会派日誌

2004/2/6 金曜日2月5日 トライアルしなのは「長野県観光協会」について研修しました

廃止が検討されている外郭団体について研修しているトライアルしなのは、昨日の5日の午前10時から12時半近くまで、「長野県観光協会」について、協会から、井手隆司専務理事をはじめ3名の方々にお越し頂き、会派控え室で現場の声を聞かせていただきました。
「観光県としての長野県のポジション」について、「博報堂」の調査をもとに「実際に観光で来たことがある人が多い割には、再び来たいという人の比率(リピート率)が高くない」との指摘がありました。又、「信州の観光地として、豊富な観光資源を活かしきれていない」「貧弱なマーケット戦略」「低いホスト意識(おもてなしの心)」「情報戦略の欠如」など、観光県としての意識をもっと高める必要があることが指摘されました。
更に今後の環境協会の戦略として、「三大都市圏や九州・広島・台湾・韓国・中国をターゲットにした市場開拓」「個人で働くことに慣れている団塊世代の取り組み」「インターネットビジネスの拡大」「件の持っている観光情報センターのリニューアル」「新たなイベント展開」をして今後5年間に「観光収入の対前年比3%増(毎年)」「全国スキー人口のシェア40%確保」「海外客のシェア3%」「観光協会を新社会にして自立し黒字化していく」などの目標についてもお聞きしました。
井手隆司専務理事は、民間の観光関連会社(スカイマーク)からおみえになった専務さんであり、鋭い分析と、説得力ある人を引き込む話術でレクチャーくださり、大変良い研修になりました。
「信州」は、自然に恵まれた美しい県であり、誰もが訪れ、楽しめる県として更なる飛躍ができるよう、夢ある観光ビジョンを伺う機会となりました。

2004/2/2 月曜日今日も勉強会。議会は、総務委員会と各派代表会議開催。 

昨日(2月1日)は日曜日でしたが、【旧県政会】の2001年度の会計担当だった島田代表が、【旧県政会】の政務調査費の使途について、会計担当でありながら、実情の把握をしていなかったという責任を感じ、【清新な会派として長野県政改革に取り組んでいる「トライアルしなの」の代表を辞任したい】という意向に対して、全員揃うことができる日ということで急遽団会議を上田支部事務所の【木楽館】にて開催いたしました。
島田代表の経過説明の後、他の県議4名の意見が述べられましたが、2月1日付けの木内県議のホームページに掲載されているように、【トライアルしなの】のメンバーとしては、【旧県政会】から除名された島田県議と共に県政改革に取り組もうと【トライアルしなの】を結成したので、代表辞任の必要は無いという考えをそれぞれの議員が持ち、全員一致で代表を説得。代表が熟慮するという事で、結論は出ませんでした。
メンバーの県政改革への熱い思いと、温かな和が感じられた会議でした。
会議に先立ち、オープンしたばかりの、材木町にある【敬老園】のケアハウスを視察させていただきました。

★本日(2月2日)は、朝9時から廃止が検討されている外郭団体【財団法人 暴力追放県民センター】について、午後は、【社団法人 長野県地域開発公団】について勉強会を開催。
議会では、【総務委員会】と【各派代表会議】が開かれ、旅費・政務調査費・住基ネット・長野県職員等公益通報制度について等が話し合われました。

【トライアルしなの】次回勉強会は、5日です。
明日(2/3)は、決算特別委員会が開催されます。

2004/1/31 土曜日移動県議会・勉強会が続いた1月

本日1月31日、美しい青空が山々の雪の白さを際立たせる爽やかな日。
「トライアルしなの」では、長野県の山口村で移動県議会報告会を、地元木曽郡選出の村上淳県議を交え開催いたしました。
今まで県内各地で、《これでいいのか県政改革 どうする県議会》と題し開催・参加してきた移動県議会報告会は、今回で13回目になりました。
 
★過日(24日)に開催した軽井沢では、厳しい寒さの中、午前10時という早朝にもかかわらず、資料が足りなくなる程多勢(140余名)の方々が集まってくださり、軽井沢の住民意識の高さを伺わせる活発なご意見を頂き、大変良い会となりました。「トライアルしなの」からは、遠方へ政務調査研修へ出掛けた木内県議を除く4名(島田・宮川・今井・田中)の議員参加で行われました。(途中、島田県議と田中県議が他の公務のため中座)
軽井沢という土地柄、もともと軽井沢に住んでおられた方、別荘にお住まいの方、他県から移り住んだ方など様々な経緯の「軽井沢町民」がおられますが、「県政がとても近く感じられた」「今まで一人の県議さんからお話を聞く機会はあったが、多数の県議さんが一堂に会した所で意見を聞くのは初めてだったのでとても新鮮で勉強になった」等、当日の感想として頂きました。

★本日開催の山口村は、岐阜県中津川市との越県合併協議がすすむ中で、2月22日に合併の賛否を問う住民投票を控えているため、村民意識がピリピリした緊張感あふれている中での開催となりましたが、「トライアルしなの」の移動県議会報告会は、島田代表の「今山口村は、歴史の峠を越える大切な時。地域の歴史や自然・文化など引き継いでいくためにどのような地域がふさわしいのか、住民一人一人がしっかりと考え、十分に議論を尽くし自分の意思を決定すべき」という発言にみられるよう、合併について推進、自律のどちらかに加担する立場ではなく、あくまでも県政全般についての意見交換の場としての報告会でした。
報告会に先立ち、加藤出村長をはじめとする山口村役場並びに議会の方々と懇談、移動県議会にも御参加頂きました。
さすが、合併問題をしっかりと捉えている地域の住民の方たちだけあって、県政に対する質問内容も、厳しい県民の目が感じられ、大変良い勉強をさせて頂きました。

★新年を迎えたと思ったら早1月も終わり。「トライアルしなの」ではこのところ、廃止などの答申が出た外郭団体について、まず理解を深めるための勉強会を行い、28日は、「土地開発センター」「勤労者福祉事業団」「長寿社会開発センター」「社会福祉事業団」「国民年金福祉事業団」「地域開発公団」等で、午前から夕方までびっしりと勉強し、団会議も合わせて行いました。
引き続き、2月も各団体について勉強を続けます。

2004/1/23 金曜日明日1月24日(土) 軽井沢にて移動県議会報告会開催

外は、雪。強い寒気が九州にまで雪を降らせました。会派控室の窓越しの雪景色は、とても美しく感じられますが、市長選候補として大詰めの頑張りをされている各候補は、この雪の中で大変な思いで頑張っていられることでしょう。
昨日(1/22)トライアルしなのでは、団会議と研修会を行いました。
午前は、新建新聞の伊澤社主から【「こわす」から「創る」】の「創る」部分をテーマとして講演を頂き、勉強会を行いました。
午後は、県の担当者から、旅費問題等につき説明を頂き、現状把握を的確にし、正確な判断ができるよう努めました。
今後会派としては、「外郭団体見直しについて」個々の団体につき把握するため、順次勉強会を開催する事としました。

『トライアルしなの』では、明日1月24日(土) 軽井沢にて移動県議会報告会開催します。
ご都合のつかれる方は是非御参加下さい。お待ちしています。

  ★日 時  平成16年1月24日(土) 午前10時縲鰀
  ★場 所  中軽井沢区民会館
  ★内 容  県政報告・意見交換

2004/1/18 日曜日県内各地で市長選挙・都道府県対抗男子駅伝で長野県初優勝!

イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の先遣隊約30人が16日夜、いよいよクウェートに向け出発しました。今だ米軍などへの攻撃が続き、死傷者が出ている中、国内世論も賛否両論飛び交う中で、「戦地」への自衛隊派遣となりました。
本日、須坂市では新人同士一騎打ちとなった市長選の投票日。駒ヶ根市、伊那市では告示日となり、いよいよ出陣。現職と新人の熾烈な戦いが始まりました。
教育問題についてご指導を頂いていた、元県教育委員会次長の杉本幸治氏は、市民が主役の、しがらみのないガラス張りの市政の実現を目指しをスローガンとして、駒ヶ根市長選挙に立候補されました。
各候補のこの一週間の訴えが、長野県の県政改革につながっていくのか、ご健闘を祈ります。
第9回全国都道府県対抗男子駅伝が、広島市平和記念公園を発着点とし行われましたが、五区で先頭に立った本県は、2時間20分8秒で初優勝しました。
熱戦の様子は、テレビの実況放送を見ていても、最後までハラハラドキドキでしたが、爽やかな感動を与えていただいた選手や関係者の皆様に感謝です。

トライアルしなのでは、16日の団会議後、「NHKスペシャル」でも取り上げられ、全国的にも大きな反響を呼んだ、長野県の外郭団体見直しに関して、「長野県出資等外郭団体見直し専門委員会」が平成15年12月26日付作成の報告書に基づき、県の経営戦略局の担当者から説明を受け、勉強会を行いました。
委員会では、個々の団体について、県担当部局・各団体からヒヤリング。関係者、市町村からの意見を基に調査・検討をすすめ、11月14日に報告書の素案を公表。より良い最終報告書をまとめるべく、広くパブリックコメントを求めたところ304件の意見が寄せられたとの事。57団体の存続・廃止をめぐり直接の意見交換、現地訪問も実施し、現場の生の声を聞き、実態を把握すべく努め、最終報告書として作成したものです。
トライアルしなのでは、県民益の極大化という観点にたってあるべき外郭団体の実態をしっかり把握すべく、今後も勉強会を重ねる予定です。

2004/1/15 木曜日16日【トライアルしなの】は団会議と勉強会を行います。

強い寒気が日本列島を覆い、各地で大雪を降らせましたが、長野駅周辺では昨日降った雪も大分溶け、歩行者にとっては楽になりました。
1995年1月17日、自然の力の持つ恐ろしさを実感し、全国を震撼とさせた阪神大震災から9年が経とうとしています。今だ、被災者の方々の辛く大きな悲しみは癒えず、様々な被災の問題が解決されずにいます。
日頃忘れがちな、自然の恩恵への<感謝の心>と、自然の持つ強力な破壊力に対する<備えの心>を忘れてはいけないと、改めて感じました。
山口県の採卵養鶏場で、昨年末から約6000羽の鶏が「高病原性鳥インフルエンザ」のため死に、日本での発生は79年ぶり。韓国では、昨年末から同じ型のウイルスが猛威を振るっているとの事。被害拡大を防ぐ措置として消毒と処分がされているが、感染源は不明との事。人間への感染が心配される中で、無用な混乱を生じないためにも、政府の早急で的確な対応が望まれます。

各県議は、各団体の新年会・消防の出初式等新春の行事で大忙しの様子ですが、明日16日に【トライアルしなの】では、10時から団会議、午後は勉強会を行います。

田中知事は今日退院されるとの事。本当に良かったです!
早速、明日からは公務へ復帰されるとの事ですが、術後は養護が肝心です。くれぐれも無理をせず、体をいたわりながら頑張ってほしいです。

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