新緑が眩いばかりに光り輝いています。爽やかな風が白いりんごの花の清々しさを運んできます。
「トライアルしなの」では4月17日(土)に、北佐久郡の浅科村「交流文化会館 浅科」にて、移動県議会を開催いたしました。
会場の「交流文化会館 浅科」は、「穂の香の湯」と隣り合わせ、近代的な設備の整った中にも米の産地である浅科村の田園風景に良くあった落ち着きと素敵さを備えている建物でした。
移動県議会には、お忙しい中、村長さんや議長さんをはじめ多数の村会議員さんにもご来臨頂き、ご挨拶や貴重なご意見を頂きました。田や畑が忙しくなってきている時期の急な開催でしたが、100名近い参加者の皆様との活発な意見交換も行われました。
知事の住民票問題から地元の道路の問題等様々な意見交換の中で、大変学ぶことも多く、県民の要望として受け止め、今後の政務調査活動に役立てていきたいと感じました。
★移動県議会 次回開催は下記の通りです
・開催日時 平成16年4月24日(土)午後2時縲怐@
・場 所 御代田町 エコールみよた
・内 容 県政報告・意見交換
ご都合をつけて是非お出かけください!
『トライアルしなの』では、14日縲怩P5日にかけて下伊那地方へ現地視察調査に行ってきました。
14日は小雨混じりの天候となってしまいましたが、15日は晴天に恵まれ、青空のもと残雪に輝く山々に、美しく咲く花々や芽吹きが始まった新緑の樹々が映え、まさに「コモンズ」を連想させる、のどかな心休まる田園風景を満喫しながらの視察となりました。
★4月14日
PM 1:00 下伊那地方事務所集合・現況説明
PM 1:00縲鰀3:40 阿智村伍和地区産廃物処理施設事業について
PM 4:15縲鰀7:00 泰阜村役場・ふるさと交流センター やまびこ館」
★4月15日
AM 9:00縲鰀11:15 松川ダム再開発事業について
建設事務所で説明を受け松川ダムバイパストンネル現地調査
<視察状況>
14日午後一時、下伊那地方事務所へ到着。ご多用のところ田野尻所長さんを始め担当の皆様方より阿智村伍和地区産廃物処理施設事業計画についての説明を頂き、現場へ向かいました。折りしも小雨が降り始め、用意していただいた長靴とレインコートを着用しての現場調査となりました。現場事務所から早速ご案内を頂き現場の山へ入りました。詳しい報告は、木内県議のHPをご覧下さい。
現地調査後、道案内を頂きながら泰阜村へ向かいました。田中知事が住民票を移してまで住みたいと思われただけあり、泰阜村の佇まいは魅力にあふれ、何よりも松島村長のキラリと光る人間性と、村に対する熱い思いは、自立を目指す村の首長として村民の信頼を得られる礎になっていると感じました。
村は、平成16年度を『自律元年』と位置づけ、行財政運営を行い、産業振興・過疎対策といった重点事業には積極的に取り組みながら、公営住宅の建設・ふるさと自然塾事業・知的障害者及び身体障害者に対する福祉サービス等、人に優しい政策を推進。松島村長は合併問題が出た時から、泰阜村の置かれている条件を考えると、どのようなところと合併しても周辺部になってしまう。道路整備など遅れている基盤整備がさらに遅れてしまうという不安や福祉・若者定住など独自施策が展開できなくなるという不安などから、出来ることなら自律の道を模索したいと思われたそうです。『自律への道は,いばらの道』いばらの道を切り開くのは、先ず村長であり職員である。との見解をもたれていると『やすおか』の広報にのっていましたが、その覚悟と熱情がなければ自立の道は選べないと思いました。
村長さんとは、田中知事の県政への思い、住民票移動問題、合併問題、教育問題や県議会への課題など様々な意見交換をさせて頂き、初めてお会いした方ではないような心の安らぎを感じました。きっと、田中知事も泰阜村の自然と、松島村長のお人柄に心癒されているのではと感じました。
15日は『やまびこ館』を8時前に出発し、再び下伊那地方事務所を訪問。建設事務所へ伺いました。野間所長さんを始めとして建設事務所の担当の皆様に時間を頂き、まず説明をいただいた後、堆積している土砂の排除と流入する土砂のうち細かい土砂を貯水池の上流からバイパストンネルで流水と共にダムの下流に流し「排砂によってダムを再生」しようとする『松川ダム再開発事業』の現場へ視察に向かいました。バイパストンネルは1400メートルのうち20メートルほど残して貫通しており、車でトンネル内を進み中を見せていただきました。先の2月定例議会で事業費縮減の工事請負契約変更が否決された経緯があり、今後の財源確保が大きな課題です。
『百聞は一見にしかず』大変有意義な現場視察調査でした。
ご協力をいただいた皆様に心から感謝申し上げます。
イラクの日本人人質事件は、今日で五日目。依然人質となっている3人の安否は確認できておりません。情報が不確実で、交渉もこう着状態です。人の命の重さ・尊さを思います。
★ 『トライアルしなの』では、長野県の現状を広く皆様に知っていただき、県政改革の灯を消すことの無いよう、日頃感じている県政や議会に関する疑問・要望等を直接意見交換する場にしたいと、移動県議会報告会を開催しております。今回は、浅科村で下記の通り開催いたしますので、是非ご参加下さい。
特に今回は、地元五郎兵衛米にちなんで、『水田農業の振興と米施策」について県の農政部からお話をいただく予定にしておりますので、日頃感じている疑問点等もお持ちより下さい。
・開催日時 平成16年4月17日(土) 午後7時縲鰀
・場 所 浅科村『交流文化館 浅科』 穂の香ホール
・内 容 県政報告・意見交換
桜の花がいっせいに咲き、美しさが信濃の里に広がりました。
記録で分かっているだけでも、1200年以前まで遡る諏訪・御柱祭が始まりました。開催年も含め7年に一度、寅と申の年に催される『御柱祭』 正式には『式年造営御柱大祭』といい、豪壮な「木落し」で知られ天下の奇祭といわれます。深山で切り倒した巨木を氏子たちが曳き出し、諏訪大社をなす上社(本宮と前宮)下社(秋宮と春宮)の各四隅に建てる祭です。氏子となる諏訪地方の6市町村(岡谷市・下諏訪町・諏訪市・茅野市・原村・富士見町)の約20万人によって繰り広げられる命がけの祭です。
まさにコモンズの源のような、皆の心意気が一つにならなければ出来ない祭です。皆の心が一つになって勇壮に燃え尽きたときに静かに祭りは終わるのです。21世紀初の御柱祭はまだまだこれからです。
トライアルしなのでは、新年度初の団会議を8日に開催し、平成15年度の活動報告と、政務調査費のまとめ方、16年度の政務調査活動計画を立てました。
★14日縲怩P5日は、早速現地視察調査を行います。
14日は、阿智村の最終処分場の視察、泰阜村の松島村長と懇談。泰阜村の村政全般について伺う予定です。
15日は、松川ダム排砂トンネルの現地調査を行う予定です。
★17日は浅科村で、24日は御代田町で移動県議会報告会を開催の予定です。ご都合の疲れる方は、是非ご出席下さい。
★19日は、8日に引き続き、平成16年度の政務調査活動計画と15年度の政務調査活動報告書の作成・政務調査費のまとめ等を行う予定です。
全ての生命力が力強く感じられるこの季節。草花は日ごとに急激な成長を遂げ、美しい様々な彩を自然界に加えます。先日どこから甘いほのかな香りが漂ってきました。沈丁花が咲いていたのです。梅も水仙も咲き始めました。
信濃の春は美しくほのぼのとしていて本当にステキです。
大好きな信州の自然に感謝し、大切にしていきたいと改めて思うこの頃です。
★今日から4月。学校での新入生や、新たに社会へ羽ばたいた新入社員の顔がひときわ輝きを増し、皆の気持ちも新たな門出を意識し希望にあふれる好季節です。
又、『さわやかな風と出会いの元気発信都市」として、本日より小県郡東部町と北佐久郡北御牧村が合併し、県内18番目の市として『東御市』が誕生しました
「トライアルしなの」では、年度最終日の昨日団会議を開催しました。
平成15年度1年間を総括し、16年度の活動計画を立てました。又、年度末であることから、政務調査費のまとめ方について話し合いをしました。政務調査費は、大切な県民の税金です。「トライアルしなの」はこの1年多くの県民の皆様から意見を頂きながら、県政へ反映させるべくきちんとした政務調査活動を行ってきました。
政務調査費は、現在長野県議会が会派制をとっている事から、各会派の活動に対して会派へ支給されており、各会派の政務調査活動に活かされております。
使い方については統一した規定があるのではなく、各会派の判断基準で使われているので、同じ各個人の事務所経費にしても会派ごと受け取り方は様々。議会でも話し合いを持ちましたがある基本線は出ても、各会派の判断でという事になったようです。
平成15年度より長野県は、政務調査活動報告書に全ての領収書添付が義務付けられ詳細に報告するようになっており、議員活動が県民から理解されやすくなっていると思います。全国でも政務調査費の公開をしているところは数少なく、他県では領収書の添付もいらない県があるようですが、その点長野県は、透明性が高められ、県民にとっては大変良い事と思います。
『トライアルしなの』では、自己負担できるところは政務調査費を使わないでやるべきと判断し、政務調査の状況で認められている各個人の事務所の水道光熱費・電話代等は、一切自己負担とし計上しないことになりました。
政務調査費とは?? 各会派で統一した基準がない中で、計上されている数字だけで、政務調査活動を沢山をしていると判断されるのか、実際活動はしていても計上せずに少ないところは活動をしていないと判断されてしまうのか、県民は内容を見ない限りは数字だけで判断はできないところですが、いずれにせよ各議員・各会派が誠意をもって県民に示すことが一番大切な事だと感じます。そして、何よりも県政に活かされる使い方をすることが最も大事であると強く感じます。
県会は26日の二月定例会最終日に、本会議で6常任委員会(総務警察・社会衛生・商工生活環境・農政林務・土木住宅・文教企業)と、議会運営・決算特別・県議会選挙区等調査特別の各委員会構成を決め、約1ヶ月間開催した二月定例会を閉会しました。
トライアルしなのでは、各県議とも常任委員会は前年度と同じ委員会で継続。議会運営委員会は、会派内で毎年順番という事に決まっているので、新年度は田中県議が委員として務めます。決算特別は前年と同じ今井県議。今井県議は選挙区等調査特別委員会を強く希望していましたが、他派から同じ地区内の県議が出ており地域的に重複してしまうという理由と、上田上小地区の県議が他派から誰も出ていないので島田県議にお願いしたいという要請があり、残念ながら涙を呑みました。
今日の議会棟は、問題が山積の議会で賑やかな毎日が続いた日々が嘘のように急に静かな別世界になりました。定例会が終わったら、早三月も残り少なくなりました。月日の流れは夢のようで本当に早いです。
新聞記事も、このところ合併特例法期限まであと1年となった合併問題が大きく取り上げられています。地方分権を旗印にした国の三位一体改革が不安視される中で、より強く合併を推し進めようとする姿勢に対し、県内の首長の中では、地域の将来は住民自身で決めていこうという自律した住民自治の流れも出ています。
既に合併問題の是非を問う住民投票も各地で行われている中で、最も大切なことは、住民一人一人が合併問題に対して大いに学び自己判断できるだけの知識を得ることが重要だと感じます。