会派日誌

2003/8/11 月曜日移動議会の開催・現場視察研修と充実の10日間でした

 昨日は、各地で大きな被害をもたらした大型台風一過で、深みを増した真っ青な青空と、ふり注ぐ夏の太陽がギラギラと眩しい、正に信州の夏を思わせる一日でしたが、今日は又、重く雲が覆っています。今夏の天候は、晴天が長続きせずに、不安定な感じを受けます。でも、会派控え室の窓から見える大きな木々からは、蝉の鳴き声がしきりに聞こえ、夏の風情が感じられます。
 夢のように過ぎてしまった、この10日間を、まず振り返ってみましょう。何と、充実した素晴らしい日々であったか!とても文章では書き尽くせないほど、豊かな内容の一日一日でした。
 8月2日(土)諏訪市文化センターで、県民の声を聞き、県民の立場で県政改革を行うための、初の【移動議会報告会】“これでいいのか県政改革 どうする県議会”を開催しました。
いよいよ県内各地で開催予定の【移動議会報告会】にトライアルの、スタートです。
参加者は約60名。トライアルしなの4名の県議(木内県議は、地元佐久JC主催のに参加し諏訪湖周辺の方々の参加でしたので、諏訪湖浄化問題への対応・自然環境問題・雇用問題等、非常に内容が深く厳しい意見が活発に出、住民意識の<質の高さ>を感じました。県の進める県政改革が、このような住民意識の中から、1つのうねりとなって広がっていったら本当に嬉しい事です。
 4日(月)縲怩U日(水)jは、佐久地域でのトライアルしなの現地視察研修会を実施しました。佐久地域選出の今井県議と木内県議の立案に則り、環境問題講演会の開催と現場視察、医療・農業研修・工場・ダム等の視察なと実に濃密な視察研修でした。
 4日は、武蔵工業大学の青山貞一教授の【人と自然の共生をめざして】の演題のもと、<知ろう・考えよう・変えよう>をスローガンに深刻化するゴミ問題、自然環境について、昼に御代田会場(約80名参加・小諸の高木蘭子県議も御参加下さいました)夜は北御牧会場(約200名参加・無所属の北山早苗議員が御参加下さいました)で、講演会を開催しました。
まず本来資源になるべき廃棄物が、国からの膨大な補助金等により、ただ燃やされ、埋め立てられてしまっている事、大量生産、大量消費、大量廃棄が先進国により行われている事等の現状では、地球環境の未来は無い現状が、先生の分かりやすい説明で行われました。2ヶ所とも産廃問題、環境問題が表面化している地域なので住民の関心が高く、活発な意見が出、質疑応答が繰り返されました。
 北御牧村では、上田広域連合統合ごみ処理施設「神の倉工業団地」の建設予定地を視察。又、農村地域農業改善事業で深井戸の掘削による農業用水確保と農地の高度利用を目指し、ガラス温室やハウスに有効利用して花や野菜の育苗を大規模に行っている白水畑地かんがい組合の活動状況も視察しました。
御代田町・北御牧村との行政懇談会は、それぞれ現場行政の声を直接聞くことが出来大変有意義でした。
 翌日の5日は、汚泥肥料工場、佐久総合病院を視察した後、午後は、南相木村にある、東京電力の揚水式水力発電プロジェクト神流川発電所の壮大な工事現場を視察しました。
揚水発電所とは、上部と下部にダムをつくり、電気の消費量の少ない深夜、原子力・火力発電所などで起こした電気を利用して下部ダムから上部ダムへ水を汲み上げ、昼間など電気消費量の多いときに水を落として水車を回し電気をおこす方法です。
周囲の自然景観を配慮した工事がなされており、完成が楽しみです。
又、雨の中、国補荒廃砂防事業として行われている、川上村阿知端下ダム視察、千曲川左岸農道の視察と要望を聞きました。
 6日は、望月町役場・立科町役場を表敬訪問の後、立科町の地場産業である酒造・味噌工場見学と、県宝に指定されている本陣を見学しました。古い建物を維持する大変さと、残して欲しい歴史の重みを感じました。
笠取峠の美しい松並木は,松がカイガラムシで枯死状態となりつつあるところ、様々な手を施した結果、最近少し元気が出てきた様子を説明していただきましたが、茶色に化した松の木が痛々しく感じられました。
蓼科第2牧場では、<愛と平和のアスカ王国>へ、田中知事が国王として、橋本・羽田両代議士夫人が女王陛下、立科町町長が大臣として招かれ、障害を持たれた方たちとの楽しいふれあいをされておられました。地元の今井県議は,元英語教師だった関係から知事に外務大臣を命じられました。トライアルしなのの各県議も、子供たちとの交流を楽しみました。
立科地域の自然環境を視察後、夜は上田市民会館にて【移動県議会】を開催しました。参加者は、約70名、トライアルしなのの5名の県議に北山早苗県議が加わって下さっての県議会報告となりました。島田代表が挨拶の中で、人事案件否決などで田中知事との溝がさらに深まる県議会を「是々非々で当選した議員が非々だけに走り、知事の改革を止めようとする流れはおかしいという声を上田から広げていこう」と、呼びかけました。自由な発言時間では、長野県がなぜ全国ワースト2の財政状況になってしまったのか具体的に示して欲しい他、活発な発言が飛び交いました。しなの鉄道の杉野社長も参加して下さり、トライアルしなのの活動にエールを送って下さいました。
 9日(土)は、豊科町にある北山早苗県議の事務所で、無所属の林県議・丸山県議とトライアルの島田、宮川両県議の5名が参加、10日(日)は、木内県議の地元である佐久市勤労者福祉センター(約80名参加)でトライアルの5名の県議が参加して、【移動議会報告会】“これでいいのか県政改革 どうする県議会”を開催しました。詳しくは,両県議のホームページをご覧になってください。
今回どこの会場でも感じたことは、参加している県民は非常に意識が高く、素晴らしく改革への意気込みが感じられました。各県議も、各地で様々な問題を提言していただき、大変勉強になったと思います。県民の目線で、県民一人一人が自覚を持って、真の県政改革をすすめていかれるよう、更なる行動を展開していきたいと改めて感じました。
次回は、9月11日(木)には上田で、9月20日(土)には松本で、日程は未定ですが長野市と北佐久地域でも開催予定です。
多くの県民の皆様に参加していただいて自由に発言していただくことで開催価値が高まる集いですので、大いに御参加ください。詳しい開催日時は、後日ご案内させていただきます。

2003/8/1 金曜日明日2日諏訪市にて、6日上田市にて<移動議会開催>

 今日から8月。今年はまだ梅雨も明けていませんが、今朝は青空が広がり、太陽がギラギラ。いよいよ梅雨明け間近かなと思いましたが、又曇り空が広がりました。
 こんな気候ですので、なんと秋出る<きのこ>が、もはや顔を出し、昨日島田代表は、視察先で思いがけなくきのこ採りを楽しむ事が出来たそうです。夕食には、早速、おろし和えと、きのこうどんが並び、秋の味覚を賞味したそうです。
 いよいよ明日から、トライアルしなの移動議会「これでいいのか県政改革 どうする県議会」を開催いたします。
明日2日は、宮川県議の地元である諏訪市の文化センターにて、午後1時30分から開会いたします。参加自由ですので、お気軽にご参加頂き、大いに活発なご意見を頂ければと思います。
トライアルしなのの議員と、無所属の北山議員・林議員が加わって下さり、皆様のご質問ご意見にお応えします。
県政に対する考え・要望・不満等、忌憚の無いご意見をどんどん頂き、一人一人の県民が、自分たちが県政を担っていくのだという県政に対する意識と情熱が燃え広がることを期待し、各地で開催していきます。
来週の月曜4日縲怩U日までは、環境事業現場視察・講演会等内容が盛りだくさんの佐久地域での現場視察研修会があり、6日の上田市民会館での移動県議会へと、トライアルしなのの行動力が全開です。暑さに負けず、全力で頑張ります!

2003/7/30 水曜日県政改革へ!夢広がる団会議

 本日10時より、団会議を開催いたしました。定例議会が終わってからの議会棟は、静寂そのもので、人の出入りも少なくなりましたが、<トライアルしなの>の控え室は今日も元気で、活力に満ちていました。
 午前中は、北欧視察旅行の参加者と旅行者の方が見え、初の具体的な打ち合わせを行いました。折角の機会なので有効にと、スケジュールの視察内容を豊かに充実させる為の、活発な意見が交わされました。女性パワー全開といった所で、既に一度行っている松本の山崎女史のアドバイスには、旅行社の方もただただ感心といったところでした。きっと良い旅行になることでしょう。
 午後は、人権問題について、更科ネットワークの高井一郎さんからお話を伺い、勉強しました。人権侵害の無い、明るい社会が開けることを切に望みます。
 勉強会後は、トライアルしなの佐久地域現場視察研修会の打ち合わせ、並びに移動県議会【これでいいのか県政改革 どうする県議会】の打ち合わせ、トライアルしなのの広報発行等について検討を致しました。
 いつもながら、和気藹々の中で、建設的な活発な意見が自由に発せられる我が会派の団会議は、明るい前向きな姿勢が前面に出ており、良い会議だと思っています。(事務局の感想です)5人の素晴らしい県議が、それぞれの良い持ち味を発揮し合い、補い合って、温かな思いやりが感じられる雰囲気は、一家団欒の中にいるようで、安堵感が感じられます、そのような中で情熱的に事を進めている様子は、見ていてとても気持ちの良いものです。一致団結して益々頑張って欲しいです!
 今日は、木内県議の事務所をお手伝いしている小林百合子さんが、政務調査の協力で来て下さいました。百合子さんはその名の如く、清楚な白百合を思わせる美人さんですが、仕事はてきぱきとこなされ、ステキな方とお見受けしました。
又、定例議会中にお手伝い下さる県の臨時職員の藤本寧子さんも、常にきちんとした仕事ぶりで、細やかな心遣いと、温かな誠意を示してくださる方で、山歩きで鍛えた体力と精神力は爽やかで、いつも心から感謝しています。
トライアルしなのは、素晴らしい方たちに支えて頂き、本当に恵まれているなと感じます。ちなみに、会派日誌を担当している事務局の櫻井は、重い体重をもてあまし、頭の回転にも問題ありですが、笑顔だけは絶やさないよう、会派の中がいつも明るい雰囲気に包まれるようにと、ささやかな心掛けをしております。
こんな事務局がいる<トライアルしなの>へ、是非お気軽にお立ち寄り下さい!

2003/7/29 火曜日北欧視察旅行へご一緒にいかがですか?

 通常国会が28日に閉幕し、自民党の総裁選挙へ向けた攻防が報じられています。
 昨日県内では、坂城町の上信越道下り線、坂城インターチェンジ付近で、新宿発の長野行き高速バスが、人間関係に疲れ自暴自棄になった、21歳の刃物を持った男性にバスジャックされました。幸い乗客33人は無事解放され、容疑者は逮捕されましたが、思わぬ事故が思わぬ所で起き、安全な生活を送ることの難しさを感じます。
 長野県では、28日に「脱ダム宣言」によりダム計画を中止した、浅川・砥川の治水代替案のうちの「流域対策」原案を決め、発表しました。洪水時に想定される基本高水の2割を、遊水地やため池、水田での貯蓄などで対応し、両河川ともほかに、森林整備や治山事業、流域の開発規制等も進めるものであり、特に水田のあぜのかさ上げにより、雨水の貯蓄量を増やすといった珍しい治水メニューも打ち出されました。地球に優しい、安全な治水対策・環境整備の実現に向け一歩前進となりました。
 トライアルしなのでは、明日10時からの団会議で、県政改革「長野モデル」の原点である、スカンジナビア地方(スウェーデン・ノルウェー等)の福祉・医療・教育・高齢者対策等の最新事情を視察する為の検討会を行います。まず、現実を自分たちの目でしっかりと見、理解してくる事を目的として、8月末から9月初旬にかけて、無所属の林議員・北山議員や他の方々と視察旅行を計画しています。真の県政改革のため、大いに研鑽を積み、広く深いところで判断できる力を養うことが、県民益に繋がっていくと考え、実現へ向け目下検討中です。
ご一緒にご参加されたい方がいらっしゃいましたら、一両日中に大至急ご一報下さい!詳しい説明をさせて頂きます。最新の事情を、共に学んで参りましょう!

2003/7/28 月曜日今日の青空のようにトライアルしなのに熱い夏がやってきました

 宮城県北部に、26日震度6を観測する地震が発生しました。大地には亀裂が入り、激しい揺れに、各地で被害が続出、負傷者も多数出てしまいました。引き続く余震に、住民の方々は、更なる不安を募らせています。被害に遭われた皆様には心から御見舞い申し上げます。
 今回の地震で、改めて自然の持つ力の偉大さと怖さを感じました。自然と共生する人類にとって、避けることの出来ない地球からの警鐘は、地球が人間に対して発している<悲鳴>のようにも感じられます。私たちは日々の生活の中で、もっと、地球を自然を大切に思いながら生きていく事が必要であると思います。
 県内各地で夏祭りが行われ、学校も夏休みに入りました。
いよいよ本格的な夏の到来となりますが、トライアルしなのでは、これからが本番の暑さへ向かい、5人の熱い情熱を結集させて、県民のための県政改革へ立ち向かって参ります。
頑張りますので、皆様のご意見をどんどんお寄せ下さい!

2003/7/25 金曜日第2回 現地視察研修会を<佐久地域>にて実施します

トライアルしなのの移動議会の一環として、8月4日縲怩U日にかけて佐久地域にて現地視察研修会を行います。
4日は北佐久郡域を、5日は南佐久郡域を、6日は蓼科地域「白樺高原ふれあいの旅」参加の予定です。愛と平和の白樺王国へは田中知事もお見えになるそうです。
第1日目の研修会は、特に「リサイクル問題の研修会」として、武蔵工業大学の青山貞一教授をお迎えし、講演会を、昼は御代田町で、夜は北御牧村で開催致します。一般の方も自由に参加できますので、お気軽にご来場下さい。ゴミ対策問題等、先生が興味深く、分かりやすい説明をして下さいます。入場は無料です。
スケジュールは下記の通りです。どこかで出会ったら声を掛けてください!

8月4日 12:50縲怐@エコールみよた     ☎0267-32-2770
     19:30縲怐@北御牧中学校音楽ホール ☎0268-67-2013
    
   <講演会>  カナダの報告より
      
      「人と自然の共生をめざして」 ゴミ対策について

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