本日は、午後一番に島田議員の一般質問がありますので、朝から原稿の最終チェックをし、質問時間が9分という短かさなので、時間の調整のチャックもされていました。
今議会の「トライアルしなの」が会派として認められている質問時間は24分間で、今井議員が15分、島田議員が9分という割り当てで今回は一般質問を行いました。
県議会が波乱含みの中、「長野県知事と、議会との確執合戦にはうんざり」「県民に目を向けた、本当の県民益論議はどこへ去っていってしまったのか」「地方経済の活性化・少子化現象の打破等、真の議論はたくさんある」等、県内外から様々な意見が寄せられています。又、県民の方から「報道も、知事と県議会の摩擦の部分だけを特集的に取り上げてあたかも知事が悪いと印象付けている感があり、税金を払っている県民はウンザリしてきている」と意見が寄せられましたが、確かにそうとられても仕方ない報道がなされており、報道により情報を得、判断する県民にとっては、県民の望む議会運営がなされていないのではないかととられても仕方のない現実だとも感じます。
「トライアルしなの」では、県民の皆様の声を直接聞くために移動県議会報告会を県内各地で十数回行ってきましたが、12日(土曜日)に軽井沢で開催いたしますのでご都合のつく方は是非ご参加ください。
県議会会派「トライアルしなの」移動県議会報告会
&意見交換会開催決定!
長野県の現状を広く皆さんに知っていただき、県政改革の灯を消すことのないように、ごく普通の県民が日頃感じている知事や議会に関する疑問・要望等を直接意見交換する場にしたいと思っています。
住みやすい地域づくり・県づくりの主役である皆様の多くのご参加をお待ちしております。
★日時:平成17年3月12日(土)
★午前10時縲怐i受付9時半縲怐j
★場所:中軽井沢区民会館
一般質問も5日目。明日の最終日に島田議員が一般質問を行います。
質問項目は、下記の通りです。
1.知事の県政執行に伴う助言と公文書化について
2.県内業者優先施策とその経済効果について
3.県内業者育成・優先の理念について
4.県政改革と県職員の意識・姿勢の現状と傾向について
5.県政改革と職員の意識改革と対策について
6.新しい風を生かす県政の手法について
質問順位4番目(午後1番)の予定ですので、ご都合の付く方は、是非傍聴にいらして下さい。
又、本日下記の申し入れ書が、知事より議会に提出されました。
7日から議会を病気で欠席されている小林総務部長に対して、【人格を一方的に誹謗中傷するごときの質問】がなされたとの事で議会として何らかの措置を講ずるよう求めたものです。
議会のヤジは、会派のテレビで議会中継を見る限り、大きな声が聞こえてはいるものの、何を言っているかまでは、はっきりと聞き取ることは出来ません。しかし、新聞の投書欄等でも以前から、傍聴した方々の感想として【ひどい】という投稿が再々採り上げられておりますし、議員のHP等でも現状が報告されているのを目にし、もしあのような卑劣なヤジが飛んでいるのであれば、一般の企業等通常の社会ではとても発せられない考えられない言葉であり、テレビのドラマ等で見る特殊な場面で使われているような【すさまじさ】で驚かされます。
議員は、県民の信頼を得、信任を得て地域の代表として県会議員になられた方々です。子ども達も報道を通じ見ている県議会ですので、県民が納得する議会運営をお願いしたいと一県民の私は願います。
平成17年(2005年)3月8日
長野県議会議長 古田芙士 様
長野県知事 田 中 康 夫
小林公喜総務部長の本会議欠席に伴う申し入れ
既に御報告申し上げた通り、総務部長の小林公喜は本日、風邪と心労による体調不良の為、本会議を欠席させて頂きます。
猶、氏は去る3月3日の平野成基議員の一般質問に於いて、再三に亘り「うそつき」呼ばわりされた点を、痛く気に掛けている事をお伝え致します。
具体的根拠も示さず、氏の人格を半ば一方的に誹謗中傷するが如き質問を重ねられた点は、残念ながら看過し得るものではありません。
この点に関し、議長が何らかの措置を講じられますよう、強く要望致します。
併せて、議場に於ける議員諸氏の不規則発言に関しても、「議会人」としての良識と良心に立ち返り、地方自治法並びに議会規則に基づき、自律的且つ自発的に善処頂けますよう、強く要望致します。
ここ数日間に限っても、「能力無い奴は辞職しろ」「立て、こら、早く」「水ぶっかけてやれ」「能力ねえんだよ」「この詐欺師」「この野郎、テメエの頭、改革しろ」等々、耳を疑わざるを得ないヤジが、理事者席に向かって発せられております。
これらは何れも、地方自治法並びに議会規則が規定する「品位を重んじなければならない」「無礼の言葉を使用してはならない」に違反する事は明々白々です。高い民度を誇る信州人を代表する方々が集う県議会本会議場に於ける言動とは、俄かに信じ難き代物であり、高い識見に基づく議長の御判断を期待致します。
参考の為、地方自治法と議会規則を再掲致します。
・地方自治法
第129条
普通地方公共団体の議会の会議中この法律又は会議規則に違反しその他議場の秩序を乱す議員があるときは、議長は、これを制止し、又は発言を取り消させ、その命令に従わないときは、その日の会議が終るまで発言を禁止し、又は議場の外に退去させることができる。
第132条 普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。
・議会規則
第118条 議員は、議会の秩序及び品位を重んじなければならない。
第121条 議員は、会議中みだりに議席を離れてはならない。
第123条 何人も、会議中は、みだりに発言し、騒ぎ、その他議事の妨害となる言動をしてはならない。
スペシャルオリンピックス冬季世界大会の閉会式は、5日(土曜日)午後、長野市のエムウェーブで行われ、知的障害者の国際スポーツ大会が幕を閉じました。
島田議員と今井議員は、他の県議会議員の皆様と閉会式に臨みました。
テレビで放映されていた閉会式の様子は、障害をもたれていても前向きで頑張ったアスリートの皆様の満足感あふれ、清々しく輝く笑顔が場内いっぱいに溢れ大変感動しました。大会を支えて下さった皆様のご労苦を思うと、本当に感謝の気持ちがあふれます。SO事務局へ派遣され頑張っておられたある県職員の方が、「何とか無事に成功して、安心してゆっくり眠りたい」と過日おっしゃっていましたが、「本当にご苦労様でした」と運営にご尽力された皆様に心から敬意を表します。
SO日本の細川理事長はご挨拶の中で「本当の成果が問われるのはこれから。・・・・」とこれがゴールではなくあらたな出発点であると述べられていますが、平和のメッセンジャー達が世界各地から集い、勇気の翼をさらに広げて世界各地へ戻って各地で花開かせ、世界中が平和と優しさに包まれる事を心から願い、「大成功」だったという評価が高い大会になりました事を心から嬉しく感じました。又、閉会式のフィナーレでは「WAになっておどろう」に合わせて会場が一体となって楽しそうに踊る様子は、大変心温まる情景で、世界は一つという感を深くしました。
県議会は、本日より3日間、先週に引き続き一般質問が行われます。島田議員は、一般質問の最終日、9日に質問を行います。
暖かな地方では、桃や菜の花が開き、風も春めいてくる弥生3月。
3月3日はひな祭り。華やかに雛人形を飾りお祝をします。
ひな祭りの起源は、上巳節(じょうしのせつ)と呼ばれる行事から伝わり、3月初めの巳の日に、水辺に出て災いをはらうためのみそやお祓いを行ったもので、奈良時代の頃から3月3日の行事として定着したとの事です。
スペシャルオリンピックス冬季世界大会は、世界の人々との交流を図りながら7競技場で熱戦が繰り広げられています。頑張るアスリートや家族の皆様、大会を支える皆様のお陰で素晴らしい大会になっていることを改めて感じます。心打つ感動的な多くの場面がこの大会を通して報道されています。この大会開催の真の意義は、10年後の社会にどのように生かされているかで真価が問われるとの事。知的障害のある方々の社会参加が進んで、誰にも開かれた温かみのある社会の創造が出来ていることを心から願います。
本日は一般質問2日目。議場では質疑が繰り返されていますが、今議会から県内数箇所ののケーブルテレビが県議会の議場中継放送を始めました。県民の視線が議場に注がれる機会が今までより増えました。
県民の望む質疑の展開を期待します。
風が冷たい朝でした。
今井議員が本日一般質問という事で、今井議員の応援のため来庁される地元の皆様は、朝早く北佐久地域をバスで出発し、午前中はホワイトリンクでSOを観戦してきました。
丁度、日本選手が頑張っているフロアホッケーだったとの事で大変感激したと、喜ばれてお見えになりました。「個人ではなかなか来られなかったけれど思わず観せてもらって良かった!」「頑張っている姿に感動した!」等と、スペシャルオリンピックスに対する理解が深まった様子が感じられ嬉しく思いました。
今井議員の質問は、本会議前の議会運営委員会が延びて本会議開始が30分送れ、午前中1議員しか質問が出来なかった事により、予定時間が大幅に遅れてしまいましたが、会派の代表的な質問順位での質問でしたので、今回はいつもの「正子流質問調子」ではなく、粛々となされました。
質問項目は昨日のHPでお知らせいたしましたが、元教師の今井議員は日ごろから教育関連に力を注いでおられますので、本日の一般質問にも多くを取り入れました。
又、最後の山口村の越県合併に関する質問に、議場内の議員から失笑と「そんなこともう忘れてしまった」というようなヤジがとんだとの事、本当に残念な想いです。山口村が中津川市に合併したのは、つい最近のことなのです。しかも、その長野県として大事な山口村の越県合併関連議案は議員から提案がなされているのです。。残りたい人々の苦しみも熟慮の上で提案していれば、いくら多忙を極める県議さんであろうと、そんなにすぐには忘れることはないと思うのですが・・・どうなのでしょうか?
いまだまだ、信州に残りたかった方達の多くは「無念」の思いを胸に秘め、村の中が「中津川市」に日々変わっていく中で、「まるで村が侵略され占領されてしまったような思い」という言葉で寂しさをあらわされているのを先日お聞きしました。県民の民意を背負っている議員として、もう少し人の心を思いやる温かさがあっても良いのではないかと心寒くなる思いをしたのは、私だけだったのでしょうか?・・・
知事は、今井議員の質問に対し、議場から失笑が漏れたのは「大変複雑な思い」と述べられていましたが、いまだ悲嘆の日々を送られている方々に対して、本当に複雑な想いです。
<今井議員の山口村に関する質問部分>
4.山口村越県後の支援と県境の対応について
去る2月13日、信州山口村が幕を閉じ、長野県を去ってゆきました。
藤村記念館を守ってきた副館長さんが、【越県合併反対を応援してくださった皆様へ】と個人名で出された御礼状の中で、「長野県民として生活し、まじめに税金を納め、長野県の発展のため微力ながら尽くしてきたつもりであり、長野県に残りたい、長野県・信州の財産を守り、発展に寄与したいと思っていたのに追い出されてしまうことになり、本来なら、知事はもちろん県議会も県民の財産を守り、県民を守る義務があったはずです。それは、多数決や民意などの上に位置する筈です。」と訴えられておりました。
この「閉村越県」へと導いていった12月県議会での論戦と、「知事名での合併申請」が持つ、その歴史的重みと、無念さを、わたくしは生涯忘れることができません。
旧山口村には、未だ解決に至らぬ農協の移管問題で不安を訴える農業者が数多くおいでになり、さらには、長野県内に住居を移した方や、「活動の拠点を南木曽町に求めたい」と訴える方々も少なからずいらっしゃるのです。
知事は、最後まで長野県民でありたいと願った皆さんの「無念の気持ち」を、そして今も不安を抱きながら暮らしている皆さんの声をどう受け止めていらっしゃるのですか? 未だ、信州への思いを抱く皆さんへの支援策の現状と今後の対応についてお答えいただきたいと存じます。忘れてはいけないと思います。
そして、二度とこのような悲しい歴史を繰り返さないためにも、知事自らが県境地域へ足を運んで、その実情を把握すべきと思いますが、その意志と、県境地域への支援について、どのように取り組んでいかれるのか具体策をお聞かせください。
本日より弥生三月。県内各地の学校では卒業式が行われる季節となりました。
明日から県議会は一般質問がはじまり、第一日目の2日(水)の4番目に今井議員が一般質問を行います。
今井議員の後援会の皆様は、ホワイトリンクで行われているSOのフロアーホッケーを観戦し、その後傍聴に見える予定です。
今井議員の質問項目の概要は下記の通りです。
1.市町村自治の県の支援について
(1)市町村派遣職員の現状
(2)コモンズ支援金について
(3)その他支援策
2.子育て支援について
(1)幼児教育振興プログラムと子育てサロンについて
(2)県内保育園と幼稚園の現状について
(3)児童相談所と里親制度について
3.教育問題について
(1)信州モデル創造枠予算について
(2)高校改革プランについて
(3)信州教育と土曜日特区について
(4)長野県教育についての感想について
4.山口村越県後の支援と県境の対応について
ご都合のつかれる方は、是非傍聴にいらしてください。