会派日誌

2003/12/12 金曜日定例会一般質問最終日 傍聴の皆様ご苦労様!

定例会一般質問最終日。
「トライアルしなの」のトリをつとめて、今井県議が朝1番に質問を致しました。
地元の立科町等から、今井県議の一般質問の傍聴に24名の皆様が来て下さいました。本日は特に、雨模様で悪天候でしたが、障害のある方々も、車椅子や盲導犬と共に来て下さり、一生懸命聞いて下さいました。朝早く出発し、今井県議の質疑・答弁に要した1時間以上の時間は、不自由な方にとって負担になっているのではないかと案じていましたが、初めて県庁を訪れ、初めて議場を見、県議会の様子をご覧になった皆様に、満足気なステキな笑顔があったのは、とても印象的であり、安堵しました。
「トライアルしなの」の県議たちも、サポートしましたが、引率してくださった先生方、車椅子の介助等、協力をして下さった県の職員の皆様、温かな思いやりの「心」を頂き有難うございました。
お蔭様で、全員元気で無事帰途につく事が出来ました。

今井県議の一般質問は、もと英語の教師ということで、突然英語から始まりました。全体がとてもよくまとまり、良かったと思っています。
質問の要旨は
1.世界の平和と日本の果たす役割について
2.「地方自治の本旨」と合併問題について
3.福祉施策の充実について
4.教育行政について
5.廃棄物条例について

傍聴後、忙しい田中知事の昼食前のお時間を頂き、記念写真を撮りました。
知事は、連日のお疲れも見せず、障害のある方たちに優しく温かく接してくださいました。きっと、良い思い出になったと思います。心から感謝いたします

2003/12/11 木曜日田中・宮川両県議一般質問終わる。明日最終日の1番目に今井県議質問

10日、我会派では田中・宮川両県議が一般質問を致しました。
県が実施した住民基本台帳(住基ネット)の侵入実験、県経営戦略局の条例上の位置づけをめぐり、県の答弁に納得しない議会側が、休憩動議を2回可決し、紛糾。合計3時間余も中断し、何と終わったのは、8時半過ぎ。長縲怩「長縲怩「一日でした。
 
田中清一県議質問項目(12分)
1.平成16年度国の地方税財政改革(三位一体)方針について
2.教育改革について
3.浅川の流域対策について
 
宮川速雄県議質問項目(8分)
1.小中学校の研究事業の効果について
2.コンビニエンスストアの営業時間を短縮させて省エネルギーを図ることについて
3.植林の半分を広葉樹とすることについて
4.道路を人の道として開放することについて
5.長野県ルネッサンスについて

<質問抜粋>
 田中県議の「三位一体」改革をどう見るかの質問に対し、田中知事は、「厚生労働省は生活保護費の補助率引き下げなど、文部科学省は小中学校教員の退職手当などを一般財源化するというが、これらが一般財源化されても地方が独自に運用できる形にならない。両者とも自らの身は切らず、弱き部分を人身御供とするかのような削減だ」との事。

 宮川県議の「準備に時間のかかる小中学校の研究事業を廃止する考えはないか」との質問に対し、瀬良教育長は、「県内の研究事業は1校当たり年3回。教員の資質を高めるために行っているが、教員の在り方の方向転換求められており、研究授業も見直していかなければならない。」と、研究授業の在り方を見直す方向への答弁をされました。

一般質問最終日には、今井県議が質問しますが、地元の方々が傍聴に見える予定です。

2003/12/9 火曜日定例議会一般質問始まる。木内県議一日目の最終飾る

9日の臨時閣議で政府は、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の概要を定めた基本計画を決定しました。「イラク復興支援に主体的な支援をする。自衛隊を含めた人的支援が必要と判断した」と小泉首相は説明されましたが、戦争状態が続く他国に武装部隊を派遣する初の「戦地派遣」となるもので、首相の「武力行使はしない。戦闘行為には参加しない」の言葉通りに、現実問題としていくものでしょうか?イラクの治安情勢は、貴い人命がいつ失われても不思議ではない状況下にあるのです。先月末の、悪夢のような御二人の外交官の死。今だ戦争による大きな悲劇・犠牲が残っている日本だからこそ、日本の針路を大きく変えうる危険な判断にならない為に、ゲリラやテロ勢力に狙われる恐れ、戦闘になるかもしれない現状から大きく改善されるまでは、実行を見合わせるべきではないでしょうか?「平和立国」を指針と定めた日本は、戦争には関わらず、経済貢献、国連の平和維持活動に積極的に参加してきたことを踏まえ、「平和貢献」の道を歩んでほしいと願います。「自衛隊をイラクに送ればアルカイダは東京の中心を攻撃する」との声明が報じらたとの事、決してそのようなことにならぬよう願います。

 県議会12月定例会の一般質問が本日9日より始まりました。
一般質問は、住基ネットの進入実験をめぐって議事が中断し、最終番の木内県議の質問が終わったのは7時すぎ。長い一日でしたが、木内県議の質問は歯切れが良く、気持ち良く第一日目がしまった感じがしました。

明日は、1番目に田中県議、4番目に宮川県議が質問をします。

2003/12/4 木曜日本日より、県議会12月定例議会始まる!

県議会12月定例会は、本日4日午後1時開会し、19日迄16日間の会期で行われます。
田中康夫知事は、2億1789万円の一般会計予算案や、監査委員選任案など24議案を提出しました。
長い間空席が続いていた非常勤監査委員選任では、上田市在住の公認会計士である東方久男氏(54歳)が全会一致で即決可決され、漸く監査業務が正常な状態で行われるようになります。
 一般質問は、9日縲怩P2日まで行われ、トライアルしなのでは、第一日目の9日、最終8番目に木内県議、10日の1番目に田中県議、4番目に宮川県議、最終日の12日の1番目に今井県議が質問します。
木内県議は、?知事の衆議院選挙応援とその影響について。?長野県の組織、人事について。?長野県の特産品振興施策について。の3点について質問予定です。
「泳げる諏訪湖」を目指して活動してきた宮川県議は、前回に引き続き、諏訪湖の浄化に関連して、浚渫問題を取り上げる予定です。
 
田中知事は、提案説明で、県総合計画審議会が2日に中間答申した中長期ビジョン素案の内容に触れ、「コモンズ(地域を形作る人間的なつながり)を中心とした地方主権、地域からの政策の流れに変え、地域の再生を図る」とする理念を述べられ、現在進めている行政システム改革については、「試されているのは、公僕という個人の集合体たる県庁自身の自己変革能力。全職員が、改革の当事者として取り組むべき事項として、人事、給与、研修制度、予算・事務、事業改革、組織改革など、テーマごとに改革を速やかに具現化、実現するための原動力となる部局横断的な「改革チーム」を編成。職員の伸びやかな改革努力を妨げるさまざまな「きまり」を全面的に見直し、職員が県民ニーズに敏感に反応し、自ら考え自ら工夫する組織風土をつくり出す」との事。「壊す」から「創る」が、行政システムの改革として動き始めています。
その他、県内経済の動向、県発注事業談合に関して入札制度改革について、県の外郭団体見直しについて等が提案説明の内容におり込まれていました。
 又、今回より会議場に、演壇に最も近い3人分の席(今まで、田中県議と木内県議の席であった場所)へ、質疑待機席が設けられました。この席は、一般質問を行った県議が、県側の答弁を聞くために待機する席で、「質問とり」の廃止に伴い生じた、一問一答形式による座席と演壇を行き来する時間の短縮をはかったものです。この結果、トライアルの両県議の席は移動しました。
いよいよ来週から、一般質問。各県議とも原稿作成に頑張っています。

2003/12/1 月曜日12月4日から、12月定例県議会が始まります。

今日から12月。カレンダーも残り少なくなりました。
月日の流れは本当に早く夢のように感じられます。
いよいよ今週の木曜日、12月4日から12月定例会が開会となります。
「トライアルしなの」では、今回も又、存在感のある深い内容の一般質問を島田代表を除く4県議が行う予定です。
29日に、入院中の田中知事は、経過も良くお元気と伺いましたが、今日は退院が出来るとの事。本当に良かった!無理をせず、体調を整え、議会に臨んでいただきたいと思います。何よりも、健康が活力の源ですから。
 
 ★雨降りの11月29日、長野にて、無所属の北山早苗議員にもご参加を頂き、11回目の移動県議会報告会『これでいいのか県政改革 どうする県議会」を開催しました。悪天候にもかかわらず、何と100名近い参加者があり、会場は確たるお考えをお持ちの方々が、大変充実した内容のご意見、ご提言を下さり、良い報告会になりました。田中県議の地元、「長野」ということで、田中県議が司会をつとめ、各県議から自己紹介と県政や政務に関する報告、所見等の発言があり、会場との質疑応答が行われました。
社会福祉協議会の問題点、知事と県議会について、県政改革について等、様々なご意見を頂き、県議たちも今後の政務に大いに役立つ事と思います。普通の県民の目線で捉えた貴重なご意見を聞くことができるこの<移動県議会報告会の価値>が、ここにあると感じます。

 ★12月2日(火)、上田事務所のある「木楽館」で、9時30分縲恍c会議を行います。12月定例会へ向けて、しっかりと検討を重ねます。
 
 午後1時から、上田の創造館で北欧視察で勉強してきた、<ムッレ教育>について、スウェーデン在住で、現在企業・自治体の環境対策の支援活動をしている国際NGOナチュラル・ステップ・インターナショナル日本支部代表として活躍中の、高見幸子さんの講演会があり、参加します。
<ムッレ教室>とは、スウェーデンで開発された、5・6歳の子どもたちを対象とした自然教育プログラムです。ムッレとは、森の中に住む妖精の事で、スウェーデンでは、子どもたちみんなの友達です。
子どもたちを自然の中へ連れて行き、四季を通じて様々な自然とふれあい、体(聴覚・嗅覚・視覚・味覚・触覚の五感)で感じる事で、エコロジー精神(自然界での共生)を理解し、様々な感性が磨かれていくという教育です。森での体験が、子どもたちの意識を高め、眩しいばかりの笑顔とのびやかさを与えてくれます。そして、自然を大切にする優しい心も育っていきます。
このムッレ教室のリーダー養成講座は、12月12日(土)13日(日)に別所公園で開催されます。
興味のある方は、是非御参加下さい。

2003/11/27 木曜日11月29日 長野にて「県民と共に県政改革を考える集い」開催

「トライアルしなの」では、『これでいいのか県政改革・どうする県議会』と題し、県内各地で県政改革を考える運動を展開してきました。
既に県内10ヶ所にて開催。県政に反映すべく、県民の皆さんの生の声を聞き、県政改革へ向けて新たな意欲が高まりました。
この度、長野にて下記の通り開催いたしますので、ご都合のつく方は是非お気楽に御参加下さい。

★日 時 11月29日(土)PM6:30縲怩W:30
★場 所 サンパルテ山王(旧山王共済会館)
       ☎ 026竏窒Q28竏窒R011
★参加予定議員 トライアルしなの 島田・宮川・今井・田中・木内
         無所属  林・北山 

本日は、1時30分から議会運営委員会が開催されました。
委員会終了後の3時過ぎから「トライアルしなの」では、団会議を開催しています。(今、団会議中です。)
木内県議から議会運営委員会の報告を受け検討後、26日行われた県会総務、土木、農政各委員会の連合審査会の報告を、出席の田中県議・木内県議から受けました。
連合審査会は、県営ダム計画を中止した、浅川(長野市)、砥川(下諏訪町)の治水代替案について行い、県の河川整備計画の流域対策の実効性等に対し、白熱した議論が交わされたとの事です。
現在は、12月定例会の対応について検討中です。

過去の会派日誌