会派日誌

2013/2/26 火曜日長野県短期大学付属幼稚園の継続を!

突然発表された長野県短期大学付属幼稚園の園児募集停止に対し、継続を希望するお母さん方がお子さんを連れて大勢見えられました。園児の募集停止という重大事項を事前の説明もなく来年次入園希望者説明会の際に唐突に突きつけられ、その後も十分な説明・質疑応答の場を設けてもらえなかった保護者の方々は大変困惑されています。県立短大の四年制化の議論の中で、現在も、そして四年制素案の中にも幼児教育は盛り込まれており、実習場所は近隣の幼稚園でもできるという単純な話ではありません。長年の伝統ある素晴らしい幼児教育内容や短大生との交流に期待し、二子や三子をと考えていたお母さん達。突然の新聞発表に心を痛めていた今井議員は、来年度に入園を控える小さなお子さんや赤ちゃん連れのお母さん達の、大切な我が子の幸せな未来を願う切なる思いを、理不尽なやり方に対する怒りを、しっかりと受け止めさせていただきました。

子ども目線、母親目線に立てる今井議員。がんばります!

2012/12/5 水曜日「いのちの叫び」陳情相次ぐ

11月30日の一般質問の日は支持者の皆さんの他にたくさんの傍聴の方が見えました。臼田高校に小諸養護学校の高等部分教室をと求める野沢中2年のお母さん方も見えられました。24年4月には始まる予定であった事案について、昨日の4日今井議員が委員会で今年度も予算請求をして、26年4月開校を目指すとの答弁を取り付け、教育長にも議員は念押しされました。また、パーキンソン病の難病指定の継続について知事と語るご夫妻も見えました。さらに、児童虐待月間中のこともあり、子ずれのお母さんたちも児童相談所の現状、里親制度や施設の状況に関心を持って、熱心に傍聴していかれれました。さらに、地元佐久市・軽井沢町、小諸市等の県内15団体の代表として「りんごほっぺの会(長野市)」のお母さんたちが1・2の2つの請願依頼を持って21・27日と各会派を回ったり、依頼の結果を聞きに何度も来庁し今井議員を訪ね、30日は傍聴、知事にも直接お話しました。1の「保育園及び小中学校給食に於ける定期的な牛乳の放射性物質検査を求める請願書」及び2の「主に子どもが利用する施設において、放射牲物質の汚染に対する長野県の防除基準値を引き下げるための見直しを求める請願書」において、1は保幼については健康福祉委員会、小中給食は文教委員会へ。2については環境委員会へと分けられ、審議されました。3日(月)には加藤副知事と環境部の担当者とも懇談しましたが、国の基準値を中心に考え、飲んでいる牛乳を単体で計ってほしいと言う希望さえも理解されませんでした。翌日4日の保幼での牛乳測定も5日の小中学校給食の牛乳も「継続」となり、通りませんでした。賛成の意見もありましたが、通らずお母さんたちは切ない思いをして帰っていかれました。

 なんとかしなきゃ!がんばれ、今井議員!

『正子県議と熱く語ろう!』内容変更のお知らせ

12月9日(日)(受付 11:30~11:55)

第1部 学習会 12:00~17:00

12:00~12:10 開会行事

12:10~13:10 知事と共に語り合う

「信州の未来像」

長野県知事 阿部守一氏

13:10~14:10 女性議員に贈ることば

-今、なぜ女性議員なのか-

藤原真由美氏(元議会事務局員:大分県)

石坂美知子氏(元中条村議会議員:長野県)

14:10~14:30 休 憩

14:30~16:55 パネルディスカッション

テーマ「議員の果たすべき役割」

パネラー(50音順)

今井正子氏(長野県議会議員)

福島昭子氏(前松本市議会議員)

丸田藤子氏(21世紀ボランテア研究センター代表)

宮澤玉枝氏(元池田町会議会議員)

コーディネーター 樽川通子氏

16:55~17:00 閉 会

第2部   交流会 17:30~20:00

17:30       開 会

来賓あいさつ・阿部知事

17:30~18:30 女性議員自己紹介

18:30~19:55 懇親会

19:55~20:00 閉 会

2012/11/30 金曜日今井正子 一般質問  平成24年11月30日

常に県民目線、現場主義の今井正子でございます。

1 人事委員会勧告と昨年アップした賞与について

昨年のこの議会で県職員、知事はじめ議員等、特別職のボーナスを0,15ヶ月アップ、金額にして総額約17億円アップを議決しました。県内企業の景気動向を見ても公務員ボーナスをとてもアップできる状況とは思えず、決定し勧告した人事委員長にご質問したところ、「7月までというタイムラグがあるから」ということでした。昨年は3.11の大震災・原発事故があり、それ以降下半期は影響を受けた企業も多かったはず。影響を受けなかった大手企業のみの調査なのか。また、その前々年には県内企業を調査した結果、国の勧告よりはるかに下回る状況をみてマイナス勧告を出したところ、各委員が1時間ずつ人事委員長に質問し、翌週まで持ち越すという激しい総務委員会を傍聴していましたので、今回も厳しい論議を期待しましたが、まったく議論がなかったとの事で、ボーナスアップとなりました。今年は据え置き、つまり昨年アップしたままとの勧告ですが、人事委員長にお尋ねします。

今年は控え置き、つまり昨年アップしたままとの勧告ですが、

1 県内企業の現状。

2 調査対象企業の基準、また調査方法はいかがでしょうか。

9月の信越富士通120人、我が佐久でも10月東芝100人、11月スペースエナジー290人はじめ県下で続いて工場閉鎖等が始まっています。これらの企業は来年度の調査対象からはずれ、ボーナス算定に直接の影響はないのでありましょうが、正規従業員20人以下の会社が多い県内であります。大変な時は我々議員も含め、パブリックサーバントも含め、公僕として一緒に苦しみ、何とか上向きになるようすべての産業で補完しあって、頑張るべきだと思います。

人事委員長に再質問致します。先日の新聞に国家公務員より地方公務員の給与が上回ったとありましたが、この点はどのようにお考えでしょうか?

続いて、知事に。県職員はともかく特別職の報酬だけでも昨年アップしたものをお戻しになるおつもりはないのでしょうか。

知事、我々のボーナスだけでも昨年アップしたものを戻し、原発事故以来、放射能からわが子を守ろうと、チェルノブイリで一番問題となった牛乳の検査のできる(環保研にある)ゲルマニウム半導体の購入や、公園等の特に高い部分の防染の費用に役立ててもらえませんか。再度お尋ねします。

2 児童虐待と相談所の現状と課題について

続いて、今、全国児童虐待防止月間と言うことで県庁の一階にも貼ってございます。児童虐待と児童相談所の現状と課題について伺います。痛ましい大阪の5才と7才の子供の事件。そして広島の事件。(どんな状態で子供たちが亡くなっていたのかを思うと、鬼母と呼ばれた母親はもちろん、男親だって居るだろう。どこかにおじいちゃん、おばあちゃんも居ただろうとかわいそうで)無念で、不憫でたまりません。子供は生まれてくる親を選ぶことはできません。また、どんな環境に生まれようが、生きる権利はあります。もっと小さい乳幼児でも虐待が明らかである子、中には仮死状態で運ばれる子等、病院からの通報により「児童相談所」の判断で一時措置され、施設や里親に預けられることになります。相談所の権限・責任・役割はますます重要となり、最前線で働く職員自身も大変なことと思います。健康福祉部長にお尋ねします。

1 現在の児童相談所での相談状況(件数等)、児童養護施設の設置、里親の状況はどうなっていますか。また、施設等に預けられている子供は、何が原因となって預けられているのか。

2 職員体制は十分か。

3 一時、次長をなくし専門職を増やすという施策をとりましたが、その弊害は出ていないかどうか。また、所長は福祉の専門職でなくてもよいのか。3点お願いします。

医師が常駐している横浜市の相談所もあります。

「子供はできるだけ家庭で」という国の方針もあり、他県に遅れをとる里親制度の充実も課題です。最近採用の増えた福祉職・心理職ですけれども、「子どもの権利」を守る法律も強まり、ますます専門的な対応が迫られる中、研修体制の充実も必要と思います。また、老朽化した児童養護施設も今年の伊那のように順次改築が必要かと思います。再質問として、福祉部長の意気込みをお伺い致します。

また、入所等で子どもたちが実父母、親戚、養父母など、その後「家庭」と呼ばれるところで暮らすことができるのはどのくらいの割合でしょうか。18歳になり、施設に居ることができなくなった人の進路はどうなっているのか、また、支援策はどうなっているのでしょうか。3点、お伺い致します。

今ちょうど月間中ではございますが、虐待そしてこの子どもたちに対する県の支援また、地域の支援それぞれの思いで進めていっていただきたく強く要望致します。

3 「障がいのある人もない人もともに安心して暮らせる条例(仮称)」について

知事の公約された「障がいのある人もない人も共に安心して暮らせる条例」に向けて、佐久地区でも先日障がいを持つ子どものお母さん達の会が中心に集会を開きました。いつも支え合い、助け合っているコーヒーブレイクの会を中心に、近くにある現在の臼田高校、佐久新校の南校舎となる学校に高等部の分教室設置を一日も早くとあせる、もうすでに中学生となったお子さんを持つお母さん達が集まっていました。(視覚障がいの方が、夜の会合に出ようと車を頼むと「目の見えない者は、夜は出歩くな」と言われ、切なかった思いなど語り合い、皆さんが「早く条例ができたら」と期待をしていますが、)知事、進捗状況と意気込みを伺いたいと思います。早く条例ができたらと、皆さん期待しております。

4 信州教育の未来について

教育委員長にお尋ねします。初議会で、もっとも基礎となるべき平和観、歴史観からはじまり、教育理念や課題の認識等お答えいただきました。そのお答えの中で2つ感動したことがあります。「教育は人なり」「人とは『先生』です」と言われました。何か原点に返ったような気が致しました。委員長とは同世代で先生に憧れ、子どもや学校が大好きで教員になり、学校が楽しくて時には愚痴を言ったり、生徒を厳しく叱りながらも生徒が大好きだった頃を思い出しました。もう一つ、教員採用試験の中に「深雪(みゆき)せる野路に小さき沓の跡 われこそ先にいかましものを」との文章が出ていたとの事でした。これを聞きまして、教員の心を、暖かい林先生の心を思い、「信州教育は死なず、大丈夫だぞ」とうれしく思いました。また、「まだ、しっかりとした信州教育は残っているのではないか」と感じました。

質問を致します。

1 完全週休5日制が導入されてからすでに10年です。それにもかかわらずさまざまな学力低下、そして不登校等の問題も起きています。この中でボツボツ、土曜日の休み、学校の週5日制を見直してみてはどうか。長野県の「教育県」と言われる県から見直しをしていったらどうかというように思いますがいかがでしょうか。

2 また、「教育は百年の計」と言うなら、「コメ百俵」のような財政を付けていただき、教員がもっと子どもたちと接する時間を確保する為にも、正規の教員を増やす。そして、教員の業務を軽減させるようなことが必要ではないかと考えます。2点教育委員長に伺います。

続いて山口教育長に。「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」について伺います。「採用・人事」の部会では、教員免許状がなくても博士号を持っていれば、一次試験免除の高校理科、本年から始めた大学長推薦等、採用要綱が毎年変わることに疑問の声があります。また、高校の再任用制度も定数1と数えられる制度にも大きく問題があるとの声もあります。論議も良いが現時点での問題点を把握することから始めるべきと思います。いかがでしょうか。また、採用・人事の現在の問題、また、「研修」、「評価」についての問題はどのように認識されているのか、いかがでしょうか。最後に、知事に長野県の教育委員会、そして現場、諸課題をどのように認識されてあり方検討会を作ったのか、どのように委員を選んだのか、どのような議論を期待しているのか、お尋ねして一切の質問を終わります。ありがとうございました。

2012/11/19 月曜日正子県議と熱く語ろう!

阿部守一県知事や各党党首が出席する政治学習塾「しなの」に今井正子県議が無所属議員の代表として県政に対しての思いを熱く語ります。
私たちも正子議員を応援し、県民の・地域の・暮らしの声を届けましょう。

日 時 12 月9 日(日) 受付11:30~11:55
12:00~12:10 開会行事
12:10~12:50 基調講演 講師 長野県知事 阿部守一
12:50~14:20 講演 元内閣総理大臣秘書官 飯島勲氏
14:20~14:30 休憩
14:30~17:00 パネルディスカッション

テーマ 『議員の果たすべき役割』
パネラー 長野県議会議員
自民党 石田治一郎氏
民主党 倉田 竜彦氏
共産党 石坂 千穂氏
公明党 太田 昌孝氏
社民党 竹内 久幸氏
無所属 今井 正子氏
場 所 ホテルメトロポリタン(長野市;長野駅善光寺口)
参加費 2,000 円(「しなの」塾に支払い)

■詳しい内容と、参加申込み書はこちらのPDFをご覧ください。

「よ~く帰ってきたねぇ!

2年振り又サケ(今度は初めての雄)が帰ってきてくれました。一昨年10月20日に65年振りに上田まで帰ってきてくれたサケに続けて2匹目。
今度はNO.100と青いタグがついていました。宮中ダムで確認され、西大滝ダムを越えてきた数少ない運のあった元気なサケ。3年前に千曲市で小学生と放流したサケかも、と新潟水辺の会の方にいわれ感激する県議。
写真は上小漁業協同組合撮影のもの(事務所撮影の写真はまたのちほど)

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