきである。また子供を救うことを中心とするトリアージに対する考え方のコンセンサスづくりを医療従事者を核として進めることが必要である。 『海外発生期』・・・海外旅行者や海外赴任者、海外留学生などの掌握や外国人来県者の国籍確認などが早急に出来る態勢を整えるべきである。
ツꀀ 『国内・県内発生期』・・・県内パンデミックを防止する最大のデフェンスは外出自粛である。そのため原則移動禁止を県民に呼びかけるとともに、輸送機関の運行抑制や企業活動の自粛、公的施設の利用制限などを明記すべきではないか。また県教育委員会や市町村教育委員会の監督下に置かれている各種学校や保育所、幼稚園などの長期休校や休所休園などの命令も明確にすべきである。
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・・・県内パンデミックを防止する最大のデフェンスは外出自粛である。そのため原則移動禁止を県民に呼びかけるとともに、輸送機関の運行抑制や企業活動の自粛、公的施設の利用制限などを明記すべきではないか。また県教育委員会や市町村教育委員会の監督下に置かれている各種学校や保育所、幼稚園などの長期休校や休所休園などの命令も明確にすべきである。『大流行前期』・・・次世代を担う小児に対する対応を特記すべきである。
ツꀀ『大流行期』・・・各市町村間の支援がほとんど行われない状況では県行政職員、県教員、県警察職員、広域消防職員の各市町村への動員計画を明示すべきではないか。
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・・・各市町村間の支援がほとんど行われない状況では県行政職員、県教員、県警察職員、広域消防職員の各市町村への動員計画を明示すべきではないか。4)組織体制について
地方本部の再編については事前に各市町村首長や広域消防長などを編入すべきである。
ツꀀ5)対策の基本項目について
『計画と連携』『サーベイランス(調査と監視)』『予防と封じ込め』などパンデミックにおける任務と対応を明記しているが、最大の防御策は『移動の禁止』といわれている。今日、輸送機関(移動手段)の高速化と大量化は逆に、パンデミックの危険な要因である。それらを考慮すれば「横浜市の住民への対策行動計画」を参考にすべきである。
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『計画と連携』『サーベイランス(調査と監視)』『予防と封じ込め』などパンデミックにおける任務と対応を明記しているが、最大の防御策は『移動の禁止』といわれている。今日、輸送機関(移動手段)の高速化と大量化は逆に、パンデミックの危険な要因である。それらを考慮すれば「横浜市の住民への対策行動計画」を参考にすべきである。6)医療について
国は『抗インフルエンザウイルス薬』の開発を急ぎ、開発された薬品の投与優先順位を医療関係者、消防職員、警察職員、行政職員、教員などとする方向である。これはパンデミック防止から言っても根拠のあることである。県もそうした観点で優先順位を策定すべきである。尚、現在開発されているタミフル、リレンザ等は早急に備蓄増にかかるべきである。
ツꀀ7)情報提供と共有について
各市町村と情報共有をするため連絡体制を整備をするとしているが、そのためには各市町村の行政組織内に担当係りの配置は必要不可欠と考える。早急に現状を把握し、設置提言をされたい。
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各市町村と情報共有をするため連絡体制を整備をするとしているが、そのためには各市町村の行政組織内に担当係りの配置は必要不可欠と考える。早急に現状を把握し、設置提言をされたい。 以上、当面必要な課題について要望ならびに提言をさせていただきました。狼少年は村人に『狼が来る!狼が来る!』といっては村人を騙していました。しかし、本当に狼が村に出没したとき、少年は「狼が来た!」と叫びましたが、信用されませんでした。そこには悲惨な結果が待っていたのです。「H5N1」新型インフルエンザは確実にそこまできているといっても過言ではありません。(発生国14カ国・患者数382人・死亡者241人・・・2008年4月現在)・・・『備えあれば憂いなし』が保健衛生を進めるうえでの格言だと私達は考えます。関係部局との協議を進めながら対応の強化を要請し、要望書と致します。
ツꀀ 以上
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8月4日・5日とトライアル信州は京都府庁視察、研修と、宇治市での「浅川穴あきダム模型実験」視察を行いました。
8月4日の京都府での研修は主に教育・少子化支援について絞って各担当部局からの説明を受け勉強・意見交換を行いました。
小林議員の「浅川穴あきダム模型実験」視察レポート
浅川穴あきダムの水理模型実験は、県が想定する日雨量139ミリの雨が降ったとき治水計画に基づいた放流機能が果たせるかどうかを検証するもので、7月16日と23日、一般公開されたのに続いて3回目。各会派から合わせて40名ほどの県議が参加し、猛暑の中、実験の結果を見守りました。ダム周辺が地すべり地に囲まれている現実や不安定な地質状況を全く考慮しないモルタルで固められた模型を一目見ただけで、単に予想される水を流してダムに貯め、計画通りの調節機能を発揮することを都合よく示すだけの実験だと見て取れました。実験開始から1時間20分ほどで最高水位に達したのですが、サーチャージ水位(洪水調節のために一時的貯水する際の最高水位)562.1メートルにははるかに及ばない555メートルまでしか届かず、洪水調節容量106万トンは過大と改めて感じました。
土砂や流木で穴がつまるのではとの懸念については、今回の実験では問題は生じませんでした。それどころか、ダムに影響するだろうと県が想定し投入した土砂はほとんど穴まで到達せず、流木も95パーセントが上流部に作られた捕捉工で留められました。しかし、実験の開始時にダム上流部分に全く土砂が置かれていないという非現実的な想定や、洪水の最終段階では通常流量と思われるわずかな流量でも土砂がダムサイトに向かって運ばれていく様子などから、毎年繰り返される程度の出水によって穴の周辺で土砂が堆積することが予想され、穴がふさがる可能性が否定されたとはいえない状況です。
さらには、捕捉された流木が流れを妨げることで捕捉工の両端が侵食され、土砂や流木が一気に貯水地に流れ込むことになるかも知れません。モルタルで固めた模型ではわからないことが多すぎるとの思いを強くした実験結果でした。(以上)
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