本日10時より、団会議を行ないました。
昨日行なわれた、議会運営委員会・総務警察委員会.過日の各派代表委員会の報告、その他の協議事項について各担当の報告に基づき検討協議をしました。
10時半からは、昨日県がまとめた「外郭団体改革基本方針」に基づき「外郭団体の見直し」について経営戦略局より説明を受けました。
県外郭団体の見直し対象となっていた54団体のうち、9団体を廃止、11団体の県関与を廃止する事となりました。見直し専門委員会が「廃止」を答申した12団体のうち、県住宅供給公社は「事業の縮小」、県暴力追放県民センターは「県関与の廃止」県観光協会は「民間主導団体」へ方針を変更。残り9団体は「廃止」という方針です。
職員の雇用問題や多額の負債を抱える団体債務など、重い課題は山積であり、9月をめどに具体的な改革スケジュールを盛り込んだ「改革実施プラン」を策定する予定。
11時からは、「県の教育行政について」教育委員会から説明を受けました。三田村教育委員会次長と高田推進幹よりお話を伺いましたが,御二人とも国際性豊かな素晴らしい感性の持ち主と感じました。この信州で存分な御力を発揮される事を期待しています。
各地での梅雨入りが報じられています。今朝の通勤途上、上田高校の堀の周りでは、雨上がりの木々に陽射しがあたり雨露が宝石のようにキラキラと光り輝いてとても綺麗でした。
午後は、大雨注意報が発令されたと庁内放送が流れ、これから梅雨時の不順な天候が続きそうです。
このところ次から次へと行事が多く、夢中で日々が過ぎてしまいました。今日はたまってしまった事務処理を片付けています。
<今週の予定>
・11日(金曜日) 10時縲怐@団会議
11時縲怐@教育問題について研修予定
来週の17日からは、6月定例会が始まりますので、新年度の事務体制をしつかりと整えておきたいと思います。
本日は各派代表会議が行なわれ、我会派からは今井県議が代理出席をしました。
午後3時からは、合併問題に伴う県議会議員選挙区の検討を行なう選挙区調査特別委員会が開催され、島田県議が出席しました。
夕方から上田市で、しなの鉄道の杉野正社長を講師にお招きし、研修会を開催しました。6月末でしなの鉄道を退かれ埼玉高速鉄道社長となられますが、短期間で、黒字決算に転じさせた杉野社長のしなの鉄道での功績は多大であったと思います。
又、しなの鉄道を利用して感じることは、駅員が明るくなり、サービスに努めますという姿勢が伝わってくるようになった事、女性社員の雇用により、駅全体のイメージが優しく和らいだと感じます。企画列車の運転等斬新な発想も杉野社長ならでの経営手腕であつたと思います。
杉野社長より「しなの鉄道の現状と今後の課題」について講演を頂き、意見交換を行ないました。
先日来より各派事務局が交流を深めながら資料づくりをした「長野県政策条例研修会」が10時よりサンパルテ山王で開催されました。
長野県議会が主催ですので、担当議員と共に事務局は受付担当となり9時に会場へ集合しました。市町村議員・行政関係職員等、300名近い参加者が参集しての盛大な研修会となりました。
「開催目的」は、平成16年2月定例議会において継続審査とされた条例案及び6月定例会に提案が予定されている条例案等について、県民・市町村・学識経験者等との間幅広い意見交換を行なうことにより、県議会議員がそれぞれの今後の参考に資するため、研修会を開催する。とあり、午前中のシンポジウムのテーマは、「信州廃棄物の発生抑制と良好な環境確保に関する条例(仮称)案について」でした。午後は、講演会「条例制定のあり方」と3分科会に分かれての研修になりました。
研修内容については、木内県議のホームページに詳しく報告されておりますのでご高覧下さい。
研修会終了後、引き続き条例制定について「トライアルしなの」としての勉強会を、会派全議員参加で行ないました。
少し元気が出てきた今井県議を交え、会派控室にて10時より団会議と研修会を開催しました。
<団会議協議事項>
1.平成16年度会派政務調査活動運営予算について
2.県外視察について
3.6月1日実施 長野県政策条例研修会について
当面、各委員会・委員会の現地調査が続くので、(4日縲怩T日 農業議連 滋賀県 木内県議)(7日縲怩W日 土木住宅委員会 中信地区 田中県議)(8日縲怩X日 社会衛生委員会 北進地区 島田県議)(8日 文教委員会 今井県議)(10日 議会運営委員会 田中県議 ・総務警察委員会 木内県議)次回団会議は、11日に開催することとしました。
17日からは、いよいよ6月定例会が始まります。
移動県議会報告会を木内県議の担当で、7月9日佐久市にて開催する予定をたてました。団会議終了後、研修会に移りました。
各課より説明を頂き、活発な質疑応答により理解を深めました。
<研修会項目>
1.「地震財特法の延長について」 危機管理室・消防防災課
2.「個人情報保護条例について」 情報公開課
3.「しなの鉄道の公的支援について」 企画局交通政策課
5月25日、三重県議会を後にして岐阜市へ向かいました。
岐阜駅には、島田代表の友人である杉山氏が迎えてくださり、時間が早かったので予定には入っていなかった美濃市にある岐阜県立森林文化アカデミーを視察しました。
突然の視察にもかかわらず副学長さんや事務局の方々に大変温かく迎えていただき、丁寧な説明と校内をご案内頂きました。
森林文化アカデミーは、「森と人との共生」を基本理念とし、自然を代表する「森」と再生可能な「木」の活用を通して、自然の循環と一体になった持続可能な社会を築く事を目指し、持続可能な循環型社会の形成に寄与できる人材を育成することが目標だそうです。
森林文化アカデミーの設計は、稲荷山養護学校の設計を手がけられた北河原温建築都市研究所との事でした。広い敷地の中に、木がふんだんに使われた建物で、学生たちが明るく伸びやかに学んでいる様子がとても気持ちよく目に映りました。
夜は、宿泊先に他の会合でお見えになっていた木内議員の松下政経塾での同窓生である岐阜県議会の渡辺議員、島田代表の友人である伊佐地氏・杉山氏とトライアルしなの議員が共に国政・県政について意見交換というより激論を交し合う懇談となり、これまた大変有意義な研修の場となりました。
5月26日、9時半に岐阜県議会をお訪ねしました。岐阜県議会でも担当してくださった議会事務局の高津様のご配慮により大変有意義な研修ができました。
岐阜県議会は、全議員49名のうち、県政自民クラブが35名と大半を占め、岐阜県議会公明党2名・県政民主党7名・日本共産党1名・無所属4名と、11会派の長野県議会とは構成も異なっていますので、議会運営も大分違うのではないかという印象を受けました。
「トライアルしなの」としての岐阜県議会での調査事項は「市町村合併に対する県議会の姿勢について」です。
岐阜県では、地形や歴史的な背景もありあまり違和感がなく合併協議が進んでいるとの事で、現在法定協議会に参加していないのは10市町村のみ。6市は既に合併しており、64市町村が法定協に参加しているそうです。地形的に山で分断され、県内でも行き来が大変だった長野県とは、合併に対する意識・考え方の根源が異なっているように感じました。
岐阜県の合併に対する考え方は、「自らのことは自らがきめるという住民自治の根幹にかかわる問題」として捉え、住民自治を実現するためにどういう市町村のあり方がよいのかについては、住民・市町村が自主的に検討し決めるべきもの。市町村は、住民と協働して、生活の現場の視点から市町村合併の必要性について議論を深め、地域の将来を創っていくことが望まれる。県としては、合併特例法の期限を踏まえ、自主的な市町村合併に向けた取組に対し各種の支援を行なうとしています。
近々実現する事になりそうな岐阜県の中津川市と、長野県の山口村との越県合併問題は、、長野県の住民意識の中には今だ大きな問題として捉えている人も多く複雑な心境ですが、岐阜県としては増える立場でもあり、大きな捉え方はしていないような感じを受けました。
岐阜県庁を後に、公設民営方式による公園管理がされている「平成記念公園 日本昭和村」を視察しました。平日にもかかわらず沢山の入場者で賑わっていました。
暑いほどの陽射しの中で、しばし子供の頃の懐かしい光景が目に浮かぶ駄菓子屋さんなどが立ち並ぶ町並を楽しみ,帰途に着きました。