会派日誌

2005/7/19 火曜日今井議員信州大学で講演 「共生社会への課題: マイノリティとジェンダー」  田中知事も超満員の会場で公開講義最終日

本日、午後2時20分より、松本の信州大学経済学部の金早雪教授の授業に、今井議員が講師として招かれ、講義を行いました。授業は、「共生社会への課題: マイノリティとジェンダー」をテーマに、既に何人かの講師がそれぞれの課題に合わせ授業を受け持ち、今回の今井議員が最終回との事でした。 
金早雪(きむ ちょそる)教授は、背が高く颯爽として、とても理知的な魅力的な素晴らしい女性で、信州大学で既に、18年も教鞭をとっておられるとの事。(1986年信州大学経済学部助手、専任講師・助教授を経て、2001年教授)
授業の進め方も、学生の心を捉えた的確な進め方で歯切れが良く、親しみが持てました。テレビカメラを通じて、県内各地の会場を結んでの授業でしたが、今の時代の授業はこのような事ができるのだと改めて感心しました。
今井議員も、信州大学で英語の講師をされていたことがあり、懐かしい大学での授業で、『水を得た魚』のように活き活きと講義され、長い教員生活の経験が余裕を生むのか、とても内容のある良い授業でした。議員としても、全てのことに情熱を注ぎ、一生懸命で行動的な今井議員ですが、もしかしたら議員より学校の先生の方が適任・・・かな?と思うほど、楽しそうな美しい笑顔で、爽やで温かな印象の授業を展開されました。私も若い学生さんに交じり、40年ぶりに大学の授業を受け、青春時代に戻ったような懐かしい思いをしました。
共に授業に参加させて頂いた事で,男女共同参画に対する20代の考え、県政や政治に対する姿勢・把握状況・合併問題に関する考え等が解り、良い政務調査の機会を与えていただいたと思いました。
今井議員の授業内容は、下記の通りです。

授業題目
「共生社会への課題:マイノリティとジェンダー」  金早雪先生担当
授業日2005年7月19日(火)     講師  県議会議員 今 井 正 子

1.はじめに
 自己紹介と政策決定の場(議会) に進んだ過程

 ・信州大学教育学部大学院 教科教育研究科(英語専攻) 修了
 ・2003年2月まで信州大学で一般英語の講座を持つ
 教育学部・工学部・理学部対象。まれに1年時の経済学部生
 ・千葉県の高校で5年、長野県に戻り、中学・高校・短大・大学で25年英語を教える傍ら、
環境問題や教育問題で地域で協働生活をし、又、町おこし、まちづくりに取り組む中、2003年4月議員に当選。
 文教企業委員・決算特別委員、農業振興議連の委員・長野県PTA親子読書推進の会、水と緑の会・水辺の会に所属し、20年来活動。

2.教育の世界でのマイノリティとジェンダー
? 30年前の教育界における女性の位置
  ? 教育改革の中におけるマイノリティとジェンダー

3.議会での男女共同参画
? 女性(婦人) 参政権(公民権)-= 婦選運動  平塚らいてう氏・市川房枝氏
  ? 現在の議会構成と日本における共同参画の経緯
  ? 世界における女性の議会進出とクォータ制

4.終わりに
   政治は生活の基本。
   若者の政治への関心・参加が、地球や県・国・世界を変える。
   勇気を!
   Where there is a will, there is a way.

今井議員の授業に対して学生さんからも、男女共同参画を進める上で、まず女性が参画できるよう、社会環境を整えるべきであるという主旨の質問や意見等が出ました。

又、4時20分から5時50分まで、田中知事の信州大学公開講義『信州ブランドの創造』第7回「信州ブランドを創る」縲恆濠・€怩ェ、同じ信州大学構内で行われ拝聴しました。
教室内は溢れんばかりの人で、若い熱気がムンムンしていました。
一般参加の方も多く、聴いている年齢層が広かったです。
学生の場合、新聞を取っている人が少ないという事が今日の授業で判明したので、県政や知事の活動等、どの程度身近なものとして感じているか判りませんが、長野県の基本戦略「優しさ・確かさ・美しさ」を基盤とした信州ブランドの創造を改めて心から願いました。

2005/7/16 土曜日夏到来 各地で熱気溢れる『夏祭り』  15日は、東京で行われた研修会 『自治政策講座in東京』竏衷Z民と生きる自治体運営-に両議員参加

本日16日より月曜日の『海の日』にかけて、三連休の所もある中で、私の住んでいる上田市では夏の到来を告げる『夏祭り』の一つ『祇園祭』が、関係各位のご尽力と、約5000人の神輿の担ぎ手や、祭りを支える各自治会の皆様・多勢の見物の皆様の情熱で賑やかに行われました。市内の39自治会から約90基の神輿が参加し、市内中心街を練り歩き、浴衣姿が目立つ多くの見物客と共に大いに「祭り」を盛り上げました。市内は活気に溢れ、祭りは夜最高潮に達し、拍子木や笛の音、法被姿の担ぎ手の威勢のいい掛け声が街中に溢れました。
『夏祭り』はこのあと、二週間後の『上田わっしょい』、8月の花火大会・盆踊りへと移ります。
祭りは『コモンズ』が最も実感できる行事で、地域や町内住民の活力溢れる協働で成り立ち、心の交流が深められる良い機会だと感じます。私の住む町でも、朝から20代縲鰀80代の皆さんが出て、互いにお喋りを楽しみながら「おむすび」を握り、祭りに備えました。同じ町内に住んでいても、日頃なかなか顔を合わせる機会が少ないので、お互いを知り合う良い機会にもなります。
 
 『トライアルしなの』では、7月15日(金)に会派研修として東京の五反田ゆうぽうとで行われた『自治政策講座in東京』竏衷Z民と生きる自治体運営-に両県議が参加しました。
講義は、朝から夕方までびっしりと行われ、大変有意義であったとのことです。

★講座No.1 『自治の原点と議会の役割」
(講師) 自治体議会政策学会会長 竹下 譲氏(四日市大学総合政策学部長)

★講座No.2 『保険制度の再構築-介護保険・医療保険』
     (講師) 高木安雄氏 (慶応大学健康マネジメント研究科教授・同研究科委員)

★講座No.3 『自治・分権と三位一体改革』
     (講師) 神野直彦氏 (東京大学)

★講座No.4 『談合社会を変える竏抽Jかれた行政』     (講師) 武藤博巳氏 (法政大学)

★交流会

2005/7/12 火曜日閉会後の静寂  議会棟は一変して別世界

昨日で6月定例会が閉会。一般の県民や議員、県職員、報道関係者で活気が溢れていた議会棟は、一変して静寂そのものになりました。
慌しい日々が夢のようですが、議会中に溜まってしまった日常業務に追われた一日でした。
議会中に、民主的な議会運営を願い「日本共産党長野県議会議員団」と「あおぞら」「トライアルしなの」で、下記の要望を議長宛に提出しました。

                     平成17年 7月 8日
県議会議長 萩原清様

              あおぞら代表 林 奉文
              トライアルしなの代表 島田基正
              日本共産党長野県議会議員団団長 石坂千穂

 以下の通り申し入れます。
 委員会の委員の配分方法について、従来の会派勢力比率を基準とした方式(ヘア・ニーマイヤー類似方式)に不都合が生じたとは承知しておりませんが、今回なぜ従来の方式からドント方式に変更されたのか理解に苦しむところです。
 委員の配分方法には種々の方式がありますが、ドント方式は通常、多数政党に有利な仕組みとされ、本来この議席の配分方式は数千、数万と言う規模の投票結果に適用すべきもので、委員会の委員配分にドント方式はなじまないと考えます。百条特別委員会での採用が決まった、「ドント方式、定数17名」と言う選択は、トライアルしなのを代表からはずして、尚且つ最大会派が其々3議席確保できる方式と言うほかありません。
 より、少数会派が参加しやすい制度を選択するならば、修正ドント方式であるサン・ラグ方式にするべきところです。とりわけ、議会運営委員会などは、数の論理によらない運営で委員を配置すべきあり、改めての検討が必要です。
 以上の理由から、ぜひ、今後の委員会の定数と委員の配分方法についての再検討を申し入れます。
 上記の申入れについては、僭越ながら、文書にてご回答下さるよう御願い致します。

以上

2005/7/11 月曜日本日で6月定例会閉会  最終日 今井議員、県公安委員選任で質疑。

本日で6月定例会が閉会となりました。
午後1時からの本会議で、付託案件全部各委員長報告が行われ、それぞれの委員長報告について採決が行われました。
知事提案の31議案のうち、18議案は原案通り可決しましたが、『信州型木製ガードレール設置事業費』1億6800万円全額削除。『コモンズ支援車(5台)配置事業費』2900万円の全額削除。知事が選任するとした旧望月町の吉川徹元町長の公安委員会委員の否決等がなされました。指定管理者制度に係る条例改正については継続審査など、すべてが委員長報告どおりに決定となり、最近では珍しく早い時間(午後三時前)に閉会となりました。
 今井議員は、旧望月町が北佐久郡(現在は佐久市へ合併)であり、地元であり、元吉川町長の誠実な人格を評価していましたので、県公安委員選任に際し、質疑を行いました。結果は、賛成16票、反対39票で不同意となってしましました。(1議員欠席,1議員退席)トライアルしなのは、両議員とも賛成票を投じましたが、残念な結果となりました。
閉会後の記者会見で、知事は議会への思いを「地動説(知事が目指す『県政改革』)・天動説(議会側の姿勢)」になぞらえ、無念の思いを表現されました。 

今議会に県民から寄せられた意見の中には、「県議会は、真の県民益のため議論を深めたという認識を持っているのか?」「県政の根幹に関わる議論がされたのか・?県民には、まったく伝わってこなかった。」「県民の生活を守る目線を県議は持っているのか?」「オリンピックの帳簿問題こそ百条委員会を設置すべきである。」「県議会の中で、県議達が自分達のために税金を使うのではなく、県民の生活を守るために汗して働いて欲しい」「県議会議員が県民のためにどんな仕事をしているのか、評価の物差しがないので県民には判らない。成果を公表して欲しい。」「県議側からの、政務調査費が活かされた県への提案事項等が伝わってこない。」「県議は批判ばかりしていればよいのか?」「高齢化社会へ向けて、高額な議員報酬感覚ではない庶民感覚で対応を考えていてくれるのか?」「福祉の充実は具体的に提案してくれているのか?」「少子化による教育費は県がどこまで負担していくのか。」等々、様々な疑問が寄せられています。

全国に誇れる「長野県」になるために、県民は、知事や県職員・県議が一丸となって県民のために是非頑張ってほしいと願っています。県民の生活を真摯な目で捉え、生活を守る県政を期待していると思います。
「知事と議会の対立」など県民は望んでいません。
未来を見据えた「しっかりとした県政」を願っているのだいう事が、寄せられた「県民の声」から伝わってきます。

2005/7/8 金曜日5日から7日まで委員会  本日は議案整理のため本会議なし  総務警察委員会で県公安委員人事を否決された理由求め吉川氏が「質問書」提出

7月5日から7日まで、各委員会にて補正予算案等が審議され、「木製ガードレール」「コモンズ支援車整備費」等が全額削除。高校改革統廃合案の白紙撤回を求める決議案が採択されました。又、警察委員会で具体的な不適任理由を明らかにせず、討論や質疑が何もされずに公安委員に「不適任」という理由で否決された、旧望月町町長の吉川徹氏が、木下委員長に否決の理由を明らかにするよう求める質問書を手渡しました。吉川氏は、その後、表現センターにて記者会見を行いましたが、一部の報道で否決理由が、「望月財産区の問題」と、「過去に特定の政党に所属したこと」があげられていたが、個人情報問題をどのように調べたのか。財産区の問題は過去に取り調べられたこともなく、公職選挙法に触れたことも無い。調査もせずに憶測で判断したのか等説明を求めていましたが、委員長の回答は「不適任」であるとだけの理由でした。ご本人に心当たりが無いことであれば、納得のいく説明をして欲しかったのだと思います。
トライアルしなの」には、総務警察委員がいないので詳しい経緯はわかりませんが、議会内に、中傷する様々なビラが配られていたとの事。もし、真実でないビラが配布されたのであれば、大きな人権問題に関わる事だと考えますが・・・いかがでしょうか???
吉川氏の立場で考えると、突然に降って沸いた様な出来事に翻弄され、屈辱を味わい、事実ではない事まで、あれこれ憶測されて悔しい悲しい思いをなさっているのではないかと推察します。わが身に置き換えたら、どんなにか悔しく辛く悲しい事でしょう。
今まで県公安委員会委員を務められた「松本サリン事件被害者」の河野義行氏が事件直後、事実無根の疑いをかけられ苦悩された時の嘆き・苦しみ・悲しみ等とダブり、人生には思いがけない時に思いがけない事がおきる恐さ、「諸行無常の憂い」を改めて感じました。

2005/7/5 火曜日4日の本会議で調査特別委員会「百条委員会」設置決定

一般質問の最終日、4日の本会議で、地方自治法に基づく調査特別委員会「百条委員会」の設置を求める決議案を、「賛成44」対「反対13」で可決。設置が決まりました。
「百条委員会」に付託された調査事項は以下の4項目。
 ?県下水道事業に対する知事後援会幹部の働きかけに関する事項
 ?「下水道関係の働きかけに関する文書に係る公文書公開請求に関する事項
 ?県の事務等に対する知事後援会の関与及び費用負担に関する事項
 ?住民基本台帳ネットワークシステムへの侵入実験に関する事項

2人会派の「トライアルしなの」は、少数会派という理由で、この「百条委員会」の委員にはなれませんが、多額の税金や時間を費やして調査する意義を考えると、共産党県議団の藤沢議員の反対討論が、県民の民意を的確に捉えていると感じました。
藤沢議員は、知事の側にも疑惑を抱かせたことに対して責任の一端があることを指摘しながら、知事が利権に関わった事実はなく、調査委員会の設置は必要ない。又、住民基本台帳ネットワークシステムへの侵入実験は、財務規則から外れた手続き上のミスがあったことは明らかで、今後の改善は必要であるが、{百条委員会}の対象となるような問題ではない。そもそも住民基本台帳ネットワークシステムは、政府が地方自治体に押し付けてきたものであり、現に多額の費用負担があるのに、各自治体での利用者は数%に留まり、利用しているのは圧倒的に業者であり、大量の個人情報が次々に流出して大きな問題を生み出している。長野県においてその安全性について検証する事は県民の利益を守るという点で正当な対応であった。ゆえに、設置反対。
 又、以下のことこそ優先的に真相解明をして欲しいと県民が望まれるのではないか。

  ・五輪招致委員会の帳簿償却問題
  ・県議の一人が県業務の受注企業で顧問を務めていた
  ・元県政会の政務調査費が宴会に使われていた問題
  ・県議一人で150万円も行使などの海外視察の実態

自分達の不都合な調査・解明には[ふた}をしてきていて、知事に対してだけ「百条委員会」を設置するというやり方は県民の理解を得られない。
今県議会がすべきことは、不十分な知事の対応を攻め立てるなど「政争の具」としてしか県民にはうつらない「百条委員会」の設置ではなく、「県民の暮らしを守る」ためにこそ汗をかくべきである。
暮らしへの応援・福祉の充実こそ県民の願いです。という内容。
まさしく、県民が、県議会議員に求めるものは???
『知事や県議会内に目を向ける以上に、県民へ向かって、県民の生活向上のために、県民へ目線を向けてほしい』という「県民の声」が沢山聞こえてきます。

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